/usr/bin/*ctl なプログラムが何をするのかを試してみました(powerprofilesctl)
By ribbon @
2022-12-10 10:46
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の10日目です。
systemd が使われるようになると、daemon の制御とかのやり方は大きく変わりました。/etc/init.d にあるスクリプトから、systemd パッケージに含まれるコマンドを使うようになってきました。それらのコマンドは、xxxxxctl という、末尾に ctl が含まれるものが多いように感じました。そこで、/usr/bin/ の中にある、末尾が ctl なプログラムがどんなものかを簡単に調べて見ることにしました。
今回は、powerprofilesctl を紹介します。
コマンド名: powerprofilesctl
パッケージ: power-profiles-daemon-0.12-1.2.x86_64
動作: ○
詳細:
powerprofilesctl は、電源モードの表示や変更を行うプログラムです。powerprofiles は GNOME の 設定→電源 で表示される電源モードになります。プロファイルの一覧、現状のプロファイル状態は以下のようにして表示できます。
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% powerprofilesctl list balanced: Driver: placeholder * power-saver: Driver: placeholder % powerprofilesctl get power-saver |
また変更は下記のように行えます。
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# powerprofilesctl set balanced # powerprofilesctl get balanced |
ただ、電源プロファイルを変更することはほとんど無いので、このコマンドの出番はあまりないのかもしれません。