By ftake @
2015-02-12 23:21
週の真ん中の2月11日に開催されたオープンソースカンファレンス2015浜名湖に出展してきました。思った以上に多くの方にブースに来て頂き、資料がなくなってしまいました。セミナーのスライドは Slideshare にあります。
写真
(1) hashimom さんと浜松餃子で前夜祭。餃子以外にもローカルフードを堪能しました。(2) ブースの様子。今回は特大はお留守番で、中と黄緑小とちびたちです。松屋の人からの差し入れの豊橋名物のブラックサンダーが子供たちに人気でした。(3) ぎーこもやっぱりうなぎパイが好きなようです。(4)(5) 懇親会は浜松の地ビールのお店にて。 帰りは圧倒的な青勢力で駅前のポータルを制圧しながら帰る展開になりました。
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次のイベントはデベロッパーズサミット(金曜日のみ Debian JP ブースを間借り)と、オープンソースカンファレンス東京/春です。どちらもコミケで完売した同人誌を頒布予定です。OSC 東京は土曜日に Scribus と Krita のセミナーがあります。
https://www.ospn.jp/osc2015-spring/modules/eguide/event.php?eid=32
また、ユーザーのみなさんには、ブースを盛り上げるほうにもご協力頂けると幸いです。
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By ftake @
2014-12-21 19:38
12月30日(火) コミックマーケット C87 西い35a にて、Geeko Magazine の特別号を頒布します。(500円予定)
内容は
- openSUSE 13.2 の紹介
- Scribus や Inkscape でシールや名刺、冊子の作成
- 結婚式に向けた画像編集や、披露宴の入場時に再生するインスト版の作成のしかた
- SORBS の迷惑メール判定
- openSUSE の小説
別冊で openSUSE 女子部による、YaST のガイドが付いてきます。
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表紙
また、30日の夜には、毎年恒例の openSUSE 大忘年会が開催されますので、ご参加をお待ちしています。
By ftake @
2014-11-18 22:13
10月17と18日に初のアジア地域でのopenSUSE Summit が北京航空航天大学で開催されました。 
顔を合わせることが重要
openSUSEの開発は世界中からの多くの人が関わっているため、主なコミュニケーション手段は、メールやオンラインシステムを通して行われます。openSUSE.Asia Summit の重要な目的の1つは、普段オンラインでしか交流の無い人と実際に会うことです。実際に、会場入りすると、次々と挨拶が始まります。まずはopenSUSE.Asia Summitの準備を一緒にしてきた運営メンバー、そして日本語入力まわりを協力してパッケージングしているHillwood(中国人)と出会いました。
実際に会うことで初めて「どのような人か」分かることは多く、今後のオンラインコミュニケーションにも役立つのではないかと思います。 Asia Summitの発起人で、台湾のコミュニティメンバーのsakanaは「イベントの規模や、話す言葉は重要ではない。会う機会を作ることが重要」といっていました。実際に、今回もほとんどのセッションが中国語でした。
openSUSEの今後の方向性
基調講演では、openSUSE Board長のRichard BrownとSUSEのエンジニアリング副社長であるRalf FlaxaがともにopenSUSEとSLESの今後の役割についてふれました。13.2のリリースと同時に、ローリングリリースのTumbleweedがFactoryのスナップショットベースとなり、より最新のフルパッケージがディストリビューションとして提供されます。13.2に向けて整備してきた自動テストフレームワークopenQAがこれを可能にしました。
一方、エンタープライズ向けのSLESと、新しさを求めるopenSUSEの間にはギャップがあります。このギャップを埋めるアイデアとして、バージョン番号付きのopenSUSEのリリースサイクルを見直すこと、長期サポートをするEvergreenプロジェクトが紹介されました。
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主な講演
Max Linは13.2以降のリリースの鍵となる、openQAとStagingプロジェクトの紹介を行いました(2セッション)。この2つの役割を簡単に説明すると、パッケージメンテナーによって更新されたパッケージは Factory に取り込む前に、まずはStagingプロジェクトに送られ、Staging プロジェクトのパッケージとFactoryの他のパッケージを合わせた状態でテストが行われます。このテストに使われるフレームワークがopenQAです。OSを仮想マシンで起動し、アプリケーションの起動・キーの入力などから構成されるテストケースを自動で実行します。openQAはGUIのテストにも対応しており、画面上に表示されている文字列が期待したものと同じかを判定することもできます。
その他には、Gary Linによるセキュアブートが有効な環境下でopenSUSEを動かす仕組みの解説もありました。現在のセキュアブートの環境では、Microsoftの鍵で署名されたブートローダーしか起動できませんが、署名されたプリローダーのShimを通してShimの鍵で署名されたGRUBを起動できます。また、マシン所有者のカスタムブートローダーやカーネルはmachine owner keyという鍵を用いて署名し、セキュアに起動できることが紹介されました。ブートローダーやカーネルの署名はOBSを通して簡単に行うこともできます。
台湾・日本・インド・北京のopenSUSEコミュニティの活動についての紹介も行いました。(日本は筆者が担当)インドコミュニティでは頻繁にパーティを開くようで、これがコミュニティを盛り上げる秘訣だと言っていたのが印象的でした。 私の発表スライド「A closer look at fonts and font rendering system on openSUSE」のスライドはこちらです。Notoフォントの話や、fontconfig、ヒンティングについて話しました:
ワークショップ
会場で実際に手を動かすワークショップもいくつか開催されました。OBSワークショップでは学生ボランティアのメンバーが初めてのパッケージングに挑戦していました。
昼食は吉野家! (#matsuyanow ならず)
北京の町中にはセブンイレブンを始めとする日本でお馴染みのお店がちょくちょく見られますが、吉野家もそのうちの1つです。Summitの昼食は2日とも吉野家でした。とても人気があるようで、お昼の大混雑の中、参加者全員でお店に押しかけました(残念ながら、OSC界隈で人気のある松屋は見当たりません)。お店の雰囲気は日本のハンバーガーチェーン店に似ています。牛丼・豚丼・鶏丼・きのこ丼と一緒にコーラを頼むのが定番だそうです。
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ライトニングトーク
OSCでお馴染みの、最後のLT大会にしてみました。時間を拡大して当日申し込みを可能にしてみました。中でも面白かった発表は、Justin Wongによるgdanmakuの紹介です。gdanmakuはニコニコ動画のようなコメントを、スクリーン上に表示するアプリケーションで、LT会場からブラウザ経由でコメントを投稿していました。
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その他、食べ物など
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次回以降は?
2日間を通して、アニメが好きだとか、今度日本に行くけど、どこに行くべきか、次回は秋葉原で開催して欲しいといった話題が上がっていました。次回は台湾になりそうですが、より多くの人が日本から参加してもらえれば…と思います。(写真は主にボランティアのみなさん)
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By ftake @
2014-11-06 00:13
12月30日(火) コミックマーケット87に参加します。場所は 西い35a です。
配布物は、いつもの Geeko Magazine を拡大した Geeko Magazine を予定しています。openSUSE について、盛りだくさんで貴重な1冊にしたいと考えていますのでよろしくお願いします。
現段階では次のような内容を予定しています。
- 特集: openSUSE で同人活動(原稿書きや入稿データ作成、お絵かきなど)
- 小説
- openSUSE 女子部 (イケメン?)
詳細は決まり次第お知らせします
執筆者募集
今回の Geeko Magazine の発行への貢献者を募集しています。
記事の提供
- 特集枠: 上記のお題に沿った記事を提供して下さい(特に音楽とか、誰か書きませんか?)
- ネタ枠: ちょっと見に行ってみようかなと思うような、ネタを募集しています
- 自由枠: 他の人の記事の挿絵、イラスト、漫画、特集枠に入らない技術ネタ
当日のスタッフ
貢献して頂いた方には、できあがった Geeko Magazine を進呈します。
応募方法: コメント、Twitter、opensuse-ug のメーリングリスト、Facebook など何かしらの方法でお知らせ下さい。
記事の最終締め切り: 11月30日(ネタ枠はできるだけ早い方が良い)
フォーマット: テキストと画像など
レイアウトや文章等の調整はこちらで行います。
Geeko Magazine が欲しい人募集
いつもの A4 1枚の Geeko Magazine とは異なり、ある程度の印刷代がかかる見込みです。多くの部数を作成すると、単価は安くはなります。(50部であれば500円程度)
そこで、どの程度需要があるかを調査するために、事前予約を受け付ける予定です。また会場・または関東エリアでは受け取れない人のために、各地方で欲しい人に頒布して頂ける方がいれば、ご協力をお願いします。
openSUSE.Asia Summit のレポートはもう少しお待ち下さい。
By ftake @
2014-09-14 11:19
この方法で、どのような条件でも確実にインストールできるか怪しいですが、本家 wiki にも書いていないので紹介します。依存パッケージが入らないケースがあれば教えてください
- openSUSE 用の RPM を Skype のウェブサイトからダウンロード
- ダウンロードしたファイルのあるディレクトリへターミナルで移動し、次のコマンドを実行(ファイル名はダウンロードした実際のファイル名に合わせてください)
sudo zypper in skype-4.3.0.37-suse.i586.rpm
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By ftake @
2014-03-04 00:45
配付資料: Geeko Magazine Vol.8
セミナー
前回の「サーバーだけじゃない!Linux デスクトップを使い倒そう!」の続編として、セミナーを行いました。参加人数は前回よりも少し多い25人くらいの方が聞きに来てくれました。
プレゼンテーション中に2つ質問をしました。1つめの質問は Linux 環境をインストールするために、仮想マシンを使用しているか物理マシンを使用しているかでした。物理マシンを使っている人は1人もいないという結果でした。使用している仮想マシンは VirtualBox が、VMware 系を使っている人よりも多い結果となりました。
2つめの質問は vi と emacs のどちらを使っているかという定番のものでした。vi が圧倒的に多い結果になりました。
キャラクター大集合!
土曜日の朝には、出展団体のサポートキャラクターが大集合するイベントが開催されました。会場にはちゃんおぷのパーソナリティの渕上さんをはじめとする声優さんと、約200名以上の人が集まりました。プロのモデルさんがサポートキャラクターのコスプレをするという、豪華なイベントでした。
ユーザ会では Geeko と「ぎーこ」を連れて行きました。結果は13/15位でしたが、「20年もマスコットをやっていることに驚いた」「名前を初めて知った」「意外と可愛い」など、良い反応を得られました。
その後、ブースでちゃんおぷのコミュニティ紹介のインタビューを受けましたので、近いうちにニコニコ動画で公開されると思います。
ブース
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今回のブースは Raspberry Pi、Cubieboard、Beaglebone Black と、ARM ボードが勢揃いでした。気になる方も多いようで、多くの方に「これは何ですか?」と聞かれました。
また、今回はユーザ会として初めて作成した openSUSE シールセットを配布しました。キャラクター大集合の影響もあってか好評で、気づいたら100枚以上配布していました。まだ残っていますので、欲しい方は今後のイベントに是非来て下さい。
Geeko Magaine vol. 8 は「openSUSE に貢献してみませんか」と「さくらのクラウドに openSUSE をインストール」の2本立てでした。貢献する方法は本文中に書いた以外にも、コミュニティを盛り上げるための「ぎーこ」のコスプレをする、絵を描くなど、色々あります。興味のある方はぜひ、メンバーに声をかけて下さい。
今回は2日間合計で、7人のユーザ会メンバーがブース対応をしてくれました。ありがとうございました。ブースでの対応は、様々な人と情報を交換する良い機会だと思います。次回以降のイベントでも、ブースに立って頂ける方を募集していますので、よろしくお願いします。
人手が足りているか足りていないかは、あまり問題ではありません。多くの人がブースにいれば、コミュニティが盛り上がっていることを感じてもらうこともできるのではないかと思います。
今後のイベント
次回のイベントはオープンソースカンファレンス浜名湖です。4月からはオフラインイベントも復活予定です。
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By ftake @
2013-11-29 13:39
2014/06/03 必要なパッケージを追加
mikutterは ruby で記述されたオープンソースの Twitter クライアントです。
残念ながら、今のところ openSUSE 向けの保守されているパッケージはありませんので、開発元から提供されているアーカイブからインストールする事になります。注意する点は GTK の ruby バインディングをインストールする必要があることです。
まず、ビルドに必要なコンパイラなどの開発ツール一式、依存するライブラリのヘッダファイル類、mikutter が使う notify-send コマンドをインストールします。
$ sudo zypper install -t pattern devel_basis
$ sudo zypper install libnotify-tools ruby-devel gtk2-devel
次に、ruby-gtk2 をインストールします。ruby-gtk2 は rubygem でインストールします。
$ sudo gem install gtk2
ここでは、ホームディレクトリの下に apps/mikutter というディレクトリを作り、そこにインストールします。
$ cd
$ mkdir apps
$ cd ~/apps
mikutter のアーカイブは「ダウンロード」フォルダに保存してあるものとします。ファイル名は実際にダウンロードしたファイルに合わせて下さい。
$ tar xvf ~/Download/mikutter.0.2.2.1430.tar.gz
次のようにして起動できます
$ cd mikutter
$ ./mikutter.rb
2回目以降の起動は、~/apps/mikutter/mikutter.rb へのショートカットを作成するのが良いでしょう。
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