ALPでYaSTを使ってみる (X版)

By Syuta Hashimoto @ 2023-12-04 08:00

ALP (Adaptive Linux Platform)は、SUSEとopenSUSEで開発している次世代OSのベースです。イミュータブルで軽量な仕様となっています。

この冬発売のGeeko MagazineにインストールとCockpitというブラウザから管理できるアプリの体験記を書いていますので、ぜひ皆さん試してみてください。

さて、今日は昨日の続きでALPの上でYaSTを動かしてみます。今日はX版です。方法はこちらに書いてあるのでその通り行っていきます。

X版の画面表示は、SSHのXフォワーディングでSSH接続元に表示する方法です。

まず、ALPにSSH Xフォワーディング用のパッケージを入れます。

ALPはイミュータブルのため、通常のzypperコマンドではなく、transactional-updateコマンドでパッケージを一時領域にインストールし、その後、リブートして有効化します。

# transactional-update pkg install xauth && reboot

次にALPにログインするときに、Xフォワードのオプションをつけます。

ssh -X syuta@192.168.122.114

yastはroot権限が必要なため、suを行います。

su -

そして、実行するコンテナを特定します。

# podman search yast-mgmt-qt

ドキュメントにあるイメージを見つけます。

registry.opensuse.org/suse/alp/workloads/tumbleweed_containerfiles/suse/alp/workloads/yast-mgmt-qt

ではこのイメージを実行しましょう。完了するとSSH接続元にYaSTの画面が表示されます。

# podman container runlabel run registry.opensuse.org/suse/alp/workloads/tumbleweed_containerfiles/suse/alp/workloads/yast-mgmt-qt

無事表示されました。各メニューへもアクセスできます。またALPの制御が楽になりましたね。

背景のコンソールがALPにログインしている状態、手前のYaSTがホストPCに表示されているウィンドウです

ALPでYaSTを使ってみる (コンソール版)

By Syuta Hashimoto @ 2023-12-03 16:24

ALP (Adaptive Linux Platform)は、SUSEとopenSUSEで開発している次世代OSのベースです。イミュータブルで軽量な仕様となっています。

この冬発売のGeeko MagazineにインストールとCockpitというブラウザから管理できるアプリの体験記を書いていますので、ぜひ皆さん試してみてください。

さて、今回はその次のお話として、インストール後のALPでYaSTを動かしてみます。

方法はALPのドキュメント(英語)に書いてあります。コンソール版とX版があるので、今回はコンソール版、次回はX版を動かしてみます。

さっそく体験してみます。ホストとの密接な連携が必要なコンテナはワークロードが実装された状態でイメージとなっています。まずはどのイメージを使うかを探します。

# podman search yast-mgmt-ncurses

すると、ドキュメントにある以下のイメージを発見できます。

registry.opensuse.org/suse/alp/workloads/tumbleweed_containerfiles/suse/alp/workloads/yast-mgmt-ncurses

では、実際に動かしてみましょう。ワークロードのコンテナはインストールの段階を踏むことがあるのですが、このコンテナはすぐ実行することができます。

# podman container runlabel run \ registry.opensuse.org/suse/alp/workloads/tumbleweed_containerfiles/suse/alp/workloads/yast-mgmt-ncurses:latest

無事起動しました。

メニューも実行することができました。これでシステム管理が楽になりますね。

openSUSE.Asia Summit 2023 参加レポート

By Syuta Hashimoto @ 2023-11-05 15:46

10月21日(土)に開催されました、openSUSE.Asia Summit 2023に参加してきました。

openSUSE.Asia Summit は、アジア地域で毎年開催されているopenSUSEコミュニティのカンファレンスです。2014年の北京を皮切りに、コロナ禍で開催されない年やオンライン開催の年などがありましたが、今年で9回目を迎えました。2017年には日本でも開催されています。

今年は中国の重慶にある重庆邮电大学での開催となりました。1日間の開催でしたが、学生を中心に200人ほどが参加し、非常に楽しく有意義なカンファレンスとなりました。

移動

私は関東圏に住んでいるため、成田から出発し、上海の浦東で乗り換え、重慶を目指しました。浦東は地下鉄を使って入国審査の場所まで移動して、また地下鉄を使ってゲートまで戻る、という、距離のある乗り換えになりました。僕が先入観で浦東は乗り換えだけで入国審査は重慶でやる、と思い込んでいたので、浦東で少し慌てましたが、各種クリアし無事乗り換えられました。

重慶についてから、僕のスマホにインストールしたeSIMが何故かアクティベートされないというトラブルに見舞われましたが(どうやらスマホの問題だったようです)、なんとか事前におろしていたキャッシュでタクシーでホテルまで向かい、翌朝、同じホテルに泊まっていたインドネシアからの参加者Edwinと奇跡的にばったり会うことができて、無事合流、会場にたどり着くことができました。Edwinには日本開催、翌年の台湾、そしてドイツのグローバルカンファレンスの時とずっとお世話になりっぱなしです。ありがとう、Edwin。

カンファレンス

受付にて

大学はかなり広く、寮なのか、住居用の高層ビルが並ぶ区画があったり、敷地内を移動するミニバスのようなものがあったりしました。そんな中、生徒やローカルメンバーに道を聞いたりして、なんとか会場の建物へ到着。会場では、写真の看板のような全体的にスタイリッシュなデザインの案内が僕たちを迎えてくれました。

ローカルメンバーは学生が多く、当日で20〜30人はいましたでしょうか?皆興味関心が深く、また何かあるとすぐ駆けつけてくれあれこれと調整してくれたりと、とてもよく動いていました。

会場は百人以上は入りそうな大きめの講堂のようなメイン会場と、隣の5人がけぐらいの円テーブルが10個ぐらいはいっている小部屋2つのサブ会場で構成されていました。大きく、入門者用のスピーチなどはメイン会場、技術的なお話はサブ会場、といった割り振りでしたが、サブ会場の人気が高く、小さめの部屋ですがいつも満席に近いぐらい参加者がいて、熱心に話を聞いていました。

なお、openSUSE.Asia Summitは英語か現地語での発表、スライドは英語、となっており、今回は発表は英語か中国語となっていました。恥ずかしながら僕は中国語は全くわからないので、中国語の発表はスライドや発表者の表情で聴いていました。

僕は自分の発表がメイン会場だったこともあり、基本的にメイン会場で聴いていました。その中から幾つかのセッションを紹介したいと思います。

基調講演

openSUSEのboardメンバーPatrick氏から、Geeko Foundationについての説明がありました。Open Source活動についての寄付やスポンサーシップを管理する団体のようです。

Managing Indonesia openSUSE community Mirror Infrastructure

インドネシアからの参加者、Edwinの講演です。Edwinはインドネシアのユーザーグループで中心的役割を果たされています。今回は、openSUSE関連のミラーサイトをインドネシアで運用しているけれど、openSUSEがCDNを提供しだしたし、トラフィックがほとんど中国からだし、どうしていこうか?といった事を話されてました。

このセッションに限ったことではないのですが、僕の英語の聞く力が弱く、生徒たちとの質疑応答は内容を掴めなかったことが多かったので、リスニングをもっと磨かないとな、と感じました。

Running your home NextCloud AIO and ad-free browsing with Leap Micro

openSUSE Leapのリリースマネージャーである、Lubos氏のオンライン講演です。自宅のラズパイにMicro OS(openSUSEで開発しているイミュータブルOS)を入れて、NextCloudを運用してるぜ!といった話でした。

Using openSUSE in the Public Cloud

こちらはサブ会場での講演で、台湾から参加されたMaxの、クラウド利用について、それもAWS、Azure、GCPそれぞれの利用についてのお話と、そこでのopenSUSEを使う方法でした。

Maxはトークも上手で、参加されている学生さんたちとうまくコミュニケーションを取りながらとても楽しそうにセッションを作り上げていました。

なお、セッションは中国語で行われたため、残念ながら私は細かい内容は理解できずでした。

A journey to resolve the xdg-autostart-generator issue

僕と同じく日本から参加された、武山さんの講演です。自身取り組み、解決された(道筋の見えた)xdg-autostart-generator問題について話されていました(openSUSE Leap15.5をKDEで使うとibusが起動しない問題です)。PRしたsystemdの動作部分の説明など、だいぶテクニカルな所まで説明されていたので、興味深かったです。

The awesome LF Reports

不肖、私も発表させて頂きました。私は最近Linux Foundation のレポートの日本語版作成について、翻訳レビューなどのお手伝いをさせて頂いているのですが、そこでレポートを読んでいてすごい楽しかったのでいくつか紹介させて頂きました。CI/CDやMicroGrid、オープンソースのメンテナーに関するレポートなど、結構多岐に渡る内容でレポートを選びました。

これはカンファレンスの後に知ったことなのですが、今回の参加者、特に学生さんたちは、大きく分けて、ITやオープンソースに興味がある人、と、英語などの別言語に興味ある人、の二種類の方がいらっしゃったそうです。僕のセッションなどはどちらかというと英語に興味のある人が参加されたようで、内容がちょっとテクニカルな部分があったので、もっと本当に入門的に紹介しても良かったかな、と思っています。

Designing in the Open

インドから参加されたAnushka氏の講演です。彼女はデザイナーらしく、デザインという形でオープンソースに貢献したいけれども、デザインをコントリビュートする方法や方式が無く辛い、といった事を話されてました。コードやドキュメントのコントリビュートは手順化されていたり、フォーマットがあったり、と、ある程度協調作業がしやすい環境が整ってますが、デザインの方にはそれが無い、そして必要だ、ということです。

ALP and openSUSE – The Future of Leap.

openSUSEでEnlightenmentをメンテナンスしていたり、boardメンバーの時があったり、と、長年に渡りopenSUSEに貢献されているsimon氏の講演です。ALP(Adaptable Linux Platform イミュータブルなデスクトップ)の開発進捗具合について話がありました。openSUSEはALPをメインにする方向なので、僕も早いタイミングでALPを経験したいなと思っています。

Open Source is an option of life

openSUSE.Asia SummitのGlobal committeeであり、中心的な役割を演じている、中国から参加のSunnyの講演です。オープンソース活動を人生に取り入れる、組み入れることで、人生をより良くできる、より良いものに設計することができる、という講演でした。各スライド、中国語での説明のあと、概要を英語で話してくれました。

こういうお話によくある通り、質疑応答で、エビデンスはあるのか?みたいな質問が学生から(素直な疑問として)出たのですが、今回興味深かったのは、Sunnyが力強く意義について回答したのですが、その後、他の講演者が二名ほど熱くその学生(と参加者全員)に語り、拍手喝采になっていました。残念ながら中国語だったので内容はわからなかったのですが、オープンソースに対する熱い想いのようなものを肌で感じました。

なお、エビデンスうんぬんのあたりについては、Linux Foundationのレポートなんかはそのあたりの数値化、見える化、考察について書いてあったりするので、熱い想いを科学的に後押しできる日も近いのではないか(あるいはもう来てる)と考えています。

懇親会&1dayツアー

カンファレンスの後、懇親会で学生さん達とお話する機会を持たせて頂きました。その学生さんは日本語や日本文化への興味が高く、日本語を学んでいるところ、ということで少し話して頂きましたが、なるほど、好きなだけあって結構流暢に話されていました。アニメ文化が好き、ということだったのですが、逆に僕があまり詳しくなく、ちょっと申し訳ないなと思ってしまいました。アニメ文化が好きな方は多いので、少しづつでも情報入れていくのもいいですね。

翌日は世界遺産の大足石刻へ1dayツアーを組んでくださり、夕飯は磁器口という古き良き町並みを再現した所で重慶名物の火鍋を頂いたり、と、重慶を満喫させて頂きました。

この夕飯の時もなのですが、学生さんのITへの興味関心の強さが半端なく、将来こういうことしたい、とか、今こういう問題があって、とかいった話を熱心に話してくださいました。僕はスピーカーや実行委員として行くので、どちらかというと熱い思いを伝えるべき立場なのですが、逆に地元の若者たちに熱い思いを伝えてもらうカンファレンスとなりました。

帰国

翌日、一日自由に重慶を観光し、そしてまた上海経由で今度は羽田まで無事帰国しました。

重慶は思っていた10倍は大都市で、カンファレンスを通じて皆さん、特に学生さんたちの熱気を強く感じることが出ました。ローカルチームのリーダーhillwood、そしてローカルチームの皆さん、本当にありがとうございました。

重慶の夜景(の一部)

日本で二回目の開催もできたらいいですね。

来年の開催国はまだ未定ですが、皆さん、そこでお会いしましょう。

openSUSE.Asia Summit 2023 発表提案募集

By Syuta Hashimoto @ 2023-07-09 14:06

※訳者注:セッションは英語か中国語での発表となります。また、英語版の告知より日にちが経っています。

本日、openSUSE.Asia Summit 2023 の発表提案募集を告知できることをうれしく思います。openSUSE.Asia Summitの実行委員は、様々な活動背景や様々なオープンソースソフトウェアの推進者のスピーカーを探しています。 openSUSE.Asia Summitは毎年アジアでオープンソースソフトウェアを使うことを推進するために企画されており、openSUSEコミュニティ(コントリビューターとユーザーの両方)にその価値を認められているイベントです。昨年のアジアサミットに引き続き、9回目の開催となる openSUSE.Asia Summit 2023 は openSUSE重慶チームによって、10月末に開催されます。発表者はopenSUSE Travel Support Program(TSP)を受ける権利があります。中国では無いところにお住まいでもイベントへの参加をぜひ検討してください。

過去のAsia Summitはインドネシア、中国、台湾、日本、韓国、インドなどから多くの方が参加しました。

トピック

openSUSE.Asia Summit 2023は、openSUSEに関連するトピックや、次のようなトピックを募集しますークラウド、仮想化、コンテナ、コンテナオーケストレーション、Linuxデスクトップ環境やソフトウェアなど。なぜならopenSUSEは様々なFLOSSプロダクトを集めたものだからです。トピックの例は次のようなものですが、これらに限らなくても大丈夫です。

  • openSUSE(Leap、Tumbleweed、Open Build Service、openQA、YaST)
  • openSUSE Kubic & MicroOS、クラウド、仮想化、コンテテやコンテナオーケストレーション
  • 組み込みやIoT
  • セキュリティ(アクセス制御、暗号化、脆弱性マネジメント)
  • デスクトップ環境やソフトウェア(GNOME、KDE、XFCE)
  • オフィススイート、グラフィックスソフト、マルチメディア(LibreOffice、Calligra、GIMP、Inkscape)
  • 多言語対応(インプットメソッド、翻訳)
  • openSUSEで動いているその他のソフトウェア

技術的では無いトピックを歓迎していることにも注目してください。例えば以下のようなトピックです。

  • FLOSS技術の解説
  • 開発、品質保証、翻訳
  • Tips & Tricks、体験談(成功、失敗問わず)、ベストプラクティス
  • マーケティング、コミュニティマネジメント
  • コンピューターサイエンス
  • 教育

セッションの種類

これらの4種類の発表提案を募集しています。

  • ワークショップ(120分+Q&A)
  • プレゼンテーションを使ったロングトーク(60分+Q&A)
  • プレゼンテーション有り/無しどちらでもよしとする、ショートトーク(30分+Q&A)
  • ライトニングトーク(15分以下)

スケジュール

  • 締切:2023年8月20日(日)
  • 採用通知:2023年8月28日の週
  • カンファレンス:2023年10月21日(土)〜10月23日(月)

発表提案の登録方法

イベントページに発表提案を登録してください。

  • 発表提案は英語で書いて下さい。また、適切なタイトルと共に、150〜500字の長さでお願いします。
  • 発表は英語か中国語が使えます。スライドは英語でお願いします。
  • 登録前にスペルチェックや文法チェックを行うようお願いします。 LibreOffice Language tools や、Grammarly が使えます。
  • プロフィールの経歴も評価対象になります。ご自身の活動内容・背景を忘れずに記載して下さい。
  • openSUSE Conference code of Conduct に従って下さい。発表提案の登録成功後、詳細を入力するフォームのリンクが送付されます。

発表提案作成ガイド

発表提案がトピックに関するものや関連するものであることを明確にしてください

例えば、セキュリティやデスクトップアプリケーションに関するトークの場合、アプリケーションのインストールから始まると良いでしょう。

発表提案がそうである理由を含めて下さい

理由として次のようなものが含まれるでしょう

  • アプリケーション/技術/ソリューションに必要とされている
  • 提案されているソリューションの展望
  • 想定聴者(初心者、貢献者)の学習

もし発表提案の書き方やプレゼンテーションの準備に不明な所や確認したい所があれば、お気軽にソーシャルメディアでローカルチームに連絡したり、運営委員に質問したりしてください。

運営委員連絡先

プログラムに関するご質問などは次のメールアドレスにお問い合わせ下さい。

opensuseasia-summit@googlegroups.com

それでは、openSUSE.Asia Summit 2023でお会いできることを楽しみにしています。

openSUSE.Asia Summit 2023 ロゴコンテスト

By Syuta Hashimoto @ 2023-06-03 15:15

openSUSE.Asia Summit 2023 ロゴコンテスト

英語原文はこちら

※訳者注:4年ぶりとなるopenSUSE.Asia Summitの現地開催は中国の重慶に決まりました。ロゴは言語を超えてコントリビュート出来る素敵な分野だと思いますので、ぜひ皆さん応募してください。

私達はopenSUSE.Asia Summit 2023のロゴコンテストを開始します。ロゴはサミットの成功に必要不可欠な要素です。ご存知の通り、過去のopenSUSE.Asia Summitには、サミットが開催された地域・コミュニティを反映したユニークなロゴがあります。今年も前例に習って今年のサミットに相応しいロゴを集めるためにロゴコンテストを開催します。今年のopenSUSE.Asia Summitは、中国の重慶市で開催されます。詳細はこちらを参照してください。

コンテストは現在開催されていて、2023年7月16日が締切となります。最優秀作品の作者には運営委員から感謝の気持ちとして「Geeko Mystery Box(なにが入っているかはお楽しみ)」を送らせて頂きます。

締切:2023年7月16日

最優秀作品発表:7月24日の週

ロゴコンテスト募集要項:

  • ロゴは CC-BY-SA 4.0 ライセンスに準拠する事とします。また、openSUSE.Asia Summit 2023においてあなたの作品をロゴとして使用する場合、帰属【attribution(BY)-著作権者の表示】なく使用出来る事とします。帰属(著作権者の表示)はサミットのウェブサイトで行います。
  • ロゴはオリジナルである事とし、第三者の制作物を含む等、上記の著作権者の表示の特別条項付きCC-BY-SA 4.0 に抵触してはいけません。
  • モノクロとカラーフォーマットの両方を必ず提出してください。
  • SVGフォーマットで提出してください。
  • デザインはアジアのopenSUSEコミュニティを反映するものにしてください。
  • ロゴは以下の項目を避けるよう、厳重な注意を払って下さい。
    • 何れかのブランド名や商標、及びそれらを連想させるもの
    • 不適切な表現、攻撃的な表現、ヘイト表現、苦痛を与える表現、中傷的な表現、他人の名誉を毀損するような表現
    • 性的に露骨であったり挑発的であったりする表現
    • 暴力や武器を連想させるような表現
    • アルコール、煙草、ドラッグの使用を連想させるような表現
    • 人種、ジェンダー、信仰、国籍、身体障害、性的指向、年齢に関する差別表現
    • グループや個人に対する、偏見、人種差別、中傷、及び何らかの害を与えるような表現
    • 宗教、信条、国家主義を連想させるような表現
  • ロゴは、「openSUSEプロジェクトトレードマークガイドライン」に従ってください。
  • ブランディングガイドライン はロゴのデザインに役立ちます(オプション)。

提出方法:以下の内容と共にデザインをopensuseasia-summit@googlegroups.comに送信してください

  • 件名:openSUSE.Asia Summit 2023 Logo Design – [お名前]
  • 連絡先のお名前とメールアドレス
  • 設計の理念に関する文書(txtまたはpdf)
  • SVGフォーマットのベクターファイル(SVGフォーマットであることを確認してください)
  • 添付のビットマップ サイズ:256×256 px以上、PNGフォーマット
  • ファイルサイズ 512 KB未満

openSUSE.Asia Summit 実行委員は、ロゴがすべての要件を満たしていることを条件として、ロゴを決定します。最終的な決定はopenSUSE.Asia Summit 実行委員が行い、それは最高スコアのデザインではない場合もあります。作成者には、Inkscape を使用することをお勧めします。Inkscapeは、あらゆる種類のデザインのための、強力でフリーでオープンソースのベクトルグラフィックツールです。

Dolphinで即座にコンソール

By Syuta Hashimoto @ 2022-12-22 08:29

この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の22日目です。

ファイルマネージャーにDolphinを使ってるのですが、開いているディレクトリでコンソールを即座に使う方法を紹介します。

方法

F4を押す

以上です。

普通のDolphinはこんな感じでコンソールはありません。

F4を押すと下部に開いているディレクトリをカレントディレクトリにしたコンソールが表示されます。

もちろん、コンソールとして使えます。

ウィンドウズでアドレスバーにcmdと打つとコマンドプロンプトが立ち上がるの、地味にいいなぁと思っていて、同等機能を探していたら見つけました。

最近はPDFの表示などをDolphinからすることが多いので、その横にあるテキストファイルをcodeで開きたい、とかいう時に重宝しています。

(と思ったのですが、ファイルを右クリックで「Visual Studio Codeで開く」が出てきましたね・・・)

この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の21日目です。

openSUSE、というかKDEを使ってる方なら、手軽に外観をがらりと変えることが出来ます。

事実、僕は月に一回変更して、都度新しいイメージを楽しんでいます。

ではさっそく方法ですが、メニューから「設定」->「KDE設定」を選んでKDE設定を開きます。

その中から、「外観」を選びます。

外観

ここからGlobal Themeを選ぶと、がらりとイメージが変わります。アイコン、起動時の画面、ウィンドウのデザインと変わるので、別OSになった気分です。

え?これだけ?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。有志の方が作成された多くのテーマを右下の「Get New Themes…」から選ぶことが出来ます。

テーマ

ドラッグすれば結構な数のテーマが表示されていきます。中にはvistaライクな外観も・・・

なお、上に表示されているように、openSUSEがレビューしたりしているわけではない、有志の作ということを留意してください。

たまに切り替え直後にアイコンが表示されなかったり(何かの拍子に直ります)、テーマによってはLibreOfficeのアイコンがみずらくなったりしてしまうのですが、元に戻すのも簡単ですのでぜひいろいろと試して新しい風をopenSUSEデスクトップに吹かせてみてください。

なお、自分のテーマを作成してアップロードすることもできますので、「俺の考えた最強のデスクトップ」をお持ちの方はぜひアップロードしてみてください。