オープンソースカンファレンス 2014 Nagoya に出展しました。
日本openSUSEユーザ会が名古屋に出展するのは、今年で3度目ですね!

今回のセミナーのタイトルは、「秘伝!クラウドに開発環境をえいっと構築する方法」でした。
実はこのセミナー、どういうわけだか事前申込者数の数が非常に多く、非常にプレッシャーを感じてました^^;
これからクラウドを活用したい!と思ってる方はやはり多いのでしょうか。
(単にタイトルが「釣り」だったという噂もちらほら・・・?)

あれから武山さんからの指摘もいただきまして、セミナー資料も一部修正しています。
セミナーの内容は下記からご覧ください。

今年は出展ブース数が昨年ほど多くなかったのか、日本openSUSEユーザ会としても机まるまる一個分でしたが、
名古屋の会場の熱気はやはり相変わらずですね!
セミナー配布資料も100部全て配りきることができました。

OSC名古屋2014

また、今回から中国産「ちょっと大きな小ぎーこ」もお目見えしています。
(小笠原さんに寄贈していただきました。ありがとうございます!)

ライトニングトークでは、武山さんの「OSS に貢献しよう」もありましたね。
こちらも公開されてま~す!

今回 OSC名古屋にご来場された皆様、
ブース出展に協力いただいた、こばやしさん、武山さん、
OSC でいつも多大なるご迷惑(?)ばかりおかけしている、宮原さん、びぎねっとの皆様、
本当に有難うございました! この場を借りてお礼を申し上げます。

今後も、日本openSUSEユーザ会を宜しくお願いいたします!!!

OSC名古屋 2014:
2014/7/5

  • ビラ配布: 100枚 + 15枚?(←OSC浜名湖の余り分)

次回の OSC 出展は、 2014/8/1 ~ 2014/8/2 の OSC京都です。
オープンソースカンファレンス 2014 Kansai@Kyoto

オープンソースカンファレンス 2014 Hamanako に出展しました。

セミナー:

今回 OSC浜名湖2014 のセミナー枠トリとして登場させていただきました^^;
いろいろトラブルが発生しましたが、なんとか 発表自体は 15分にはおさまったはずです。。。

今回のセミナーは初級者でも気軽に Linux を使ってみよう!というコンセプトで資料を作りました。
中級者以上の方は物足りない内容かと思いますが^^; 興味がありましたらご覧ください。


ブース:

OSChamanako2014

浜松に特大ぎーこ初上陸! というわけで、会場の一番隅(?)にブースが設置されました。
(お隣は、東京エリア Debian 勉強会さん。)

来場された方々に話を聞くと、
「Linux は触ったことないけど、これから勉強してみたい」
「Linux は普段仕事で使用しているけど、openSUSE は使っていない」
「仕事で openSUSE も使ってます。デスクトップで使う分には最高の選択肢ですね!」
と、様々な声を聞くことができました。

これを機会に、ぜひ openSUSE を試していただきたいと感じています。
Linux は Ubuntu とか Redhat だけじゃないんだぞ~と^^


次回は:

次回は、7/5 のオープンソースカンファレンス Nagoya 2014 の出展を予定しています。
続けて東海地方となりますが、またまたよろしくお願いしま~す!

配付資料: Geeko Magazine Vol.8

セミナー

前回の「サーバーだけじゃない!Linux デスクトップを使い倒そう!」の続編として、セミナーを行いました。参加人数は前回よりも少し多い25人くらいの方が聞きに来てくれました。

プレゼンテーション中に2つ質問をしました。1つめの質問は Linux 環境をインストールするために、仮想マシンを使用しているか物理マシンを使用しているかでした。物理マシンを使っている人は1人もいないという結果でした。使用している仮想マシンは VirtualBox が、VMware 系を使っている人よりも多い結果となりました。

2つめの質問は vi と emacs のどちらを使っているかという定番のものでした。vi が圧倒的に多い結果になりました。

サーバーだけじゃない!Linux デスクトップを使い倒そう!その2 from ftake

キャラクター大集合!

土曜日の朝には、出展団体のサポートキャラクターが大集合するイベントが開催されました。会場にはちゃんおぷのパーソナリティの渕上さんをはじめとする声優さんと、約200名以上の人が集まりました。プロのモデルさんがサポートキャラクターのコスプレをするという、豪華なイベントでした。

ユーザ会では Geeko と「ぎーこ」を連れて行きました。結果は13/15位でしたが、「20年もマスコットをやっていることに驚いた」「名前を初めて知った」「意外と可愛い」など、良い反応を得られました。

その後、ブースでちゃんおぷのコミュニティ紹介のインタビューを受けましたので、近いうちにニコニコ動画で公開されると思います。

ブース

OSC東京2014春 ブース

今回のブースは Raspberry Pi、Cubieboard、Beaglebone Black と、ARM ボードが勢揃いでした。気になる方も多いようで、多くの方に「これは何ですか?」と聞かれました。

また、今回はユーザ会として初めて作成した openSUSE シールセットを配布しました。キャラクター大集合の影響もあってか好評で、気づいたら100枚以上配布していました。まだ残っていますので、欲しい方は今後のイベントに是非来て下さい。

Geeko Magaine vol. 8 は「openSUSE に貢献してみませんか」と「さくらのクラウドに openSUSE をインストール」の2本立てでした。貢献する方法は本文中に書いた以外にも、コミュニティを盛り上げるための「ぎーこ」のコスプレをする、絵を描くなど、色々あります。興味のある方はぜひ、メンバーに声をかけて下さい。

今回は2日間合計で、7人のユーザ会メンバーがブース対応をしてくれました。ありがとうございました。ブースでの対応は、様々な人と情報を交換する良い機会だと思います。次回以降のイベントでも、ブースに立って頂ける方を募集していますので、よろしくお願いします。

人手が足りているか足りていないかは、あまり問題ではありません。多くの人がブースにいれば、コミュニティが盛り上がっていることを感じてもらうこともできるのではないかと思います。

今後のイベント

次回のイベントはオープンソースカンファレンス浜名湖です。4月からはオフラインイベントも復活予定です。

openSUSE 13.1 で mikutter を使う

By ftake @ 2013-11-29 13:39

2014/06/03 必要なパッケージを追加

mikutterは ruby で記述されたオープンソースの Twitter クライアントです。

残念ながら、今のところ openSUSE 向けの保守されているパッケージはありませんので、開発元から提供されているアーカイブからインストールする事になります。注意する点は GTK の ruby バインディングをインストールする必要があることです。

まず、ビルドに必要なコンパイラなどの開発ツール一式、依存するライブラリのヘッダファイル類、mikutter が使う notify-send コマンドをインストールします。

$ sudo zypper install -t pattern devel_basis
$ sudo zypper install libnotify-tools ruby-devel gtk2-devel

次に、ruby-gtk2 をインストールします。ruby-gtk2 は rubygem でインストールします。

$ sudo gem install gtk2

ここでは、ホームディレクトリの下に apps/mikutter というディレクトリを作り、そこにインストールします。

$ cd
$ mkdir apps
$ cd ~/apps

mikutter のアーカイブは「ダウンロード」フォルダに保存してあるものとします。ファイル名は実際にダウンロードしたファイルに合わせて下さい。

$ tar xvf ~/Download/mikutter.0.2.2.1430.tar.gz

次のようにして起動できます

$ cd mikutter
$ ./mikutter.rb

2回目以降の起動は、~/apps/mikutter/mikutter.rb へのショートカットを作成するのが良いでしょう。

Open Source Conference 2013 Tokyo/Fall

By ftake @ 2013-10-20 21:41

On October 19th and 20th, we participated Open Source Conference 2013 Tokyo/Fall held at Meisei University. About 130 groups and companies came together, and about 1400 people visited the event during two days. Japan openSUSE User Group had a booth and a seminar.

Seminar

I had a presentation titled “Let’s use Linux desktops, not only Linux servers!” Starting from introducing desktop environments such as KDE, GNOME, Unity, I also mentioned what users should keep in mind, Raspberry Pi, GIMP, and benefits of using Linux desktops for application developers. About 20 people joined our seminar. While the seminar, I got the following questions:

  • Can we use WACOM’s stylus for GIMP on openSUSE?
  • How can we set up samba to share files with Windows PCs?

I do not have a good answer for the latter one. I know YaST allows to launch samba quite easily, but I am not sure how we can add users to samba from GUI instead of running ‘smbpasswd -a geeko’.

サーバーだけじゃない! Linux デスクトップを使い倒そう! from ftake

Booth

booth overview

We demonstrated 12.3 on a laptop surrounded by many stacked up Geekos. We also distribute manga about openSUSE and the latest issue of Geeko Magazine, which describes what is new in openSUSE 13.1 and how to use openSUSE on Raspberry Pi. We did not prepare installation medias this time since 13.1 will be released in the next month. More than 100 people visited our booth.

One of FAQ was where we can buy stuffed Geekos. Is there any plan to produce new ones?

PDF version: Geeko Magazine vol.7

CubieBoard with geekos

Several people were interested in CubieBoard, which is a Raspberry Pi like ARM Board with Cortex A8, 1 GB Memory, and SATA. We need usable openSUSE image for it.

OSC京都 2013 に参加してきました!

By hashimom @ 2013-08-05 00:19

はしもとまさです。お久しぶりです(^^)

OSC京都へ参加してきましたので、その活動報告を致します。

2013-08-02 10.10.47

去年に引き続き、OSC京都は今年で2回目ですが、
今年の OSC京都は、これまでと異なり、
ブース出展には多くの方にご協力いただいたオープンソースカンファレンスとなりました。

この場を借りて、ご協力いただいた方にお礼申し上げます。
(これからもよろしくお願いしま~す!)

OSC京都は、京都が学生の街ということもあり、他の場所よりも学生さんが多い印象があります。
その中でも特に多かったのは、OSCボランティアで参加していた女子学生の方々に
「(ギーコの)ぬいぐるみがかわいい~」
と言ってもらえたことですね。

やはり、ギーコは openSUSE の魅力の1つだと思いますので、
今後ももうプッシュしていかないとダメのようです(笑)

さて、今回は急遽私がセミナーの担当となりました。
諸事情により準備から発表まで4日ほどしかなかったのですが、
何とか形になって、少しほっとしております。

以下の場所に発表時の資料をアップしました。
興味のある方は一読ください。

OSC京都 2013:
8/3(Fri)

  • ビラ配布: 35枚
  • DVD配布(32bit版インストールDVD): 12枚

8/4(Sat)

  • ビラ配布: 46枚
  • DVD配布(32bit版インストールDVD): 25枚

(個人的には土曜日にもうちょっと配りたかったですね^^;)

次回は、秋にOSC東京でしょうか。
私は行けるかまだわかりませんけどね^^;
今後も openSUSE をよろしくお願い致します。

TeXLive 2012 で pTeX を使う

By ftake @ 2013-05-31 02:29

openSUSE 12.3 では、TeX Live 2012 になり、導入の方法が少し変わりました。 卒論シーズンを迎える前に、日本語を扱える TeX 処理系の1つ、pTeX (platex など) のインストール方法を紹介します。

TeXLive 一式と、pTeX を入れるには、zypper であれば、次のコマンドでインストールできます。なお DVD には含まれていないパッケージのため、インストール時にはネットワークへの接続が必要です。 (YaST であれば、ソフトウェアの管理から texlive-ptex を入れて下さい)

 $ sudo zypper install texlive-ptex

これで platex などのコマンドは使えるようになりますが、dvipdfmx で PDF に変換する時にフォントが埋め込まれません。PDF に IPAex フォントを埋め込むのに必要な ptex-ipaex.map ファイルは、TeXLive 2012 に含まれていますので、以前のように自分でファイルを書く必要はありません。 TeXLive を構成するファイルがどのパッケージに属しているかを検索するには zypper wp ‘tex(ファイル名)’ が使えます。ptex-ipaex.map では次のようにして、texlive-jfontmaps に含まれていることが分かります:

$ zypper wp 'tex(ptex-ipaex.map)'

S | 名前              | 種類       | バージョン             | アーキテクチャ | リポジトリ
--+-------------------+------------+------------------------+----------------+------------------
  | texlive-jfontmaps | パッケージ | 2012.60.svn25887-4.2.1 | noarch         | openSUSE-12.3-1.7

‘tex(ファイル名)’ はインストールするときにもそのまま使えます:

 $ sudo zypper install 'tex(ptex-ipaex.map)'

インストールしたら、dvipdfmx が自動的にフォントを埋め込むように設定します

 $ sudo updmap-setup-kanji ipaex

また、日本語でドキュメントを書くときに、旧来の jarticle.cls ではなく、jsarticle.cls を使う人も多いでしょう。これも同様にインストールできます。

$ sudo zypper install 'tex(jsarticle.cls)'

残念ながら TeXLive には含まれていない TeX パッケージもあります。(日本語を含むソースコードのフォーマットに便利な jslisting など)そのような TeX パッケージは ~/texmf/tex の下に配置すると良いでしょう。