SLES10 SP1をSP2にアップデートしてみる
By 宮原 徹 @
2008-06-12 16:03
SLES10 SP2がなかなか良い感じなのが分かったので、これまで使用していたSLES10 SP1の環境をSP2にアップデートしてみる。
SLES10 SP2のISOイメージをDVDに焼いて起動。インストールする際に新規インストールではなくアップデートを選んであげて、あとは特別なところはない。もしVMDPをインストールしていると、アップデートできないと言われるので、場合によっては先にVMDPをアップデートしておいた方がいいかもしれない。ここではとりあえず無視することにする。
アップデート後の再起動時の注意点としては、通常のLinuxについてはGRUBが書き換えられるのだけど、Xen環境については新しい起動用エントリーが追加されるようになっている。デフォルトをSP1側にしていると、再起動してもファイルが見つからないと言って起動できないので、手動で選ぶなどして新しいSP2なXenで起動すること。
また、既存の仮想マシンのうち、疑似仮想化の方がいいが、完全仮想化の方はコンソール仕様が変わっているため、そのまま起動するとうまくコンソール表示が行えない。一度仮想マシンを削除し(ディスクイメージは消えない)、改めて使っていたディスクイメージを再利用する形で仮想マシンを新規作成する形を取ること。
思った以上に簡単にSP2化することができました。皆さんもお試しください。