By Syuta Hashimoto @
2022-12-13 08:38
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の13日目です。
さて、前回 AkamaiさんがLinodeサービスアピールしてますと紹介させて頂いたのですが、各リージョンのスピードテストが出来る場所があったので紹介させて頂きます。
なお、ちゃんとリージョンに日本もありました。
このページ はログインせずとも使えるみたいですね。
日本で測定してみました。
試しに、ムンバイで測定してみました。
それぞれ一回測定しただけなので信憑性は微妙ですが、確かにpingやDLで差が出ていますね。
Akamaiが親会社なので、近いところのリージョンへのアクセスは期待できるのでは無いでしょうか。
Category
サーバ ,
未分類 |
受け付けていません
By ribbon @
2022-12-12 00:49
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の12日目です。
systemd が使われるようになると、daemon の制御とかのやり方は大きく変わりました。/etc/init.d にあるスクリプトから、systemd パッケージに含まれるコマンドを使うようになってきました。それらのコマンドは、xxxxxctl という、末尾に ctl が含まれるものが多いように感じました。そこで、/usr/bin/ の中にある、末尾が ctl なプログラムがどんなものかを簡単に調べて見ることにしました。
今回は、timedatectl を紹介します。
コマンド名: timedatectl パッケージ: systemd-249.11-150400.6.8.x86_64 動作: ○
詳細: timedatectl は、システム時刻の表示/変更を行うコマンドです。引数なしで起動すると以下のような形で日付と時刻を表示します。また、引数 show を指定すると、機械で処理しやすい形で表示します。
% timedatectl
Local time: 日 2022-12-11 14:27:55 JST
Universal time: 日 2022-12-11 05:27:55 UTC
RTC time: 日 2022-12-11 05:27:55
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
NTP service: active
RTC in local TZ: no
% timedatectl show
Timezone=Asia/Tokyo
LocalRTC=no
CanNTP=yes
NTP=yes
NTPSynchronized=yes
TimeUSec=Sun 2022-12-11 14:30:45 JST
RTCTimeUSec=Sun 2022-12-11 14:30:45 JST
日付の変更もできます。但し、NTP が動作している場合は、一旦 NTP の同期を止めてからでないと変更ができません。ここは date コマンドと違うところです。
# timedatectl set-time "2022-12-11 15:40:00"
Failed to set time: Automatic time synchronization is enabled
# timedatectl set-ntp no
# timedatectl set-time "2022-12-11 15:40:00"
# timedatectl
Local time: Sun 2022-12-11 15:40:07 JST
Universal time: Sun 2022-12-11 06:40:07 UTC
RTC time: Sun 2022-12-11 06:40:07
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: no
NTP service: inactive
RTC in local TZ: no
日付や時刻の変更は、時刻同期機能を入れておけば使う事は少ないと思いますが、date コマンドよりは情報量が多いので、場合によっては便利かもしれません。
Category
Tips ,
サーバ ,
デスクトップ |
受け付けていません
By ribbon @
2022-12-10 10:46
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の10日目です。
systemd が使われるようになると、daemon の制御とかのやり方は大きく変わりました。/etc/init.d にあるスクリプトから、systemd パッケージに含まれるコマンドを使うようになってきました。それらのコマンドは、xxxxxctl という、末尾に ctl が含まれるものが多いように感じました。そこで、/usr/bin/ の中にある、末尾が ctl なプログラムがどんなものかを簡単に調べて見ることにしました。
今回は、powerprofilesctl を紹介します。
コマンド名: powerprofilesctl パッケージ: power-profiles-daemon-0.12-1.2.x86_64 動作: ○
詳細: powerprofilesctl は、電源モードの表示や変更を行うプログラムです。powerprofiles は GNOME の 設定→電源 で表示される電源モードになります。プロファイルの一覧、現状のプロファイル状態は以下のようにして表示できます。
% powerprofilesctl list
balanced:
Driver: placeholder
* power-saver:
Driver: placeholder
% powerprofilesctl get
power-saver
また変更は下記のように行えます。
# powerprofilesctl set balanced
# powerprofilesctl get
balanced
ただ、電源プロファイルを変更することはほとんど無いので、このコマンドの出番はあまりないのかもしれません。
Category
openSUSE ,
Tips ,
サーバ ,
デスクトップ |
受け付けていません
By ribbon @
2022-12-07 21:40
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の5日目です。
systemd が使われるようになると、daemon の制御とかのやり方は大きく変わりました。/etc/init.d にあるスクリプトから、systemd パッケージに含まれるコマンドを使うようになってきました。それらのコマンドは、xxxxxctl という、末尾に ctl が含まれるものが多いように感じました。そこで、/usr/bin/ の中にある、末尾が ctl なプログラムがどんなものかを簡単に調べて見ることにしました。
今回は、hostnamectl を紹介します。
コマンド名: hostnamectl パッケージ: systemd-249.12-150400.8.13.1.x86_64 動作: ○
詳細: hostnamectl は、システムのホスト名や関連する情報の表示や変更を行うプログラムです。昔ながらの、ホスト名を表示するプログラム hostname は、引数を指定しないで入力すると、単にホスト名を返すだけですが、hostnamectl を引数を指定しないで実行すると、
Static hostname: suse154
Icon name: computer-vm
Chassis: vm
Machine ID: 61ee5253e44f403c9918308e232c84b8
Boot ID: 2dc4f7eae3724c6497708a64e08a516c
Virtualization: kvm
Operating System: openSUSE Leap 15.4
CPE OS Name: cpe:/o:opensuse:leap:15.4
Kernel: Linux 5.14.21-150400.24.33-default
Architecture: x86-64
Hardware Vendor: QEMU
Hardware Model: Standard PC _i440FX + PIIX, 1996_
と、たくさんの情報を表示します。今回テストしている環境が KVM 配下であることもバレてしまいます。旧来の hostname コマンドと互換を取るには、引数として hostname を指定すれば良いです。単に hostname を返します。 もちろん、root でないとできませんが、host 名を変更することも可能です。
# hostnamectl hostname suse154A
# hostnamectl hostname
suse154A
そのほかに、JSON形式で出力することも可能です。
hostnamectl --json=pretty
{
"Hostname" : "suse154",
"StaticHostname" : "suse154",
"PrettyHostname" : null,
"DefaultHostname" : "localhost",
"HostnameSource" : "static",
"IconName" : "computer-vm",
"Chassis" : "vm",
"Deployment" : null,
"Location" : null,
"KernelName" : "Linux",
"KernelRelease" : "5.14.21-150400.24.33-default",
"KernelVersion" : "#1 SMP PREEMPT_DYNAMIC Fri Nov 4 13:55:06 UTC 2022 (76cfe60)",
"OperatingSystemPrettyName" : "openSUSE Leap 15.4",
"OperatingSystemCPEName" : "cpe:/o:opensuse:leap:15.4",
"OperatingSystemHomeURL" : "https://www.opensuse.org/",
"HardwareVendor" : "QEMU",
"HardwareModel" : "Standard PC _i440FX + PIIX, 1996_",
"ProductUUID" : null
}
JSON 形式で出力する場合、hostname オプションを指定すると、json 機能は無効になってしまうようです。
従来からの hostname コマンドもたぶん残っていくとは思いますが、新しい hostnamectl コマンドも覚えて置いた方が良いかもしれません。
Category
openSUSE ,
Tips ,
サーバ |
受け付けていません
By ribbon @
2022-12-07 00:42
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の7日目です。
systemd が使われるようになると、daemon の制御とかのやり方は大きく変わりました。/etc/init.d にあるスクリプトから、systemd パッケージに含まれるコマンドを使うようになってきました。それらのコマンドは、xxxxxctl という、末尾に ctl が含まれるものが多いように感じました。そこで、/usr/bin/ の中にある、末尾が ctl なプログラムがどんなものかを簡単に調べて見ることにしました。
今回は、loginctl を紹介します。
コマンド名: localectl パッケージ: systemd-249.12-150400.8.13.1.x86_64 動作: ○
詳細: loginctl は、systemd の login マネージャからの情報を表示したり設定するためのツールです。表示に関しては、従来の w コマンドや ps コマンド などの機能が含まれています。たとえば、現在ログインしている情報は、下記のように表示されます。
%loginctl
SESSION UID USER SEAT TTY
11 1000 ribbon pts/0
12 1000 ribbon pts/2
13 0 root
6 1000 ribbon seat0 tty2
w コマンドではこのように表示されます。表示する内容がかなり異なります。
%w
20:10:49 up 12:55, 5 users, load average: 0.00, 0.01, 0.00
USER TTY FROM LOGIN@ IDLE JCPU PCPU WHAT
ribbon : : 15:20 ?xdm? 2:18 0.07s gdm-session-worker [pam/gdm-password]
ribbon tty2 tty2 15:20 12:55m 0.08s 0.08s /usr/lib/gnome-session-binary
ribbon pts/0 192.168.X.Y 18:17 10:29 0.28s 0.00s less
ribbon pts/2 192.168.X.Y 19:46 1.00s 0.11s 0.01s w
root pts/3 ::1 20:02 7:58 0.09s 0.09s -bash
自分自身のセッション情報は session-status サブコマンドで表示できます。
%loginctl session-status
12 - ribbon (1000)
Since: Sat 2022-12-03 19:46:34 JST; 28min ago
Leader: 7798 (sshd)
TTY: pts/2
Remote: 192.168.X.Y
Service: sshd; type tty; class user
State: active
Unit: session-12.scope
┣ 7798 "sshd: ribbon [priv]" ""
┣ 7800 "sshd: ribbon@pts/2" "" ""
┣ 7801 -bash
┣ 8134 loginctl session-status
┗ 8135 less
さらに、 user-status サブコマンドで、詳細な情報を得ることができます。pstree コマンドにも似た感じです。
%loginctl user-status
ribbon (1000)
Since: Sat 2022-12-03 15:20:50 JST; 5h 8min ago
State: active
Sessions: 12 11 *6
Linger: no
Unit: user-1000.slice
┣session-11.scope
┃┣ 7431 "sshd: ribbon [priv]" ""
┃┣ 7437 "sshd: ribbon@pts/0" "" ""
┃┣ 7438 -bash
┃┣ 7780 man loginctl
┃┗ 7792 less
┣session-12.scope
┃┣ 7798 "sshd: ribbon [priv]" ""
┃┣ 7800 "sshd: ribbon@pts/2" "" ""
┃┣ 7801 -bash
┃┣ 8270 loginctl user-status
┃┗ 8271 less
┣session-6.scope
┃┣ 4748 "gdm-session-worker [pam/gdm-password]"
┃┣ 4778 /usr/bin/gnome-keyring-daemon --daemonize --login
┃┣ 4784 /usr/lib/gdm/gdm-wayland-session /usr/bin/gnome-session
┃┣ 4788 /usr/lib/gnome-session-binary
┃┗ 7997 /usr/bin/ssh-agent -D -a /run/user/1000/keyring/.ssh
┗user@1000.service
┣app.slice
┃┣app-gnome-YaST2\x2dorg.opensuse.yast.LAN-5394.scope
┃┃┣ 5523 dbus-launch --autolaunch 61ee5253e44f403c9918308e232c84b8 --binary-syntax>
┃┃┗ 5524 /usr/bin/dbus-daemon --syslog-only --fork --print-pid 5 --print-address 7>
┃┣app-gnome-gnome\x2dsoftware\x2dservice-5036.scope
┃┃┗ 5036 /usr/bin/gnome-software --gapplication-service
┃┣app-gnome-org.gnome.Evolution\x2dalarm\x2dnotify-5045.scope
┃┃┗ 5045 /usr/lib/evolution-data-server/evolution-data-server/evolution-alarm-noti>
┃┣app-gnome-org.gnome.SettingsDaemon.DiskUtilityNotify-5018.scope
┃┃┗ 5018 /usr/lib/gsd-disk-utility-notify
そのほかに、セッションを強制切断する kill-session サブコマンドがあります。たとえば、ssh でログインしているセッションを強制切断するためには、 1) w コマンドでユーザを調べる 2) そのユーザが使っている sshd プロセスを ps コマンドで調べる 3) kill コマンドでそのプロセスを終了させる。 というステップが必要でしたが、loginctl では、セッション番号を表示させた後、そのセッションを終了するコマンドを入力することで作業が行えますので、手間が減ります。
# loginctl
SESSION UID USER SEAT TTY
11 1000 ribbon pts/0
12 1000 ribbon pts/2
13 0 root
6 1000 ribbon seat0 tty2
4 sessions listed.
# loginctl kill-session 13
# loginctl
SESSION UID USER SEAT TTY
11 1000 ribbon pts/0
12 1000 ribbon pts/2
6 1000 ribbon seat0 tty2
3 sessions listed.
loginctl は、表示形式が見やすいので、w コマンドなどと併用すると便利でしょう。
Category
openSUSE ,
Tips ,
サーバ ,
デスクトップ |
受け付けていません
By ribbon @
2022-12-06 00:39
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の6日目です。
systemd が使われるようになると、daemon の制御とかのやり方は大きく変わりました。/etc/init.d にあるスクリプトから、systemd パッケージに含まれるコマンドを使うようになってきました。それらのコマンドは、xxxxxctl という、末尾に ctl が含まれるものが多いように感じました。そこで、/usr/bin/ の中にある、末尾が ctl なプログラムがどんなものかを簡単に調べて見ることにしました。
今回は、localectl を紹介します。
コマンド名: localectl パッケージ: systemd-249.12-150400.8.13.1.x86_64 動作: ○
詳細: localectl は、システムのロケールを表示したり、変更を行うコマンドです。そのほかに、キーボードマッピングの変更も行えます。locale コマンドと loadkeys や kbdconfig の後継とも考えることができます。ただし、機能は強化されています。 ロケールの表示については、 locale コマンドと localectl コマンドでは内容が違い、locale コマンドの方が環境変数に設定されている値を表示するのに対し、localectl コマンドでは、最低限の物のみを表示します。
%locale
LANG=ja_JP.UTF-8
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=
%localectl
System Locale: LANG=ja_JP.UTF-8
VC Keymap: jp
X11 Layout: jp
X11 Model: microsoftpro
X11 Options: terminate:ctrl_alt_bksp
また、localectl list-locales でロケールの一覧を表示することができますが、その結果は locale コマンドの結果とは異なっていました。locale コマンドで表示できる、UTF-8系以外のロケールが、localectl では表示されません。
% locale -a | grep ja
ja_JP.eucjp
ja_JP.shiftjisx0213
ja_JP.sjis
ja_JP.utf8
%localectl list-locales | grep ja
ja_JP.UTF-8
但し、localectl でロケールの一覧に表示されていない、たとえば ja_JP.sjis を指定しても、変更することはできました。ちなみに、ロケールの変更は、localectl のサブコマンド set-locale で指定します。
キーボードマップの変更はサブコマンド set-keymap で指定します。これも、loadkeys で指定できるキーマップと異なります。loadkeys の場合ですと、IA アーキテクチャを使用する場合には /usr/share/kbd/keymaps/i386/ 配下にあるキーマップを使いますが、そこにあるマップ一覧と同じものになっています。ただ、標準 jp106 以外の使い道は少ないと思いますが….
%localectl list-keymaps | grep jp
jp
jp-OADG109A
jp-dvorak
jp-kana86
jp106
mac-jp106
%find /usr/share/kbd/keymaps -name "jp*" -print
/usr/share/kbd/keymaps/i386/qwerty/jp106.map.gz
/usr/share/kbd/keymaps/xkb/jp-dvorak.map.gz
/usr/share/kbd/keymaps/xkb/jp-OADG109A.map.gz
/usr/share/kbd/keymaps/xkb/jp-kana86.map.gz
/usr/share/kbd/keymaps/xkb/jp.map.gz
localectl でのロケール変更は、システム全体の変更となるので、一時的な変更には使えません。一時的な変更は、環境変数を設定し直すことになります。キーボードの変更についても、loadkeys と同等のことはできますが、locale と言う名前でキーボードの操作、と言うことになるので、ちょっと分かりにくいかもしれません。使い道は限定されそうです。
Category
Tips ,
サーバ ,
デスクトップ |
受け付けていません
By ribbon @
2022-12-04 08:12
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の4日目です。
systemd が使われるようになると、daemon の制御とかのやり方は大きく変わりました。/etc/init.d にあるスクリプトから、systemd パッケージに含まれるコマンドを使うようになってきました。それらのコマンドは、xxxxxctl という、末尾に ctl が含まれるものが多いように感じました。そこで、/usr/bin/ の中にある、末尾が ctl なプログラムがどんなものかを簡単に調べて見ることにしました。
今回は、busctl を紹介します。
コマンド名: busctl パッケージ: systemd-249.12-150400.8.13.1.x86_64 動作: ○
詳細: busctl は、D-Bus の状態を表示させたり、設定を行ったりするためのツールです。取りあえず起動してみると、
NAME PID PROCESS USER CONNECTION UNIT SESSION DESCRIPTION
:1.0 1 systemd root :1.0 init.scope - -
:1.1 632 wickedd-dhcp6 root :1.1 wickedd-dhcp6.service - -
:1.10 705 wickedd-nanny root :1.10 wickedd-nanny.service - -
:1.105 3249 busctl ribbon :1.105 session-4.scope 4 -
:1.13 720 ModemManager root :1.13 ModemManager.service - -
:1.16 1120 gdm root :1.16 display-manager.service - -
:1.17 1128 accounts-daemon root :1.17 accounts-daemon.service - -
:1.2 618 avahi-daemon avahi :1.2 avahi-daemon.service - -
:1.24 1275 power-profiles- root :1.24 power-profiles-daemon.service - -
:1.26 1280 rtkit-daemon root :1.26 rtkit-daemon.service - -
:1.27 1274 upowerd root :1.27 upower.service - -
:1.3 628 wickedd-auto4 root :1.3 wickedd-auto4.service - -
:1.32 1324 wpa_supplicant root :1.32 wpa_supplicant.service - -
:1.4 630 wickedd-dhcp4 root :1.4 wickedd-dhcp4.service - -
:1.45 1437 colord colord :1.45 colord.service - -
のように、現在のバスの一覧が表示されます。とは言っても、D-bus がどういう物で、何をしているかを分かっていないと、この表示の意味も分かりませんね。Wikipedia先生に聞いてみると、
D-Bus(Desktop Bus、ディーバス)は、メッセージバスと呼ばれる、アプリケーション間でやりとりを行うための、プロセス間通信 (IPC) 実装の1つである。
なのだそうです。 Unix系のプロセス間通信としては、パイプ、シグナル、ソケットとかいろいろありました。また、KDE や Gnome も独自のプロセス間通信機能を持っていました。それらの乱立を統一化するために作られたのが D-Bus ということになります。 ただ、D-Bus そのものは、ユーザが直接さわる物ではありません。あくまでもプロセス(プログラム)の世界で使われるものです。そのため、busctl も、D-Bus の動作の確認やデバッグ、テスト用に使われるものと思った方がよいでしょう。
Category
openSUSE ,
Tips ,
サーバ ,
デスクトップ ,
未分類 |
受け付けていません