• 日時: 2008年10月6日(月) 19:30~20:45 (受付開始 19:00開場)
  • 場所: ノベル株式会社 セミナールーム [会場地図]
  • 参加費用: 無料(事前登録制)
  • 主催: ノベル株式会社
  • 協力: openSUSEコミュニティ
  • 内容:

来る10月6日(月)、本年2月に openSUSE プロジェクトのコミュニティ・マネージャーに就任したジョー・ブロックマイヤー(Joe “Zonker” Brockmeier)の初来日に伴い、オープンセミナーを開催いたします。 SUSEはx86_64ディストリビューション、ディストリビューションを超えたビルドサービス、Xenを中心とした仮想化機能への挑戦、多くのデバイスドライバを安定して提供する仕組み、KDEやGNOME、Firefoxの最新バージョンをいち早く収録しcompizを提供するなどデスクトップでの利用も進んでいる、世界的なディストリビューションであり、ノベルはスポンサーとしてLinux の普及を促進する世界的なコミュニティプログラムであるopenSUSEプロジェクトを支援しています。

当日はZonkerからopenSUSEプロジェクトの概要、コミュニティの最新情報やロードマップなどの紹介をする他、ご来場の皆様とより密にコミュニケーションをとっていただくため、Q&A、フリーディスカッションの時間も設けます。 openSUSEユーザの方、使ってみたいと興味をお持ちの方、オープンソースの活動にご興味をお持ちの方等々、垣根を設けず自由なスタイルでの会合ですので、ぜひ、お気軽にご参加ください。参加ご希望の方はこちらに記載の要領に従いお申込みください。

news.opensuse.org に流れた告知ですが、現在公開中の openSUSE 11.1 Beta1及び SUSE Linux Enterprise 11 Beta1(こちらは一般公開されていません) に含まれる Intel e1000e ネットワークカードドライバに深刻な不具合が発見されています。

e1000e ドライバ(e1000 ドライバなら問題はないとのこと)を使用するネットワークカードが付いているハードウェアをopenSUSE 11.1 Beta1 もしくは SUSE Linux Enterprise 11 Beta1 で起動した場合、最悪ネットワークカードを壊してしまう可能性もあります。

お使いのハードウェアに付いているネットワークカードが該当するかどうかは、上記からも辿れるこことかここあたりの情報を参照して確認してください。

もし Intel 製の Gigabit Eathernet Card が装着されていて、上記を参照しても該当しているか否か確認が取れないようでしたら、念のため openSUSE 11.1 Beta1 及び SUSE Linux Enterprise 11 Beta1 ではマシンを起動しないようにしておいたほうが良さそうです。

SLES10でDRBD

By 宮原 徹 @ 2008-09-19 11:22

DRBD(Distributed Replicated Block Device)は、その名の通りネットワーク経由で複製を行ってくれるブロックデバイスです。ブロックデバイスですから、複製の単位はブロック単位で、デバイス上をどのような形式のファイルシステムが使っていても複製されます。

このDRBDですが、SLES10で標準的に提供されているパッケージはバージョン0.7で、最新版は8.x系に移っています。8.xはopenSUSE用のパッケージは存在しているのですが、SLES10用は開発元であるLINBIT社とサポート契約を締結しているユーザーにのみ提供されます。ですが、DRBはオープンソースでもあるので、ソースコードからビルドすることも可能です。大変かなと思いつつ、スタッフにSLES10でビルドしてもらったところ、思った以上にスンナリとインストールすることができました。さらにDRBDを使用する仮想マシンのライブマイグレーションも可能でした(現時点では準仮想化のみサポート)。

導入のコツとしては、あらかじめDRBD用の領域をLVMで確保しておき、LVを切り出してDRBDに組み込む、という方法でしょうか。

10月3日(金)4日(土)に開催されるオープンソースカンファレンス2008 Tokyo/Fall内で、弊社(日本仮想化技術株式会社)のブースにてデモを行っておりますので、是非ご来場ください。

こんばんは、kazuhisyaです。

オープンソースカンファレンス2008 Shimaneで使用した資料をアップ致しました。
興味のある方は是非ご覧になってみてください。
オープンソースカンファレンス2008 Shimane openSUSEコミュニティ資料