openSUSE Leap 15.0 に Google Chrome をインストールする
この記事は openSUSE Advent Calendar の 20日目です。完走も見えてきました。
さて、今日は Twitter などでときどき質問が飛ぶ Google Chrome のインストール方法です。
openSUSE では Google Chrome の OSS 版である Chromium がパッケージとして提供されています。普通のウェブサイトを見る分にはこれでよいのですが、Flash Player が必須なウェブサイトや、DRM で保護された不自由なコンテンツを見るために、ときどき Chrome が欲しくなるときがあります。
それでは、インストール方法です。
(1) Google のリポジトリのGPG 公開鍵のインポート
Chrome のパッケージを署名している鍵の公開鍵をインポートします。この手順を飛ばすとパッケージの署名チェックでエラーになってしまいます。
wget https://dl.google.com/linux/linux_signing_key.pub sudo rpm --import linux_signing_key.pub
こちらのページにも手順が書かれています:
https://www.google.com/linuxrepositories/
(2) Chrome をダウンロードする
ブラウザで Linux 用の Chrome のrpmファイル(Fedora/openSUSE用)をダウンロードします。
https://www.google.com/chrome/
※Windows などからダウンロードする場合は、画面の下部に「他のプラットフォーム」というリンクから Linux 版のダウンロード画面にたどり着けます。
(3) セットアップを実行する
ダウンロードした rpmファイルを zypper でインストールします。
cd ダウンロード sudo zypper in ./google-chrome-stable_current_x86_64.rpm
おわりに
以上、Chrome のインストール方法でした。Amazon Prime などの動画配信サイトが見られないといったような場合は、Chrome を試してみて下さい。
明日は「openSUSEでディスクの健康状態を取得」です。