OSC 2018 Hamanako, Tokyo/Spring 参加報告

By ftake @ 2018-02-26 23:45

2月11日にOSC 2018 浜名湖、2月23日、24日に OSC 東京に出展しました。

OSC 2018 Hamanako

OSC 浜名湖は15分の短いセミナーを会場の中央で行う形式で、openSUSE の枠では openSUSE の紹介をしました。

openSUSE Leap 15の紹介 from Kento Kawakami

OSC 浜名湖 2018 セミナーの様子

ライトニングトークでは Portus を動かすまでの流れを紹介しました。Portus の詳細はこの後ろの東京のスライドも見て下さい。

Portus でプライベート Docker レジストリを構築してみよう ― 予告編 ― from Fuminobu Takeyama

OSC 2018 Tokyo/Spring

いつものようにブースで openSUSE 使っていますか?と質問すると、「使っています」「ちょっと使っています」「使い始めました」という声をいつもよりちょっとだけ多く聞けた気がしました。

セミナーではWeb UI や高度な認証機能を持つDockerプライベートレジストリを作成できる Portus の紹介をしました。金曜日のお昼休みの時間帯にも関わらず、20人程度の方に参加して頂きました。

Portus でプライベート Docker レジストリを構築してみよう(openSUSE の紹介パート) from Fuminobu Takeyama
Portus でプライベート Docker レジストリを構築してみよう(Portusパート) from hashimotosyuta

OSC 2018 東京/春 セミナーの様子

その他

openSUSE Leap 15.0 beta が動作するタブレット @kapper1224 さん提供

DELL Venue 10 PRO 5056
CPU: Atom Z 8500
メモリー: 4 GB

 

OSC 会場から帰っていく、今回初参加の超特大ギーコ

OSC 会場から帰っていく、今回初参加の超特大ギーコ

この記事は LibreOffice Advent Calender の 21日目です。

先日のopenSUSE.Asia Summitでは、次のような名札を作りました。たくさんの人が集まるイベントでは、やっぱり名札があるとよいですね。今回はこの名札を作るまでの過程を紹介します。この名札は、実は背景と名前の部分の2回に分けて印刷しています。以下では、それぞれのパートに分けて紹介します。

openSUSE.Asia Summit の名札

背景

背景部分はLibreOfficeではなく、Scribusで作成しました。今回の名札は「はがきサイズ」で、印刷屋さんに依頼しても200枚1500円以下でオフセット印刷できます。Scribus を使うことで、発注時に必要な裁ち落とし(縁なし印刷)をするための塗り足しを持ち、CNYK カラーの PDF データを出力できます。

Scribus の編集画面

 

出力した PDF データ

名前の差し込み印刷

名前の部分は LibreOffice Writer の差し込み印刷機能を使って印刷データを作成しました。

印刷するデータは Connpass の申し込み情報を CSV にエクスポートして作成した次のようなデータです。1行が1人分のデータになっています。

Name 1 Name 2 Affiliation Registration No
Fuminobu Takeyama ftake Japan openSUSE User Group 10001
Geeko 10002
Foo Bar Foobar Baz 10003

それでは、Writer で差し込み先のデータを作っていきましょう。名札のレイアウトは次のように表を使って作成しました。

LibreOffice Writer で作成した印刷レイアウト

ドキュメント内の < > で囲まれた部分はフィールドで、対応する列の値がこの場所に書き込まれます。このフィールドは次のようにして挿入します。

  1. メニュー: 「挿入」 > 「フィールド」をクリック
  2. 「データベース」タブ > 「差し込み印刷フィールド」をクリック
  3. 「データベースファイルの追加」の「検索」で名札データの表を開く
  4. 「データベースの選択」内に開いた表が現れるので、シート名と列を選択する

差し込み印刷フィールドの挿入

このようにして、4つのフィールド(名前1、ニックネーム、所属、申込番号)を追加します。

次に、データを差し込みます。直接印刷することもできますが、ここでは差し込んだ結果を新しい Writer のドキュメントとして保存します。「表示」> 「ツールバー」>「差し込み印刷」で差し込み印刷ツールバーを表示し、「結合ドキュメントを保存」をクリックします。

結合ドキュメントの保存

そうすると、全員分の名札データが差し込まれた1つのWriterドキュメントができあがります。作業はこれで終わりではなく、ページをチェックして、はみ出ている人がいれば改行位置の調整やフォントサイズの変更を行います。「Japan openSUSE User Group」も長過ぎるのでフォントサイズを小さくしました。

全員分の名前が差し込まれたドキュメント

最後に、このデータを背景が印刷された用紙に普通に印刷すればできあがりです。今回はインクジェットプリンターに対応しないコート紙を使ったため、キンコーズでセルフプリントしました。ただのはがきサイズのドキュメントなので PDF にして USB  メモリーに保存して持っていけば印刷できます。ただ、ページ数が多すぎる場合は、読み込みに時間がかかるため、複数のファイルに分けたほうがよいようです。

Geeko Magazine Special Edition 2017 冬

By ftake @ 2017-12-09 15:44

今年の冬も Geeko Magazine の新刊ができました。
頒布場所は12月29日(金)東京ビッグサイト 東3ホール 東キ44a です。

記事のタイトルは次のとおりです。

  • openSUSE.Asia Summit 2017 開催レポート
  • openSUSE Asia Summit 用の英語プレゼン資料 添削されまくりでした
  • Geeko が表示されるまで 〜Linux 起動シーケンス〜
  • Proxmox VE 便利です
  • DPDK で高速パケット処理を始めよう
  • マウスを握る手、冷たくないですか? ちょっとだけ暖かいコンピュータライフ
  • 鏡のむこう 第 2 話 月見団子
  • AI の次は BI? 〜Apache Superset を使ってみよう〜

Web カタログ

夏号の在庫もまだあります!

ぜひスペースにお越しください。

Geeko Magazine Special Edition 2017 夏

By ftake @ 2017-08-03 23:45

なんとか入稿できましたので、Geeko Magazine 2017 夏をコミックマーケットC92 で頒布します。スペースは金曜日東7″そ”-25bです。

今回の内容は:

  • openSUSE Leap 42.3リリース
  • openSUSE.Asia Summit 2017東京開催決定!!
  • 簡単な方法でローカルな名前を解決する
  • サーバーだけじゃない Linux デスクトップを使い倒そう!
    いま話題の Kotlin から Ruby、C++ 1x…の開発環境を整えるopenSUSEの半分は『やさしさ』でできている
  • 鏡のむこう 〜Another Side〜 星に願いを

よろしくお願いします。

OSC 2017 Tokyo/Spring

By ftake @ 2017-03-15 00:04

3/10、3/11 に開催されたオープンソースカンファレンス 2017 Tokyo/Spring に出展しました。

今回は2009年東京春以来かと思われる SUSE(Novell)との共同出展で、賑やかなブースとなりました。SUSE ブースのディスプレイでは、いつものパロディビデオがループ再生されていました。

2日目に Kapper さんが、openSUSE をWindows タブレットにインストールして持ってきてくれました。32 bit EFI やドライバーまわりでタブレットに入れるのは大変です。

セミナーは3度目の「コマンドラインツールテクニック その1」を行いました。今回は初心者向けトラックに組み込んでもらい、金曜日の昼休みにもかかわらず、満席の40人程度の方に参加して頂きました。

セミナーの影響か、Geeko Magazine の冬号が1日目で売り切れてしまいました。次回は技術書典2で頒布しますのでよろしくお願いします。

今さら聞けない! Linux コマンドラインツールテクニック その1 rev. 3 from Fuminobu Takeyama

1月28日にオープンソースカンファレンスOsakaに出展しました。

展示はいつものようにVista世代のデスクノートとRaspberry Pi 3でデモをしていたのですが、どちらも不調でした。ノートPCは最近換装した古いSSDが不調のようで、途中でファイルが書き込めなくなってしまいました(しばらくして、再起動で復活)。Raspberry Pi はコミケ会場では元気に1日動いていましたが、OSCの会場では負荷がかかるとすぐに落ちてしまいます。

セミナーはOSC東京秋とほぼ同じ内容でした。立ち見になってしまった方もいたので、50人程度の方に参加して頂いたと思います。


 

せっかく OSC で大阪に行くのだから、何か openSUSE のイベントをやろうと考えていたところ、ItSANgo さんが、Linux 4コミュニティの合同イベントを企画してくれました。

各コミュニティの ML や SNS はもちろん、コミケでチラシを配ったり、OSC のトップページに告知を載せてもらったり、OSC 当日に現地で宣伝した結果、部屋の定員ギリギリの27人もの参加者が集まりました。

今後も関西で単独/合同でイベントを開催できればと思いますので、よろしくお願いします。

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openSUSE Leap 42.2 Release Party @Tokyo

By ftake @ 2017-02-01 22:03

イベントレポートが溜まっているため簡易レポートです。

1月25日(水) の夜に少し遅めの Leap 42.2 のリリースパーティを開催しました。
ここ5年くらいのリリースパーティの中では最大規模で、平日夜にもかかわらず11人が集まりました。

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写真撮影: hatochan