openSUSEでVLCとか使いたい時のハマりどころ(初心者編)
このブログは「openSUSE Advent Clendar 2018」の5日目の記事です。
皆さんこんばんわ。橋本修太です。
さて、今日はopenSUSEでマルチメディアを使えるようにするTipsです。
なお、この記事は経験則となっております事をご了承下さい。
それでは、結論から。
結論
このページから、KDEならKDE用の、GNOMEならGNOME用の、1-clickインストールを実行しましょう。
一時期、このサイトが使えなかった時もあるようなのですが、今現在、正常に使えています。
現象
openSUSEインストール後、VLC(メディアプレーヤー。動画再生等に使われます。)をインストールしたりして、いざ動画を再生しようとすると、「コーデックがありません」といった類のエラーが出てくる事があります。これは文字通りコーデックが足りていない事を示してます。
コーデック
簡単に言いますと、動画等のデコードやエンコードを行う装置やソフトウェア、そのアルゴリズムを指します。 今回の場合、データから動画や音声に変換したり、その逆を行うライブラリを指しています。
何が問題?
こちらのサイトやこちらのサイトに、openSUSEでマルチメディアを使う時に何が問題なのか、まとまっています。特許、ライセンス、といった類の言葉がみられますね。この辺りも、おいおいまとめていきたいと思います。注目すべき点の一つは、「openSUSEでは公式に配布出来ない」ものがある、という事でしょうか。
なお、ライセンスと言えば年明け1月9日にサイオスさんの所で OSSライセンス Meetup が開かれますので、興味のある方は是非。
注意点
ここのページに書かれている注意点として、「マルチメディアパッケージ類は全部Packmanから取得するようにしてね」と書かれています。しかもスクリーンキャプチャ付きでわかりやすく解説されていますので、参考にしてみて下さい。
最後に
ブログを書く前は、ページの文章の翻訳を書こうとか思っていたのですが、いざ書き始めて、ライセンスだのと頭の中で繰り返していると、「はて、これはやっていいことなのかな?」と疑問が湧き出てきて止まらないです・・・これは私もMeetup参加して、一度正しい知識を身につけるべきという事でしょうか。
明日は鹿野月美さんの「openSUSEに自然言語処理な環境構築」の予定です。
言わずと知れた、お〜ぷん万葉の総帥による、自然言語処理な環境構築。お見逃し無く。