2010年2月のopenSUSE勉強会報告

By ゆーいち @ 2010-02-07 18:37

ゆーいちです。

2010年2月6日(土) openSUSE勉強会で行った内容を公開しちゃいます。
手抜きな部分もあるかもしれません。。。
いや、結構。。

まず、自己紹介をしていきましょう。
ということで進行役の方から”時計回り”に自己紹介。

今回のサーバ構築に関する発表者のPCにトラブル発生

PC復旧の間、別のPCを利用してサーバ構築をしよう

1クリックインストールを使用して、WordPressを導入しよう!

Software.openSUSE.org へアクセスし、パッケージ検索をクリック。
server_create_01

検索するパッケージを”wordpress“と入力して、対象OSをopenSUSE11.2に。
「検索」をクリック。
server_create_02

パッケージが見つかったので、「1クリックインストール」をクリック。
server_create_03
リポジトリの追加とか出てきて・・・
Apacheとか自動的にインストールされて。。
インストール完了!!

さてさて、YaST2(GUI)でHTTP設定をしたいよね。
パッケージをさらにインストールします。(yast2-http-server)

方法は下記のブログに詳しく載っています!
Bloody Rose – HTTP サーバメニューを YaST に追加する方法

手間を省いちゃいました。
スイマセン( -.-) =з

先ほどのブログに、YaST2にHTTPサーバメニューを追加する方法から
サービスを起動するまでがしっかりかかれていますm(_ _)m

さて、HTTPDを動作させたところで、WordPressの起動確認。
ブラウザに入力「http://127.0.0.1/wordpress/
結果。。。Databaseがインストールされておらず、Error

MySQLが入っていないので、インストールしましょう。
1クリックインストールでMySQLを選択。

ネット回線が遅く、タイムアウト。

仕方なく、openSUSE11.2のDVDからMySQLをインストール。
(リポジトリ管理でDVDの優先度を上げておきましょうね)

インストールが完了したら、自分のDBを作成します。
そして、CREATEしたDBに対して、WORDPRESSのテーブルを作成してあげる。
確認…

結果、先ほどと同様のError。。。

どうもWordPressが動かないと思ったら、ファイアウォールが動いていた。
→ すぐさま、ファイアウォールを無効にする。

再度、WordPressの起動確認 → 動作OK!!

adminのパスワードが表示されるので、それをメモします。
(メモしないと二度と入れなくなります)

そして、、、
WordPressの管理画面が出てきて、無事成功しました。

なかなか、一発でうまくいかないものですね。
てんやわんやでした(汗

●時間が余ったので、
SUSE Studioのご紹介。

SUSE Studioで最小構成のServer構築ご紹介。

お片付け

といった、2月の勉強会でした。
かなり準備不足でしたが、とりあえず、とりあえずちゃんとWordPressが動作したのでよしとしたいです。

以上、報告でした~~~。

openSUSE 11.0 対応 YaST ドキュメント(英語)

By HeliosReds @ 2008-06-11 16:48

表題の通り、openSUSE 11.0 対応の YaST 関連のドキュメント(英語版)が公開されました。

11.0 への更新にあたり、コア部分にも UI 部分にも大幅な変更が加えられていますので、興味のある方は参照してみてください。

openSUSE 11.0 RC1 のリリースアナウンスメントでも Most Annoying Bugs として挙げられている下記、

GRUB config broken for other partitions.

…について、ついうっかり忘れて「やっちまったぁ」ので、自戒の意味を込めた備忘録です。

今回 11.0 RC1 を入れてみたマシンのパーティション構成は以下のような感じ。

  • /dev/sda1 -> Windows C:\
  • /dev/sda2 -> Windows D:\ (実は Windows は未インストール)
  • /dev/sda3 -> swap
  • /dev/sda4 -> Extended
  • /dev/sda5 -> openSUSE 10.2 (/boot)
  • /dev/sda6 -> openSUSE 10.2 (/)
  • /dev/sda7 -> openSUSE 10.3 (/boot)
  • /dev/sda8 -> openSUSE 10.3 (/)

この、10.2 で使っていた領域(/dev/sda5、/dev/sda6)に 11.0 RC1 を入れてみたのですが、インストールに伴い MBR に上書きされた grub からだと、10.3 が起動できないという罠が待ち構えていたわけです。

/boot/grub/menu.lst を見てみると、最初は本来自動で認識されて加えられているはずの 10.3 のエントリそのものが見当たらない。YaST 経由で追加してやっても

title openSUSE 103
root (hd0,6)

…というエントリがポツンと書き加えられるだけ。この後に続くべき

configfile /boot/grub/menu.lst

が見当たりません。

ただ、これはあくまで「YaST を通じてブートローダの設定をした場合正しく/boot/grub/menu.lst に書き込まれていかない」ということで、grub そのものが壊れているわけではないので、ここは慌てず騒がず configfile 以下を追記してあげて
# grub-install /dev/sda
としてやれば無事に 10.3 も起動できるようになってくれます。