/usr/bin/*ctl なプログラムが何をするのかを試してみました(wdctl)
By ribbon @
2022-12-18 00:00
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の18日目です。
systemd が使われるようになると、daemon の制御とかのやり方は大きく変わりました。/etc/init.d にあるスクリプトから、systemd パッケージに含まれるコマンドを使うようになってきました。それらのコマンドは、xxxxxctl という、末尾に ctl が含まれるものが多いように感じました。そこで、/usr/bin/ の中にある、末尾が ctl なプログラムがどんなものかを簡単に調べて見ることにしました。
今回は、wdctl を紹介します。
コマンド名: wdctl
パッケージ: util-linux-2.37.2-150400.8.8.1.x86_64
動作: ○
wdctl は、システムのウオッチドッグ情報を表示するコマンドです。引数なしで起動すると以下のように表示します。
% wdctl
Device: /dev/watchdog0
Identity: Software Watchdog [version 0]
Timeout: 10 seconds
Pre-timeout: 0 seconds
オプションによって表示形式を変更することは出来ますが、基本的に上記のような情報を表示するだけです。ですので、あまり使い道はないかと思います。