By hashimom @
2013-08-05 00:19
はしもとまさです。お久しぶりです(^^)
OSC京都へ参加してきましたので、その活動報告を致します。
去年に引き続き、OSC京都は今年で2回目ですが、
今年の OSC京都は、これまでと異なり、
ブース出展には多くの方にご協力いただいたオープンソースカンファレンスとなりました。
この場を借りて、ご協力いただいた方にお礼申し上げます。
(これからもよろしくお願いしま~す!)
OSC京都は、京都が学生の街ということもあり、他の場所よりも学生さんが多い印象があります。
その中でも特に多かったのは、OSCボランティアで参加していた女子学生の方々に
「(ギーコの)ぬいぐるみがかわいい~」
と言ってもらえたことですね。
やはり、ギーコは openSUSE の魅力の1つだと思いますので、
今後ももうプッシュしていかないとダメのようです(笑)
さて、今回は急遽私がセミナーの担当となりました。
諸事情により準備から発表まで4日ほどしかなかったのですが、
何とか形になって、少しほっとしております。
以下の場所に発表時の資料をアップしました。
興味のある方は一読ください。
—
OSC京都 2013:
8/3(Fri)
- ビラ配布: 35枚
- DVD配布(32bit版インストールDVD): 12枚
8/4(Sat)
- ビラ配布: 46枚
- DVD配布(32bit版インストールDVD): 25枚
(個人的には土曜日にもうちょっと配りたかったですね^^;)
—
次回は、秋にOSC東京でしょうか。
私は行けるかまだわかりませんけどね^^;
今後も openSUSE をよろしくお願い致します。
By ftake @
2013-05-31 02:29
openSUSE 12.3 では、TeX Live 2012 になり、導入の方法が少し変わりました。 卒論シーズンを迎える前に、日本語を扱える TeX 処理系の1つ、pTeX (platex など) のインストール方法を紹介します。
TeXLive 一式と、pTeX を入れるには、zypper であれば、次のコマンドでインストールできます。なお DVD には含まれていないパッケージのため、インストール時にはネットワークへの接続が必要です。 (YaST であれば、ソフトウェアの管理から texlive-ptex を入れて下さい)
$ sudo zypper install texlive-ptex
これで platex などのコマンドは使えるようになりますが、dvipdfmx で PDF に変換する時にフォントが埋め込まれません。PDF に IPAex フォントを埋め込むのに必要な ptex-ipaex.map ファイルは、TeXLive 2012 に含まれていますので、以前のように自分でファイルを書く必要はありません。 TeXLive を構成するファイルがどのパッケージに属しているかを検索するには zypper wp ‘tex(ファイル名)’ が使えます。ptex-ipaex.map では次のようにして、texlive-jfontmaps に含まれていることが分かります:
$ zypper wp 'tex(ptex-ipaex.map)'
S | 名前 | 種類 | バージョン | アーキテクチャ | リポジトリ
--+-------------------+------------+------------------------+----------------+------------------
| texlive-jfontmaps | パッケージ | 2012.60.svn25887-4.2.1 | noarch | openSUSE-12.3-1.7
‘tex(ファイル名)’ はインストールするときにもそのまま使えます:
$ sudo zypper install 'tex(ptex-ipaex.map)'
インストールしたら、dvipdfmx が自動的にフォントを埋め込むように設定します
$ sudo updmap-setup-kanji ipaex
また、日本語でドキュメントを書くときに、旧来の jarticle.cls ではなく、jsarticle.cls を使う人も多いでしょう。これも同様にインストールできます。
$ sudo zypper install 'tex(jsarticle.cls)'
残念ながら TeXLive には含まれていない TeX パッケージもあります。(日本語を含むソースコードのフォーマットに便利な jslisting など)そのような TeX パッケージは ~/texmf/tex の下に配置すると良いでしょう。
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By ftake @
2013-02-28 01:40
先日の OSC 東京では、多くの方にブース・セミナーに来て頂き、ありがとうございました。今回は SUSE Studio の活用して、クラウドインフラで openSUSE を使う方法を中心に紹介しました。
セミナーの資料は SlideShare で公開しました:
クラウドインフラのゲストOSはopenSUSEで
ブースで配布した資料はこちらです:
Geeko Magazine vol. 6.1
来月には openSUSE 12.3 の公開があります。リリースイベントも開催する予定です。
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By ftake @
2012-12-23 15:46
16日に日本 Microsoft で行われたオープンソースカンファレンス.Cloud に参加してきました。当日は衆議院選挙の日でしたが、OSC 会場ではクラウドインフラ用(ゲスト)OS 総選挙を行いました。
この総選挙ではクラウドインフラ(EC2, Azure, VPS, …)のゲストに導入している OS と、その OS の理想とするサポート年数(パッチ提供期間)を投票してもらいました。使用用途での分類もしました。
「お仕事・本格的」カテゴリでは、事前の予想通り CentOS がトップとなり、RedHat Enterprise を使っている方もいるようです。興味深いのはサポート期間で、
- クラウドでも長ければ長い方が良い
- 仮想化するとハードウェアが壊れても使い続けられるので長くなりそう
- Web フレームワークのサポート期間が3年くらいなので、OSもそれくらいで十分
- ハードウェアの減価償却で5年+α 欲しい
などの意見があり、3年以内と、5年、それ以上に分かれるようです。5年以上となると、やはり Enterprise 版の出番かと思いますが、3年であれば、コミュニティサポートのディストリビューションでも考えても良いのでは無いかと思います。(openSUSE には Evergreen と呼ばれる LTS サポートチームもあります)
個人的な用途や研究開発ではサポート期間は特に関係ないという意見が占めました。openSUSE 表が7票入っていますが、そのうち4票はユーザ会関係者以外により投じられています。また Ubuntu の割合も多くなっています。
最新号の Geeko Magazine では SUSE Studio を使ってカスタマイズ済の openSUSE のディスクイメージを作り、VPS と Azure 上に簡単に仮想マシンを構築する方法を紹介しました。後日公開予定です。
Tips: Zypper が遅い…そんなときは?
zypper コマンドで search や install をするのに、実行後出力が出るまで待たされることは無いでしょうか?
Zypper が裏で何をしているか、何に時間がかかっているかを知るには、-v オプションを使います。
$ zypper -v search ibus
冗長性: 1
オプション以外のプログラム引数: ‘ibus’
ターゲットを初期化しています
取得しています: repomd.xml ………………………………..[完了 (548 B/s)]
取得しています: content ……………………………………………[完了]
取得しています: media ……………………………………………..[完了]
取得しています: content ……………………………………………[完了]
取得しています: media ……………………………………………..[完了]
取得しています: repomd.xml …………………………………………[完了]
取得しています: repomd.xml …………………………………………[完了]
リポジトリのデータを読み込んでいます…
インストール済みのパッケージを読み込んでいます…
強制的な解決: いいえ (N)
S | 名前 | 概要 | 種類
–+————————————–+———————+—————–
i | ibus | Linux OS 向けイン-> | パッケージ
遅くなる大きな原因はリポジトリの自動更新です。リポジトリの自動更新を有効にすると、上記の例の場合は、検索をする前に、リポジトリの内容が変更されているかをサーバーに問い合わせ、変更されていればリポジトリの情報を取得し直します。 software.opensuse.org の 1-click インストールで、たくさんのリポジトリを登録している場合、これらのリポジトリを1つ1つ調べに行くので、時間がかかります。
手っ取り早い解決策は自動更新を無効にすることです。zypper コマンドからであれば
$ zypper mr –no-refresh リポジトリ番号or名前
で指定したリポジトリの自動更新を無効にできます。リポジトリ番号は
$ zypper repos
で確認できます。もちろん YaST からも変更できます。
自動更新を無効にすると、適当なタイミングでリポジトリの情報を取得しなければいけません。サーバーなどであれば
$ zypper refresh
を、検索やインストールする前に1回だけ実行して下さい。デスクトップであれば Packagekit が定期的にリポジトリの更新を行っていますので、上記のコマンドはあまり必要ありません。
参考: 覚えておきたい! zypper コマンドの使い方
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By ftake @
2012-09-23 00:46
12.2 が公開されたというのに、最近、更新が少なくてすみません。写真をアップロードしたりするのは Facebook が手軽すぎて…。アカウントを持っている人は日本 openSUSE ユーザ会のページももチェックしてみて下さい。
さて、毎週土曜日の夜に行われている IRC の定例をやっていると、次のようなことがあります。
- 参加していない日のログが欲しい
- 途中で抜けて戻ってきたときに、その間の発言を受け取りたい(特に途切れやすいモバイル環境で)
そこで便利なのが IRC Proxy です。IRC Proxy をどこかのサーバーにインストールしておくと、proxy が IRC サーバ(freenode など)に接続し続けてくれます。手元の IRC クライアントから proxy に接続すると、そのまま会話ができ、ログなども取得できます。
今回は、IRC proxy に znc を選びました。通信の暗号化にも対応しています。またサーバーは OSC で無料の VPS アカウントを配布している、Joe’s の VPS に openSUSE 12.1 をインストールして行いました。
znc は公式リポジトリには収録されてなく、OBS の server:irc に入っています。まずは、リポジトリを登録してから、znc をインストールします。
$ sudo zypper ar -R obs://server:irc/openSUSE_12.1 sever:irc
$ sudo zypper install znc
znc を動かすのに使うアカウントでログインして設定をします。こちらの記事を参考に設定しました。非常に手抜きですみませんが、今日はここまでです。
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By hashimom @
2012-05-15 22:44
openSUSE ユーザ会名古屋支部開設(?)から約半年。
オープンソースカンファレンス名古屋に初参戦しました!!!
1日限りの名古屋のお祭り。
特大ぎーこ君も、そんなお祭りのために名古屋初上陸でしたね!
(つか、あの子は東京から出たこと自体が珍しいのだけど…。)
そんな特大ぎーこ君&ちびぎーこ軍団を見に来てくださった方に話を聞いてみると、
思っていたより、「SUSE、使ったことあります!」という方は多かったように感じます。
そんでもってセミナ-。
…まさか立ち見が出るとは思わなかったよ(笑)。
今回は初心者向けのセミナー(というより僕の担当は初心者向け「専用」^^;)でしたが、
思いの外、反響も良かったように思います。
知ってるようで知らない、そんな openSUSE の使い方が紹介できたのではないでしょうか?
資料はこちらに置いておきました。↓
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By hashimom @
2012-03-24 12:46
こんにちわ。ご無沙汰(?)しております。
この度、openSUSE 定例会を、毎週土曜 22 時から、開くことにしました。
場所は、IRC チャットの下記場所となります。
- サーバ 「freenode」
- チャンネル 「#opensuse-ja」
- 文字コード 「UTF-8」
…と書かれても、「入り方がわからない!」という方は、下記の手順でお願いします。
- ブラウザで「http://webchat.freenode.net/?channels=opensuse-ja」を開く。
- 次の情報を入力して、Connect をクリックします。
- Nickname :表示させたいニックネーム
- Channel :opensuse-ja
- reCAPTCHA :画像内に表示されている文字列
もちろん、IRC クライアントからもログインできます。
但し、一点注意していただきたいのは、 文字コードを UTF-8 にしていただくこと。
これを忘れられると、他の方には文字が読めなかったりするので、レスができません(^^;
この定例は、日本語で行われ、毎週特に目的などが決まってるわけではありません。
どなたでも参加できます。
「単に openSUSE についてだべりたい!」という方でも、
「実は他のディストリビューション使ってて、まだ openSUSE を使ったことがない」という方でも、
お気軽に遊びに来てください。
これを始めたきっかけについては…「続きを読む」をクリックしてください。
皆様のご来訪をお待ちしておりますm(_ _)m
※ユーザ会が始めた企画ではありませんので、ご了承ください(^^;
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