By ribbon @
2023-12-05 23:03
この記事は openSUSE Advent Calendar 2023 の5日目です。
openSUSE 15.6 にむけて、packaeges-i18n の翻訳を始めています。翻訳は Weblate を使うのですが、対話的にWebベースで作業をすると結構手間がかかります。量が多い場合は、翻訳対象データをダウンロードし、ローカルで作業した方が速くなります。 ローカルで作業するときには、オープンソースの翻訳支援ツール OmegaT を使うのが便利です。さらに、NICT が開発した機械翻訳システム textra を併用すると翻訳効率が大幅に向上します。そのために、OmegaT 用のプラグイン も用意されています。
openSUSE の packages-i10n の翻訳は、しばらく前から上記の組み合わせで作業を行っていました。Weblateから未翻訳分の行を gettext po 形式でダウンロードして OmegaT で翻訳、仕上がったら po ファイルをアップロードすれば作業は終わります。textra がかなりきれいに訳してくれるので、1日あれば数百行の翻訳をこなす事ができます。今これを書いている時点でも、カテゴリ x (先頭が x で始まるパッケージ群) の追加翻訳数百行をだいたい1日で終えています。
しかし、環境を最新のWindows11にするため、OmegaTとプラグインも最新にした所、動作エラーとなり、原因を捜すのに苦労しました。結論から言うと、OmegaT用のプラグイン最新版(v2022.2.2) では Windows10/11 環境での OmegaT では動作しません。一つ前のバージョン v2022.2.1 では動きます。もしも、他の翻訳に OmegaT+textra を使う事を考えているのであれば注意してください。
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By ribbon @
2022-12-24 00:10
FreeBSD ではできているのに、openSUSE で、less を使ってファイルやマニュアルを表示すると、less終了後に表示された画面が消えてしまいます。結果を見ながら別の作業をしたいときには少々不便です。調べた結果、この問題を解決するにはいくつかの方法があることが分かりました。
オプション -X (または –no-init) を引数として指定して起動する。 一番簡単なやり方です。
環境変数 LESS に -X オプションを指定しておく。 あらかじめシェルの初期設定ファイル (.bashrc とか .cshrc とか) に、 LESS=’-X’ を指定しておきます。
terminfo の値を変更する。http://kurokawh.blogspot.com/2015/01/linuxcygwin-less-man.html や、https://t9md.hatenadiary.org/entry/20080802/1217655775 によると、terminfo の値を修正することによっても変更出来るそうです(この方法は試していません)。
ただし、アプリケーションによっては、画面を消すことを前提としている物もあるようなので、色々テストしながら設定をするのが良さそうです。
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By Syuta Hashimoto @
2022-12-22 08:29
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の22日目です。
ファイルマネージャーにDolphinを使ってるのですが、開いているディレクトリでコンソールを即座に使う方法を紹介します。
方法
F4を押す
以上です。
普通のDolphinはこんな感じでコンソールはありません。
F4を押すと下部に開いているディレクトリをカレントディレクトリにしたコンソールが表示されます。
もちろん、コンソールとして使えます。
ウィンドウズでアドレスバーにcmdと打つとコマンドプロンプトが立ち上がるの、地味にいいなぁと思っていて、同等機能を探していたら見つけました。
最近はPDFの表示などをDolphinからすることが多いので、その横にあるテキストファイルをcodeで開きたい、とかいう時に重宝しています。
(と思ったのですが、ファイルを右クリックで「Visual Studio Codeで開く」が出てきましたね・・・)
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By Syuta Hashimoto @
2022-12-21 08:17
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の21日目です。
openSUSE、というかKDEを使ってる方なら、手軽に外観をがらりと変えることが出来ます。
事実、僕は月に一回変更して、都度新しいイメージを楽しんでいます。
ではさっそく方法ですが、メニューから「設定」->「KDE設定」を選んでKDE設定を開きます。
その中から、「外観」を選びます。
外観
ここからGlobal Themeを選ぶと、がらりとイメージが変わります。アイコン、起動時の画面、ウィンドウのデザインと変わるので、別OSになった気分です。
え?これだけ?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。有志の方が作成された多くのテーマを右下の「Get New Themes…」から選ぶことが出来ます。
テーマ
ドラッグすれば結構な数のテーマが表示されていきます。中にはvistaライクな外観も・・・
なお、上に表示されているように、openSUSEがレビューしたりしているわけではない、有志の作ということを留意してください。
たまに切り替え直後にアイコンが表示されなかったり(何かの拍子に直ります)、テーマによってはLibreOfficeのアイコンがみずらくなったりしてしまうのですが、元に戻すのも簡単ですのでぜひいろいろと試して新しい風をopenSUSEデスクトップに吹かせてみてください。
なお、自分のテーマを作成してアップロードすることもできますので、「俺の考えた最強のデスクトップ」をお持ちの方はぜひアップロードしてみてください。
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By Syuta Hashimoto @
2022-12-20 08:01
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の20日目です。
オンラインカンファレンスなどで広く使われてるZoomをopenSUSEで手軽に使おうと思います。
そう、もうおわかりですね。Flatpak で導入します。
Flatpakとはコンテナ技術をデスクトップアプリに応用したユーティリティで、隔離環境でデスクトップアプリを使うことができます。
つまり、ホストの環境に依存しないので、僕のようにあれこれしてしまっているホストでも安心して使うことが出来ます。
まず、Flatpakがインストールされてなければインストールします。
sudo zypper in flatpak
そして、Flathubという、パッケージのリポジトリを登録します。
flatpak remote-add --user --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo
登録したらアップデートを行います。
flatpak update
後はF lathubの公式ページ通り にすればすべてOKです。
Zoomのインストール
flatpak install flathub us.zoom.Zoom
Zoomの起動
flatpak run us.zoom.Zoom
これだけで比較的新しいバージョンのZoomを使うことが出来ます。
僕の所にパッケージで入っていたZoomがあったのですが、ある日「バージョン上げないとログインできないよ」と出てしまい、さっと思いついたのがFlatpakの利用でした。確か、30分後にZoomが必要、な時で、ちょっと焦ったのを覚えています。Flatpakを抑えておくと、こういう時に助かったりします。
また、skypeもslackもdiscordも、僕はFlatpakで快適に運用しています。
隔離環境のため、ローカルファイルとの連携などに多少流儀がありますが、環境を気にせず使える利点はありがたいです。いずれ、Flatpakを深堀してみたいと思います。
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By ribbon @
2022-12-19 00:12
第四世代の Intel CPU を使ったマシンで openSUSE を使っていると、シャットダウンコマンドで電源をOffにしようとしても( poweroff など)電源が切れません。一旦切れたようになりますが、再度起動してしまいます。この動作は、なぜか Windows と BSD (Dragon Fly BSD)では起こらず Linux のみ起こる現象のようです。 openSUSE 意外に Debian でも現象を確認しています。
色々調べたのですが、正解にはたどり着けず、毎回手動で電源を落としていました。そうすると、マジックパケットを飛ばして WOL による起動ができなくなり、ちょっと不便に感じていました。
結局、Kernel の詳しい人に正解をいただきました。Grub のオプションにxhci_hcd.quirks=0x2000 を付けるのだそうです。これでちゃんと電源が切れ、さらに WOL も動くようになりました。
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By ribbon @
2022-12-18 00:00
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の18日目です。
systemd が使われるようになると、daemon の制御とかのやり方は大きく変わりました。/etc/init.d にあるスクリプトから、systemd パッケージに含まれるコマンドを使うようになってきました。それらのコマンドは、xxxxxctl という、末尾に ctl が含まれるものが多いように感じました。そこで、/usr/bin/ の中にある、末尾が ctl なプログラムがどんなものかを簡単に調べて見ることにしました。
今回は、wdctl を紹介します。
コマンド名: wdctl パッケージ: util-linux-2.37.2-150400.8.8.1.x86_64 動作: ○
wdctl は、システムのウオッチドッグ情報を表示するコマンドです。引数なしで起動すると以下のように表示します。
% wdctl
Device: /dev/watchdog0
Identity: Software Watchdog [version 0]
Timeout: 10 seconds
Pre-timeout: 0 seconds
オプションによって表示形式を変更することは出来ますが、基本的に上記のような情報を表示するだけです。ですので、あまり使い道はないかと思います。
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