By Syuta Hashimoto @
2019-08-08 18:42
橋本修太です
私が、では無く、ユーザ会で、なのですが、「日経Linux 9月号」に「openSUSE Leap 15.1がリリース 会議では今後の方針も明らかに」と題してレポートを書かせて頂きました。(文責は私でございます。)
内容は、「GeekoMagaze 2019 夏」号で武山さんが記事にされているLeap15.1の紹介から要点と、5月にニュルンベルグで開催されたopenSUSE Conference 2019のレポートです。
Leap 15.1は、マイナーバージョンアップリリースなので目玉機能とかよりは15.0からのスムーズな移行に重点が置かれているのですが、それでも細かい所は結構かわっていて(YaSTやカーネルへのパッチなど)、openSUSEユーザはもちろん、ユーザで無くとも興味を持って頂ける記事となっています。
是非、この記事で状況を把握していただいて、openSUSE Leap 15.1 を使ってみましょう
日経Linux 9月号 オフィシャルはこちら
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By Syuta Hashimoto @
2019-08-04 14:12
- 2019/08/04 画像サイズが小さかったのを、フルサイズに修正しました。
- 携帯用をアップしました。
- ※※画像はサムネイル表示になっています。フルサイズは「名前をつけてリンク先を保存」で保存してください。※※
- ** IMPORTANT ** image is thumbnail. If you want to get this wall papers, you should download which linked to.
openSUSE mini Summit 2019でも、「欲しい!」とお声を頂いた、Geeko Magazine表紙に描かれたキャラクターの壁紙をアップします。
ぜひぜひ、ダウンロードしていただいて、デスクトップをかわいらしく飾ってください!
イラスト作成者からのコメント「携帯壁紙とか希望があれば、コメントいただければ作りますよー」
※2019/08/04 ご希望を頂いたので、携帯壁紙作成して頂きました。希望くださった方、イラスト作成者さん、ともにありがとうございます!
【デスクトップ用】
【携帯壁紙用】
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By ftake @
2019-07-30 23:56
この夏もGeeko Magazine を発行します。2014年冬から始まった Geeko Magazine Special Edition はついに10巻目となりました。
最初の頒布は8月12日(月)コミックマーケットC96 南 ラ-03a です。今回から入場時にカタログに付属のリストバンドが必要になりますのでご注意下さい。コミケの後は技術書典や OSC 東京で頒布予定です。
今回の内容はこんな感じです。ちょっと難しめかもしれません。
- openSUSE Leap 15.1 リリース!
- 仮想マシンは遅いのか?仮想マシンと物理マシンのディスク I/O 速度比較
- Docker Compose とは何が違う?Rails アプリを Kubernetes にデプロイしてみた
- Docker・Kubernetes の永続化ボリューム攻略
- eBPF を用いた PostgreSQL のクエリショル時間の計測
- 鏡の向こう第5話: 放課後
openSUSE Leap + CUDA で TensorFlow を動かすよ~!
それでは、日本 openSUSE ユーザ会のスペースでお待ちしております。
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By ftake @
2019-07-29 00:36
年に1回の openSUSE ユーザーが集まるイベント、 openSUSE mini Summit を 7月20日に開催しました。近年は Open Source Summit Japan の翌日に開催しています。今回の参加者は26名でした。
今回の会場はサイバートラスト株式会社の会議室を使わせて頂きました。ありがとうございました。
オープニング
オープニングでは、昨年の mini Summit から今日までの活動を振り返りました。参加した OSC などのイベントと開催したイベントは17回ありました。また昨年末には Advent Calendar に参加し、7人で25日分のブログ投稿を行って完走することができました。
次にアイスブレイクで、参加者全員に自己紹介をしてもらいました。 1人持ち時間30秒で 、読んで欲しいお名前と、興味のあること、お仕事、関係するコミュニティなどを話してもらいました。
openSUSE Leap 15.1 リリース!
発表者: ftake
15.1 のカーネル、Snapper の容量表示、YaST の改良点を中心に説明しました。会場には Debian や Ubuntu のコミュニティからも参加者がいたため、SLE とパッケージはバイナリレベルで同一なのか?といった質問が出ました。(ソースレベルで同一で、バイナリは異なる)
openSUSE Conference 参加報告
発表者: ftake, hashimotosyuta, masayukig
openSUSE Conference の参加者が前に出て、写真を見ながら当日の様子を紹介しました。ソーセージとビールの写真が多めだったかもしれません。
openSUSE with OpenSDS
発表者: hashimotosyuta
様々なストレージエンジンをコントロールして、ストレージを作成できる OpenSDS を openSUSE で使う話です。残念ながら今のところ openSUSE 向けのパッケージは用意されていないようです。
Kubernetes the hard way on openSUSE OpenStack cloud
発表者: masayukig
GCP に手作業で Kubernetes をインストールする Kubernetes the hard way の紹介、新しいお家 Open Stack クラスタの紹介と、この Open Stack 上に Kubernetes クラスタを構築する話でした。
資料: https://github.com/masayukig/k8s-the-hard-way
openQAを使ってテストケースを作成してみる
発表者: nagayasu
openQA は openSUSE の自動テストで使用されている GUI テストツールです。openQA をローカル PC にインストールし、Live 起動のディストリビューションのテストのデモが行われました。
ショートトーク
emaxer さんと鹿さんによる飛び入り発表。XDP のパケット処理の話は OSC 京都で聞けます。
じゃんけん大会・クロージング
中サイズのカメレオンのぬいぐるみや、Tシャツなどがもらえるじゃんけん大会を行いました。プレゼントの数は十分にあったため、みなさん何かしら持って帰れたのではないかと思います。
リリースパーティ
すぐ隣のラウンジに移動し、少し遅めの Leap 15.1 のリリースパーティを開催しました。スパークリングワインで乾杯!
今回は初めての方も多くいました、じっくり交流して頂けたのではないかと思います。
By Syuta Hashimoto @
2019-06-03 23:29
橋本修太です
5/24 – 26、ドイツのニュルンベルク(SUSEの本社がある街)で開催された openSUSE Conference 2019 に参加してきましたので、レポートしたいと思います。
会場 Z-Bau
ライブハウスのようですね。大きな大学が無いので、ニュルンベルクで開催する時は、こういった所なのだとか。中央奥の入り口から入るメインホールは、200〜300人くらいは入れそうでした。
向かって左側はオープンテラスになっていて、ランチが振る舞われたり、二日目の夜は15.1のリリースパーティーをしたりしました。
フレンズ
日本からは、武山さん、井川さん、私、の三名で参加させて頂きました。
しかし、現地にもう1人、日本人の方が・・・・
japanese member
そう、SUSEのカーネルメンテナーである、岩井さんにご挨拶させて頂きました。ずっとお会いしたかったので、めっちゃうれしかったです。岩井さんは、そんなはしゃぐ私に良く接してくださる、ナイスガイな方でした。
台湾からは、Joshsi、Kimlin, Iceの三名が参加されてました。去年のopenSUSE.Asia Summitで一緒だったらしいのですが、私は面識がなく・・・申し訳ない。しかし、そんな私にもとても仲良くしてくださいました。
今年のopenSUSE.Asia Summit開催国、インドネシアからはEdwinとSaputroが参加していて、Asia Summitに付いて皆と色々と議論していました。
インドからはAsia Summitのslackでお話しているAmey、それと、モーリシャスからパワフルなIshなど、各国の面白い方達と知り合うことが出来ました。
boardの方達も、良い方達ばかりで、私の挨拶に気軽に答えてくださいました。
私の英語力が拙く、あまりテクニカルな会話で盛り上がれなかったのが残念でしたが、世界中のopenSUSE熱を感じる事が出来ました。
セッション
色々と面白いセッションが続きました。そんな中からいくつかをピックアップしてみたいと思います。
YaST – Yet another SUSE Talk? by Thomas Di Giacomo
基調講演は、SUSEのCTO、Thomasの、SUSEとopenSUSEの協調関係に付いてでした。
Thinking About openSUSE HCL by Joshsi
台湾のJoshsiから、HCLの現在と提案についてのセッションでした。Joshsiはハードウェア屋らしく、自然と興味がこういう方向に向くのだとか。
”Kubernetes The Hard Way” on openSUSE Cloud environment by Masayuki Igawa
井川さんの発表は、”Hard Way”チュートリアルの紹介と、それを自分で構築したOpenStackでやってみた、という話でした。
Geeko Magazine: A Technical Magazine on openSUSE, edited on openSUSE by Fuminobu Takeyama
武山さんの発表は、Geeko Magazineについてでした。色々な国の方が興味津々に聞いていて、「翻訳用のデータは、いつ、どうやってアップするんだ?」とか、「なんでグローバルでやらないの?」といった、めっちゃポジティブな質問が飛び交いました。Geeko Magazine、世界に注目されてます。
openSUSE MicroOS in Production by Ish Sookun
モーリシャスのIshは、Kubicのプロダクションユースケースの紹介でした。タイトルはMicroOSになってますが、これは直前にRichardがKubicメインでは無く、MicroOSメインのリリースを行ったため。Ishは全面的にこの方針に賛成みたいですね。
Kubic with OpenSDS by hashimotosyuta
不肖、私も発表させて頂きました。統一的なストレージ管理プロジェクトであるOpenSDSと、Kubicからのストレージ利用の話をさせて頂きました。
しかし、ビデオがYouTubeにあがってるのですが、英語があんまりだねといった感じのコメントを頂いてしまいました。真剣に練習して、きちんと伝えたい事を伝えられるようになりたいです。
あと、ユースケースの話も聞きたい、という意見もあって、そういう話をした方がこういうカンファレンスでは良いのかも、と思いました。
Why you should choose openSUSE Kubic? by kimlin
台湾のkimlinによる、Kubicの紹介とインストール方法の案内でした。インストール方法の案内、私が前にOSCで発表したり、GeekoMagazineに書いたりした内容に似ていて、びっくりです。Kubicの入りやすさは、世界共通のようです。
openSUSE Leap 15.x Kernels: Status Quo by Takashi Iwai
岩井さんの発表は、15.1のカーネルについてでした。バックポートの8割方はドライバで、ドライバはユースケースが限られるのでユーザーによるテストもあまり進んでいない現実があるのだとか。カーネルメンテナの苦労の片鱗を窺い知れるお話でした。
印象的だったのは、openSUSEとSLESとで、カーネルのソースは一緒だよ、バイナリは違うけどね、という表現でした。
まだまだありましたが・・・・
以上、かいつまんで紹介させて頂きました。openSUSE Conferenec 2019のセッションは、YouTubeにあがってますので、是非みなさんも興味のあるものを聞いてみて下さい。
観光
ドイツについた日に、フランクフルトを少し観光し、帰る日に、ニュルンベルクを少し観光させて頂きました。あと、カンファレンスの終了後も、時間があればニュルンベルクの名所を回らせて頂きました。
Nuremberg
SUSE
SUSE本社にもお邪魔させて頂きました(外側からだけですが・・・)
ニュルンベルクはパンもソーセージも美味しく、街並みもきれいでとても印象に残る街でした。
来年はどこ開催かは決まってませんが、英語を練習して、また参加したいと思います。
その前に、秋のopenSUSE.Asia Summitですね。特にアジアの方達は、このイベントでお会いしましょう。
openSUSE、参加された皆さん、愉しいイベントをありがとう!
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By Syuta Hashimoto @
2019-02-25 22:20
橋本修太です
Geeko Magazineに書いていたのですが、ちょっと前、確かkubernetes 1.12の時は、flannel 1.10を適応しようとすると、エラーとなって適用出来ませんでした。
それが、flannelがバージョンアップして解決したようです。今では以下のコマンドでネットからflannelを適応する事が出来ます。
kubectl apply -f https://0y.at/kubicflannel
Kubicが適応できるバージョンにショートネームをあてたようですね。
インストールの全体記事はこちらです。
それでは良いコンテナライフを。
By Syuta Hashimoto @
2019-02-24 19:32
橋本修太です
2019/02/22(金)と、23(土)に開催された、OSC 2019 Tokyo/Springに行ってきましたのでレポートしたいと思います。
OSC Tokyo
オープンソースカンファレンスは全国で開催されるオープンソースをテーマにしたカンファレンスです。東京では年に二回、春と秋に開催されていて、今回も場所は日野にある明星大学さんに提供頂きました。来場者は両日で1000人越え、と、ブースルームは常に人が沢山な印象でした。
明星大学さん、いつもありがとうございます。「コンピューターと学び」のセッションも聞きにいきますね。
ブース
ブースと準備をしているftake氏
ぎーこ君たちとブースでopenSUSEやKubic、Geeko Magazineをアピールしました。
金曜日は武山さん、太田さん、橋本(鹿)さん、井川さん、土曜日は武山さん、橋本(鹿)さん、名古屋から来てくださった安藤さん、と、ブース担当者は結構多めでまわすことが出来ました。これなら、ブースまわったりセミナー聞きに行ったりと、皆で協力してできそうですね。
橋本(鹿)さんは別のブースの担当者だったりもしましたが・・・近辺で協力しあってブースを回すのも、OSCではよくある光景ですよね。
openSUSE知ってるよー、と言ってくださる方も増えてきている印象で、OSCでのアピール効果も出てきてるなぁ、と思っています。それに、今回はユーザー会に興味あります、という方も来て下さいました。ML、IRC、slack、とありますので、皆でopenSUSEを楽しんでいきましょう
セミナー
Kubernetesの実践例を講演するftake氏
金曜日に武山さんと私で、Kubernetesの入門レベルのセミナーを行ってきました。
参加者は60人程で、セミナールームは満杯。やはりKubernetesは注目されているなぁ、といった印象でした。
武山さんから、openSUSEの説明を5分ちょっと、それから私がKubicのインストールとKubernetesの起動を説明し、その後で再び武山さんがKubernetesの実践例を解説しました。
講演でKubernetes、Kubicに興味を持ってくれた方も少なからずいらっしゃって、講演後に詳細記事を書いているGeeko Magazineを求めにブースに来てくださる方もいらっしゃいました。
Kubic関連の情報はGeeko Blogでも常時発信していきますので、是非チェックしてみてください。
Kubic
ついこの間、CNCFに認定された事も受けて、是非どうですか?と、IaaSサービスさんにアピールさせて頂きました。前向きなお答えを頂けた所もありましたので、クラウドでKubernetes On Kubicな日も近いかもです。期待していますよー!
SUSE ソフトウェアソリューションズ ジャパン
今回もSUSEさんから景品提供頂きました。ロゴの入ったかわいいタンブラーですね。私も一つ欲しい・・・
大きいぎーこ君の保管、いつもありがとうございます。
打ち上げ
土曜日の終了後、Debianの方と打ち上げへ。なぜそうなったかといいますと・・・GNOME WaylandでCJKのInput Methodに問題がある、との事で、ディストリビューションを横断しての検討会話をしていたのです(私はその方面は明るくなく、主に武山さんが)。
その中で、ディストリビューションを横断しての企画、例えばハック合宿とか出来たらおもしろいね、という話も出てきました。関西では谷口さんが合同LTに参加されたりもしてますし、関東でもいろいろできたら面白そうですよね。イベントに参加することがあればレポートしますし、興味のある方は参加も検討してみてください。
なんかめっちゃ有意義でした
Kubicのアピールも上々で、安藤さんのように、名前は聞いているけれどお会いしたことは無かった方達と何人かお会いできたり、商業誌の方とお知り合いになれたり、昔の同じ職場の方がきてくださったりと、非常に有意義な二日間でした。
皆さん、ありがとうございました。次は2019 Tokyo/Fallでお会いしましょう。
その前に、7月開催予定のopenSUSE mini Summitですね。ぎーこ君プレゼント予定ですので、欲しい方は是非チェックしてみてください。
写真
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