2008年11月29日(土)に楽天テクノロジーカンファレンス2008というイベントが開催されます。楽天主催ということで Ruby のまつもとゆきひろ氏の基調講演が予定されていたり、懇親会も噂の楽天タワーのカフェテリアで行われるなど、豪華な催しとなりますが、その中の1トラックとして、各 Linux ディストリビューションの開発者、コミュニティ・コアメンバーを集めたトークイベント 「ディストリビューション大集合」 が開かれます。openSUSE もパネラーとして参加いたしますので、お時間のある方はぜひご参加ください。

開催日時・会場等

  • 日時:2008年11月29日(土)12時:受付開始、13時:開演(イベント全体)、18時30分:懇親会開始
  • 会場:楽天株式会社 楽天タワー (最寄り駅:りんかい線「品川シーサイド駅」より徒歩1分、京浜急行線「青物横丁駅」より徒歩7分)
  • 料金:無料

内容

よしおかひろたか氏 (カーネル読書会、ミラクル・リナックス株式会社) の司会進行の下、各ディストリビューションのコミュニティで精力的に活動を続けているパネラーによるそれぞれのディスリビューションの特徴、コミュニティ活動などについての紹介に続き、各ディストリビューションが共通して抱える悩みや問題、今後の課題や活動について議論していきます。「開発者が幸せになるための方法論とは?」「ディストリビューション開発に参加する方法」など興味深い話題の飛び交うセッションとなるでしょう。

参加予定プロジェクト(順不同、変更の可能性もあります)

slax-jaMomonga ProjectUbuntu Japanese TeamGentoo Linux Users Group JapanProject VineopenSUSEDebian JP ProjectThe CentOS Project

参加方法

参加申し込みのページからお申し込みください。

楽天テクノロジーカンファレンス運営事務局よりの案内文

技術コミュニティ活動にご参加の皆様へ

オープンソースをはじめとする各種技術コミュニティでご活躍の皆様におきましては、インターネット上のサービスへの各種貢献に感謝申し上げます。

この度、弊社では技術コミュニティの皆様への感謝と今後の発展の一助とすべく、テクノロジーカンファレンスの開催を決定いたしました。

本イベントを技術コミュニティの皆様同士の交流と技術情報の交換・議論に役立てていただきたいと考えております。

つきましては、開催と参加登録の情報をご案内申し上げます。

詳細については決まってない点が多くございますが、現在各方面のご協力を頂きつつ進めております。プログラムの詳細は参加登録いただいた方へ、11月21日(金)までにご案内さしあげる予定です。

現時点でお知らせできる内容が少なくて恐縮ですが、コミュニティの皆様の参加を歓迎したく、まずは皆様のご予定に加えていただきたく、ご連絡させていただきます。

楽天テクノロジーカンファレンス運営事務局
森正弥(楽天技術研究所)
橘俊男(開発部  アーキテクトグループ)

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<<ご案内>>

●イベント名
『楽天テクノロジーカンファレンス2008』

●開催日時
2008年11月29日(土)
12時:受付開始、13時:開演、18時30分:懇親会開始

●参加登録方法
以下のURLよりお申し込みください。
https://www.rakuten.co.jp/event/techconf/2008/
(個人情報取り扱いポリシーについては、登録ページにリンクと詳細がございますので、そちらをご参照ください)

●内容(予定)

・基調講演(Ruby開発者  楽天技術研究所フェロー  まつもとゆきひろ)

・招待講演(RBC  会長  最首英裕 氏)

・楽天における技術活用紹介

国際開発の取り組み
オープンソース開発の取り組み
楽天技術研究所の研究開発の取り組み

・技術コミュニティ毎のセッション

Ruby,PHP,Linux

・懇親会

●場所 楽天株式会社 『品川シーサイド楽天タワー※』4F

※『品川シーサイド楽天タワー』のご紹介
【地図情報URL】
http://www.rakuten.co.jp/info/map/shinagawa.html
【住所】
〒140-0002  東京都品川区東品川4丁目12番3号
品川シーサイド楽天タワー
【交通アクセス】
○りんかい線品川シーサイド駅(C出口)より徒歩1分
(品川シーサイド駅より連結)
○京急青物横丁駅より徒歩7分

皆様のご登録をお待ちいたしております。

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楽天株式会社  – Rakuten,Inc. –
テクノロジーカンファレンス2008事務局
E-mail:info-tc2008@mail.rakuten.co.jp
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本件については、楽天株式会社様運営の「楽天テクノロジーカンファレンス2008」内でのイベントとなりますので、お問い合わせはテクノロジーカンファレンス2008事務局までお願いいたします。また、参加お申し込みに当たって入力が必要となる個人情報については、本サイト(Geeko.jp)、openSUSE プロジェクト/コミュニティ及びノベル株式会社が取り扱うことはありません。(個人情報の取扱いについてご質問がある場合は同社の「個人情報保護方針についてのお問い合わせフォーム」までお願いします)

openSUSE 11.1 の正式リリース(12月19日(木)予定)まで50日を切り、(英語、他)メインページにも 11.1 リリースまでの残り日数を表示するカウントダウン・バナーが表示されるようになりました。

カウントダウン・バナー

これがオリジナル

このカウントダウン・バナー、用意してくれたのは先の評議会(Board)選挙で Non-Novell の一人として選出された Pascal Bleser なんですが、opensuse-marketing ML 上で彼から「ところで日本語版はどうする?」との打診を受けました。なんでも、このバナー画像は Python のスクリプトを使って自動生成されるそうで「文面と、日本語表示用のフォントは何を使えばいいか教えてくれたら作るよ」とのオファー。

…ということで、日本語 ML の方に文面を募集し、応募された案を元に、サンプルの画像を作ってみました(結局おひと方からしかちゃんとしたエントリをいただけず、それではあまりにも淋しいので、拙案も並べさせていただくことにします)。なお、こちらに表示している画像はあくまでイメージをつかむためのサンプルであり、実際に作成されるものとは異なることをご承知置きください。

ご覧になっていただいたうえで、どれがいいか、コメントに書き込んでいってください。(投票締切り 11月4日(火) 24:00)

※中サイズ、小サイズはワンセットとして考えてください。(「中は(1)で、小は(2)で」という投票は不可!)

投票は締め切りました

投票してくださった方、どうもありがとうございます。(A)、(B)ともに(1)案で作成してもらうよう、Pascal にお願いすることにします。

(A) * days to go の日本後版

(1) 案

(2) 案

(B) Out now ! の日本語版

※リリース当日のみではなく、以後も使われることになります

(1) 案

(2) 案

Weekly News の翻訳

By HeliosReds @ 2008-10-15 17:27

いつの間にか openSUSE Weekly News の翻訳責任者扱いされて逃げ場を失いつつあるような…。

ことの発端は、OSC の会場で、顔を出してくれた belphegor-belbel 氏(現在 openSUSE のローカライズをほとんど一手に引き受けてくれている方)を Zonker に引き合わせたところ、Zonker が彼に対して「ニュースの翻訳をしてもらえないか」と打診したことに始まります。

ローカライズならば(リリース予定から逆算される締切りはあるにせよ)自分のペースでコツコツ進められるが、ニュースとなるとそれなりに即時性が求められる…ということで、 belphegor-belbel 氏は日本語 ML に協力者募集の投稿。行きがかり上私も手伝わないわけにはいかないだろうということで、試しに先週出た第41号を翻訳してみてどの程度手間がかかるものか感触をみてみたんですが…。

英語版原文に日本語版へのメタリンクを張っておいたらどうやら Weekly News の責任者である Jan-Simon Möller に見つかってしまったようで、今週の第42号で「Weekly News が日本語でも読めるようになりました」とアナウンスされちゃったではありませんか!

しかも、昨晩 X-Chat を立ち上げて IRC の #opensuse-project チャンネルにつないだまま寝てしまっていたら、寝ている間に Jan-Simon Möller からメッセージが届いていて、これからのことについて「よろしく」とか言われちゃってるし(笑)。…まったくもって油断も隙もあったもんじゃありません!

…ということで、これから息が続く限り毎号、翻訳が中途半端なままになってしまうこともあるかと思いますが、せっせと日本語ページを作っていこうと思ってますんで、どうぞよろしくお願いします。なお、引き継いでくれる方(笑)、手伝っていただける方は常時 Welcome! ですので、連絡お待ちします。

ITpro Expo 2008 AutumnでGeekoをGet!

By Geeko @ 2008-10-08 17:45

ITpro Expo 2008 Autumn

  • 日程: 2008年10月15日(水)~ 10月17日(金)
  • 場所: 東京ビッグサイト 東4-6ホール、会議棟
  • 参加費用: 2,000円(事前登録者は無料)
  • 主催: 日経BP社

ITpro Expo 2008 AutumnのNovell ブースにて、特大サイズのGeekoが皆様のご来場をお待ちしております。ぜひ会場まで足をお運びくださいませ。 詳細 »

また、こちらのアンケート↓を印刷&ご記入いただいた上、Novell ブースまでお持ちください。

ITpro Expo 2008 Autumn Novell ブース ご来場者アンケート [PDF] ※アンケート用紙のダウンロードは終了しました。

お持ちいただいた方の中から抽選で、なんと Geekoぬいぐるみを大&中&小セットでプレゼント! こちらはGeeko Blogをご覧になった方のみの特典です。
もちろんその場でGeekoのノベルティグッズも差し上げております。


Geekoぬいぐるみプレゼントの当選者発表は、今月末を予定しております。

  • 日時: 2008年10月6日(月) 19:30~20:45 (受付開始 19:00開場)
  • 場所: ノベル株式会社 セミナールーム [会場地図]
  • 参加費用: 無料(事前登録制)
  • 主催: ノベル株式会社
  • 協力: openSUSEコミュニティ
  • 内容:

来る10月6日(月)、本年2月に openSUSE プロジェクトのコミュニティ・マネージャーに就任したジョー・ブロックマイヤー(Joe “Zonker” Brockmeier)の初来日に伴い、オープンセミナーを開催いたします。 SUSEはx86_64ディストリビューション、ディストリビューションを超えたビルドサービス、Xenを中心とした仮想化機能への挑戦、多くのデバイスドライバを安定して提供する仕組み、KDEやGNOME、Firefoxの最新バージョンをいち早く収録しcompizを提供するなどデスクトップでの利用も進んでいる、世界的なディストリビューションであり、ノベルはスポンサーとしてLinux の普及を促進する世界的なコミュニティプログラムであるopenSUSEプロジェクトを支援しています。

当日はZonkerからopenSUSEプロジェクトの概要、コミュニティの最新情報やロードマップなどの紹介をする他、ご来場の皆様とより密にコミュニケーションをとっていただくため、Q&A、フリーディスカッションの時間も設けます。 openSUSEユーザの方、使ってみたいと興味をお持ちの方、オープンソースの活動にご興味をお持ちの方等々、垣根を設けず自由なスタイルでの会合ですので、ぜひ、お気軽にご参加ください。参加ご希望の方はこちらに記載の要領に従いお申込みください。

news.opensuse.org に流れた告知ですが、現在公開中の openSUSE 11.1 Beta1及び SUSE Linux Enterprise 11 Beta1(こちらは一般公開されていません) に含まれる Intel e1000e ネットワークカードドライバに深刻な不具合が発見されています。

e1000e ドライバ(e1000 ドライバなら問題はないとのこと)を使用するネットワークカードが付いているハードウェアをopenSUSE 11.1 Beta1 もしくは SUSE Linux Enterprise 11 Beta1 で起動した場合、最悪ネットワークカードを壊してしまう可能性もあります。

お使いのハードウェアに付いているネットワークカードが該当するかどうかは、上記からも辿れるこことかここあたりの情報を参照して確認してください。

もし Intel 製の Gigabit Eathernet Card が装着されていて、上記を参照しても該当しているか否か確認が取れないようでしたら、念のため openSUSE 11.1 Beta1 及び SUSE Linux Enterprise 11 Beta1 ではマシンを起動しないようにしておいたほうが良さそうです。

SLES10でDRBD

By 宮原 徹 @ 2008-09-19 11:22

DRBD(Distributed Replicated Block Device)は、その名の通りネットワーク経由で複製を行ってくれるブロックデバイスです。ブロックデバイスですから、複製の単位はブロック単位で、デバイス上をどのような形式のファイルシステムが使っていても複製されます。

このDRBDですが、SLES10で標準的に提供されているパッケージはバージョン0.7で、最新版は8.x系に移っています。8.xはopenSUSE用のパッケージは存在しているのですが、SLES10用は開発元であるLINBIT社とサポート契約を締結しているユーザーにのみ提供されます。ですが、DRBはオープンソースでもあるので、ソースコードからビルドすることも可能です。大変かなと思いつつ、スタッフにSLES10でビルドしてもらったところ、思った以上にスンナリとインストールすることができました。さらにDRBDを使用する仮想マシンのライブマイグレーションも可能でした(現時点では準仮想化のみサポート)。

導入のコツとしては、あらかじめDRBD用の領域をLVMで確保しておき、LVを切り出してDRBDに組み込む、という方法でしょうか。

10月3日(金)4日(土)に開催されるオープンソースカンファレンス2008 Tokyo/Fall内で、弊社(日本仮想化技術株式会社)のブースにてデモを行っておりますので、是非ご来場ください。