firstboot的な機能をautoyastに組み込む
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firstboot 機能はautoyastにも組み込めます。しかし、firstbootの解説の所にはあっさりとしか書いてないので、いろいろやってみましたがうまくいきませんでした。しかし、autoyastの設定の中から代替の方法を見つけました。
以下のようにautoinnst.xml に記述を追加すると、再起動後の初期設定中にスクリプトを動かす事が出来ます。
<scripts>
<post-scripts config:type=”list”>
<script>
<debug config:type=”boolean”>true</debug>
<feedback config:type=”boolean”>false</feedback>
<feedback_type/>
<filename>demo.sh</filename>
<interpreter>shell</interpreter>
<location><![CDATA[]]></location>
<network_needed config:type=”boolean”>false</network_needed>
<notification>demo</notification>
<param-list config:type=”list”/>
<source><![CDATA[#! /bin/sh
touch /root/testend
sleep 50]]></source>
</script>
</post-scripts>
</scripts>
この設定は autoinst機能を追加したYaSTでも設定出来ます。やってみましょう。
まずYaSTを起動し、「その他」→「独自のスクリプト」を選択し、編集画面に移ります。
新規作成を選び、スクリプト名(ファイル名)を入力し、スクリプトの実体を、「スクリプトソース」に記入します。これで、autoyastが生成するautoinstファイルにスクリプトが組み込まれます。
さらに、生成されたautoinstスクリプトを適宜編集し、自動実行を行わせるサーバに組み込みます。その後、ネットワーク越しに自動インストールが行われ、再起動後に、先ほど設定したスクリプトが動作します。「demo」というタイトルが表示されています。
実行後、ログインしてみると、ちゃんとファイルが出来ています。