この記事は openSUSE Advent Calendar 2019 一日目の記事です。

openSUSEには安定版のLeap、ローリング・リリース(最新バージョンを追いかける感じ)のTumbleweedがありますが、その他にもKubernetes用OSのKubicなどもリリースされています。Leapにしても、ライブ用があったりしたので、ダウンロードサイトを覗いて何があるのか見てみました。

ダウンロードサイトへの導線はメインページにあります。ここを見ると、左側にTumbleweed、右側にLeapの見出しがまず目に入ると思います。マウスオーバーすると「Tumbleweedのインストール」「Leapのインストール」という、ダウンロードサイトへのリンクボタンが表示されます。

前はダウンロードサイトへのリンクがどこかわかりづらかったのですが、大分見やすくわかりやすいデザインにかわりましたね。

Leapのダウンロードサイト

選べるのは以下の4つです。

インストール x86_64

通常のLeapです。

JeOS x86_64

JeOSってなんだろう?と思って調べてみると、openSUSEのwikiがありました。仮想環境やクラウドで利用するための、LeapをスリムにしたOSのようです。JeOSを元に自分なりのカスタマイズをしたイメージをKiwiで作成する、みたいな使い方もあるようですね。表示されている容量を通常のLeapと比較すると、スリムさがよくわかります。

ライブ x86_64

CDやUSBなどから起動できるライブイメージですね。

移植版 aarch64 ppc64le

説明に、「openSUSE Leap の PC 以外のアーキテクチャへの移植版は、本体とは異なる少人数のコミュニティチームでメンテナンスされております。」とありました。メンテナの方たちに感謝です。

Tumbleweedのダウンロードサイト

こちらも4種類ありました。

インストール x86_64 i586 aarch64 ppc64le

通常のTumbleweedです。

Kubic x86_64 aarch64

Kubernetesをすぐ動かせるOSです。MicroOSという、Tumbleweedから派生した、スリムでコンテナを動かすことを目的としたOSを元にしています。・・・このあたりの関係性や定義はちょっとずつかわるらしく(あるいは私が正確に把握していなくて)、サイトを久しぶりに見ると表現が変わっていたりします。

私がGeekoMagazineに構築記事を書いたり、OSC東京のセミナーで紹介させて頂いたのが、このOSです。

JeOS x86_64

TumbleweedのJeOSですね。今度使ってみようと思います。やはり、こちらも通常版とのサイズの差がはっきりしてます。

ライブ x86_64 i686 aarch64

Tumbleweedのライブイメージです。

所感

JeOS、Kubicあたりが、目新しい単語でしょうか。私はKubernetes構築をKubicでしているのでKubicには馴染みがありましたが、JeOSは単語だけ聞いたことがある程度でした。今度使ってみようと思います。

何気に、ライブイメージも使ったこと無いので、どんな感じなのか使ってみたいですね。

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