KVMにbridgeしたときにうまく通信ができない時に確認することその1
By Syuta Hashimoto @
2019-12-24 21:09
この記事はopenSUSE Advent Calendar 2019の24日目です
※2020/01/26 追記 この設定をしてしまうと、Dockerが動かなくなってしまいます。詳細は現在調査中。まとまりましたら報告させて頂きます。※
GeekoMagazine 2019 冬号に、仮想サーバーをさくっと建てる方法を書かせていただいております。よろしくお願いいたします。
さて、私は実際にこの方法で立てた仮想サーバーを活用しているのですが、最近、家のルーターがipv4アドレスを仮想サーバーに割り振ってくれなくなってしまいました。
結論 ホストがbridgeしたパケットをフィルタリングするのを無効にする
sysctlで以下の設定を行った所、無事、DHCPでipv4が割り振られました。
net.bridge.bridge-nf-call-ip6tables = 0
net.bridge.bridge-nf-call-iptables = 0
net.bridge.bridge-nf-call-arptables = 0
1行づつ、sysctl -w で設定してもよいですし、ファイルに記述して、sysctl -p でそのファイルを読み込んでもOKです。
ただ、/etc/sysctl.d/ にファイルを配置しても、起動時に読み込んでくれません・・・ここは追って調査して、記事にしたいと思います。
これらは、bridgeのフィルタリングを無効にする設定とのことです。
もしかしたら、最近のカーネルのアップデートなどで設定が消えてしまったのかもしれません。私が忘れているだけで、以前はこの設定をしていたかもしれず、記事から抜けてしまっていて申し訳ないです・・・