By Syuta Hashimoto @
2023-06-03 15:15
openSUSE.Asia Summit 2023 ロゴコンテスト
英語原文はこちら
※訳者注:4年ぶりとなるopenSUSE.Asia Summitの現地開催は中国の重慶に決まりました。ロゴは言語を超えてコントリビュート出来る素敵な分野だと思いますので、ぜひ皆さん応募してください。
私達はopenSUSE.Asia Summit 2023のロゴコンテストを開始します。ロゴはサミットの成功に必要不可欠な要素です。ご存知の通り、過去のopenSUSE.Asia Summitには、サミットが開催された地域・コミュニティを反映したユニークなロゴがあります。今年も前例に習って今年のサミットに相応しいロゴを集めるためにロゴコンテストを開催します。今年のopenSUSE.Asia Summitは、中国の重慶市で開催されます。詳細はこちらを参照してください。
コンテストは現在開催されていて、2023年7月16日が締切となります。最優秀作品の作者には運営委員から感謝の気持ちとして「Geeko Mystery Box(なにが入っているかはお楽しみ)」を送らせて頂きます。
締切:2023年7月16日
最優秀作品発表:7月24日の週
ロゴコンテスト募集要項:
- ロゴは CC-BY-SA 4.0 ライセンスに準拠する事とします。また、openSUSE.Asia Summit 2023においてあなたの作品をロゴとして使用する場合、帰属【attribution(BY)-著作権者の表示】なく使用出来る事とします。帰属(著作権者の表示)はサミットのウェブサイトで行います。
- ロゴはオリジナルである事とし、第三者の制作物を含む等、上記の著作権者の表示の特別条項付きCC-BY-SA 4.0 に抵触してはいけません。
- モノクロとカラーフォーマットの両方を必ず提出してください。
- SVGフォーマットで提出してください。
- デザインはアジアのopenSUSEコミュニティを反映するものにしてください。
- ロゴは以下の項目を避けるよう、厳重な注意を払って下さい。
- 何れかのブランド名や商標、及びそれらを連想させるもの
- 不適切な表現、攻撃的な表現、ヘイト表現、苦痛を与える表現、中傷的な表現、他人の名誉を毀損するような表現
- 性的に露骨であったり挑発的であったりする表現
- 暴力や武器を連想させるような表現
- アルコール、煙草、ドラッグの使用を連想させるような表現
- 人種、ジェンダー、信仰、国籍、身体障害、性的指向、年齢に関する差別表現
- グループや個人に対する、偏見、人種差別、中傷、及び何らかの害を与えるような表現
- 宗教、信条、国家主義を連想させるような表現
- ロゴは、「openSUSEプロジェクトトレードマークガイドライン」に従ってください。
- ブランディングガイドライン はロゴのデザインに役立ちます(オプション)。
提出方法:以下の内容と共にデザインをopensuseasia-summit@googlegroups.comに送信してください
- 件名:openSUSE.Asia Summit 2023 Logo Design – [お名前]
- 連絡先のお名前とメールアドレス
- 設計の理念に関する文書(txtまたはpdf)
- SVGフォーマットのベクターファイル(SVGフォーマットであることを確認してください)
- 添付のビットマップ サイズ:256×256 px以上、PNGフォーマット
- ファイルサイズ 512 KB未満
openSUSE.Asia Summit 実行委員は、ロゴがすべての要件を満たしていることを条件として、ロゴを決定します。最終的な決定はopenSUSE.Asia Summit 実行委員が行い、それは最高スコアのデザインではない場合もあります。作成者には、Inkscape を使用することをお勧めします。Inkscapeは、あらゆる種類のデザインのための、強力でフリーでオープンソースのベクトルグラフィックツールです。
By ftake @
2022-12-25 16:52
openSUSE Advent Calendar 2022 にご参加ありがとうございました。
最終日は毎年恒例の1年のふりかえりをしたいと思います。
5月
OSC/Online 名古屋に参加し、久しぶりにまとまったセミナーを開催しました。タイトルは「たまには日本語入力 Mozc の話でもしようか〜新機能の紹介とコードコミットができないプロジェクトとの関わり方」で、Tumbleweed では既に配信されている開発が再開後のバージョンの Mozc をパッケージングするにあたり、やってきたことをまとめてみました。
7月
openSUSE Leap 15.4 のリリースパーティをオンライン(Gather Town)で開催しました。
8月
コミックマーケット C100 に参加し、Geeko Magazine 2022夏号を頒布しました。台風が近づく荒天での開催でしたが、来場者数の上限が引き上げられたこともあり、久しぶりの賑わいを感じることができました。
9月
ODC 2022/Online に Cross Distro Developers Camp (XDDC) の名義で参加しました。「Linux ディストリビューション開発の近況」というタイトルで、Debian、openSUSE、Ubuntu の開発の近況について話をしました。
10月
openSUSE.Asia Summit 2022 を開催しました。昨年は完全なオンラインでしたが、今年はオンラインのイベントに加え、オフラインサテライト会場を東京、台北、ジャカルタに用意しました。オフライン会場ではオンラインでの発表を一緒に聴講したり、各地域ごとの講演を行いました。オフラインでの懇親会も久しぶりでした。
OSC Online/Fall では、修太さんが「YAML に書いた宣言的な定義から VM を作ってみた 〜一般のご家庭向けver〜」というタイトルで発表しました。
11月
オフラインでの展示が復活したということで関西オープンフォーラム2022に参加しました。
12月
openSUSE Advent Calendar 2022 を開催しました。今年は無事に完走できました。
12月31日にコミックマーケットC101に参加し、Geeko Magazine 2022冬を頒布します。
まとめ
後半から少しずつ対面のイベントが増えてきた1年でした。
来年は OSC も展示イベントを東京・名古屋で開催することになっており、参加イベントも増えそうな気がします。来年も引き続き、openSUSE ユーザ会の活動にご参加ください。
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By Syuta Hashimoto @
2022-12-22 08:29
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の22日目です。
ファイルマネージャーにDolphinを使ってるのですが、開いているディレクトリでコンソールを即座に使う方法を紹介します。
方法
F4を押す
以上です。
普通のDolphinはこんな感じでコンソールはありません。
F4を押すと下部に開いているディレクトリをカレントディレクトリにしたコンソールが表示されます。
もちろん、コンソールとして使えます。
ウィンドウズでアドレスバーにcmdと打つとコマンドプロンプトが立ち上がるの、地味にいいなぁと思っていて、同等機能を探していたら見つけました。
最近はPDFの表示などをDolphinからすることが多いので、その横にあるテキストファイルをcodeで開きたい、とかいう時に重宝しています。
(と思ったのですが、ファイルを右クリックで「Visual Studio Codeで開く」が出てきましたね・・・)
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By Syuta Hashimoto @
2022-12-21 08:17
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の21日目です。
openSUSE、というかKDEを使ってる方なら、手軽に外観をがらりと変えることが出来ます。
事実、僕は月に一回変更して、都度新しいイメージを楽しんでいます。
ではさっそく方法ですが、メニューから「設定」->「KDE設定」を選んでKDE設定を開きます。
その中から、「外観」を選びます。
ここからGlobal Themeを選ぶと、がらりとイメージが変わります。アイコン、起動時の画面、ウィンドウのデザインと変わるので、別OSになった気分です。
え?これだけ?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。有志の方が作成された多くのテーマを右下の「Get New Themes…」から選ぶことが出来ます。
ドラッグすれば結構な数のテーマが表示されていきます。中にはvistaライクな外観も・・・
なお、上に表示されているように、openSUSEがレビューしたりしているわけではない、有志の作ということを留意してください。
たまに切り替え直後にアイコンが表示されなかったり(何かの拍子に直ります)、テーマによってはLibreOfficeのアイコンがみずらくなったりしてしまうのですが、元に戻すのも簡単ですのでぜひいろいろと試して新しい風をopenSUSEデスクトップに吹かせてみてください。
なお、自分のテーマを作成してアップロードすることもできますので、「俺の考えた最強のデスクトップ」をお持ちの方はぜひアップロードしてみてください。
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By Syuta Hashimoto @
2022-12-20 08:01
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の20日目です。
オンラインカンファレンスなどで広く使われてるZoomをopenSUSEで手軽に使おうと思います。
そう、もうおわかりですね。Flatpakで導入します。
Flatpakとはコンテナ技術をデスクトップアプリに応用したユーティリティで、隔離環境でデスクトップアプリを使うことができます。
つまり、ホストの環境に依存しないので、僕のようにあれこれしてしまっているホストでも安心して使うことが出来ます。
まず、Flatpakがインストールされてなければインストールします。
sudo zypper in flatpak
そして、Flathubという、パッケージのリポジトリを登録します。
flatpak remote-add --user --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo
登録したらアップデートを行います。
flatpak update
後はFlathubの公式ページ通りにすればすべてOKです。
Zoomのインストール
flatpak install flathub us.zoom.Zoom
Zoomの起動
flatpak run us.zoom.Zoom
これだけで比較的新しいバージョンのZoomを使うことが出来ます。
僕の所にパッケージで入っていたZoomがあったのですが、ある日「バージョン上げないとログインできないよ」と出てしまい、さっと思いついたのがFlatpakの利用でした。確か、30分後にZoomが必要、な時で、ちょっと焦ったのを覚えています。Flatpakを抑えておくと、こういう時に助かったりします。
また、skypeもslackもdiscordも、僕はFlatpakで快適に運用しています。
隔離環境のため、ローカルファイルとの連携などに多少流儀がありますが、環境を気にせず使える利点はありがたいです。いずれ、Flatpakを深堀してみたいと思います。
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By ribbon @
2022-12-18 00:00
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の18日目です。
systemd が使われるようになると、daemon の制御とかのやり方は大きく変わりました。/etc/init.d にあるスクリプトから、systemd パッケージに含まれるコマンドを使うようになってきました。それらのコマンドは、xxxxxctl という、末尾に ctl が含まれるものが多いように感じました。そこで、/usr/bin/ の中にある、末尾が ctl なプログラムがどんなものかを簡単に調べて見ることにしました。
今回は、wdctl を紹介します。
コマンド名: wdctl
パッケージ: util-linux-2.37.2-150400.8.8.1.x86_64
動作: ○
wdctl は、システムのウオッチドッグ情報を表示するコマンドです。引数なしで起動すると以下のように表示します。
% wdctl
Device: /dev/watchdog0
Identity: Software Watchdog [version 0]
Timeout: 10 seconds
Pre-timeout: 0 seconds
オプションによって表示形式を変更することは出来ますが、基本的に上記のような情報を表示するだけです。ですので、あまり使い道はないかと思います。
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By ftake @
2022-12-17 13:01
Geeko Magazine の新刊を発行します。最初の頒布はコミックマーケット C101 2日目 12/31(土)です。スペースは西地区 “さ” ブロック 22b です。
https://webcatalog.circle.ms/Perma/Circle/10269059/
今回の記事は以下のとおりです
- iPXE を使って openSUSE を自動インストール
Proxmox VE 上で AutoYaST を使う
- openSUSE で iSCSI
QNAP に iSCSI で繋げてみる
- openSUSE で Qsync を動かす
QNAP を使ったファイル同期機能
- WordPressがメモリー不足で落ちた!
いまさらだけどApacheのMPMを見直した話
- CombustionでMicroOSをプロビジョン
- eBPFとLinux カーネルコードリーディング
- 小説: エーデル・シュティメ 〜とあるカメレオンの雪解けな平日〜
コロナ禍で過去号を手にしていない方も多いと思いますので、2022年夏号、2021年冬号とのセットも予定しています。コミックマーケットC101への参加には入場券の事前購入が必要ですのでお気をつけください。最後までいますので、午後券でも大丈夫です。
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