openSUSEでハードウェア情報を簡単に取得する

By Syuta Hashimoto @ 2018-12-04 07:29

橋本修太です。

このブログは「openSUSE Advent Clendar 2018」の4日目の記事です。

アドベントカレンダー完走目指して、急遽入れさせて頂きました。

初日から、覆面君さん、川上さん、鹿野月美さんと、レベルの高いブログが続き、私は非常に興奮しております。

が、ここで一息入れさせて頂きましょう。今日の話題はコンソールコマンドです。(タイトル詐欺感はご了承を・・・)

ある日、本家のサポートMLの、コンソールのフォントサイズだかの話題に、以下のような文章が現れました。

【意訳】

「今だったら、皆(バージョンにもよるけど)、vttyの行数、桁数は、次のコマンドで取得できるよ。

inxi -Gxx か、inxi -Fxz でね。」

ここで私は思うわけです。

(inxiってなに?)

というわけで、使ってみました。

使ってみる

さっそく、Leap 15のコンソールで実行。

$ inxi

しかし、こんなメッセージが。

If ‘inxi’ is not a typo you can use command-not-found to lookup the package that contains it, like this: cnf inxi

言わずと知れた、コマンドが無かった時のメッセージですね。

こうなると、次にすることはパッケージの検索。次のコマンドで検索します。

zypper se inxi

すると、該当パッケージが表示されます。これをインストールしましょう。

sudo zypper in inxi

zypperの使い方は、いずれどなたかがアドベントカレンダーしてくれると期待しています。

本題 inxiとは?

実行してみます。

inxi

すると、私の環境では以下のように出力されました。

Resuming in non X mode: glxinfo not found. For package install advice run: inxi –recommends
CPU~Quad core Intel Core i5-2400 (-MCP-) speed/max~3092/3400 MHz Kernel~4.12.14-lp150.12.25-default x86_64
Up~3:22 Mem~2698.9/7952.8MB HDD~1012.2GB(40.4% used) Procs~281 Client~Shell inxi~2.3.40

どうやら、ハードウェア情報を簡単に取得して出力してくれるようです。

マニュアルを見てみますと、

$ man inxi

頭に次のような説明が。

inxi  – Command line system information script for console and IRC

IRC!? それはさておき、システム情報を出力してくれるスクリプトのようですね。

ちなみに、コマンドの場所を確認し、

which inxi

そのコマンドが何かを調べてみますと、

file /usr/bin/inxi

以下のように出力されました。

/usr/bin/inxi: Bourne-Again shell script, UTF-8 Unicode text executable, with very long lines, with escape
sequences

どうやら、シェルスクリプトのようです。思い切って中身を見てみましょう。

less /user/bin/inxi

すると、先頭に見慣れた次の一行が。

#!/usr/bin/env bash

そう、シェルスクリプトの先頭に記述する一行ですね。つまり、inxiはシステム情報を取得・出力してくれる、シェルスクリプトでした。

コマンドを実行した結果の所に、glxinfoが無いよ、といった警告が出ていたことに気付きましたでしょうか。システム情報の収集は、inxiが他のコマンドを呼び出すなりして行う為、そのコマンドが無かったりすると警告となるわけです。

以上、簡単にハードウェア情報(というか、システム情報でしたね)を取得する、inxiコマンドの紹介でした。

MLにあった、inxi -Gxx や、 inxi -Fxz、試してみると面白いですよ。

ううむ、このブログ、inxiの紹介では無くて、見慣れないコマンドを見た時の遊び方のチュートリアルみたいになってしまいましたねぇ。

という事で、近いうちにcnfでも遊びたいと思っています。

 

 

橋本修太です

少し前の事になりますが、10月27日(土)、28日(日)に開催されたオープンソースカンファレンス2018 Tokyo/Fall に参加してきましたので、レポートしたいと思います。

会場

東京は日野にある、明星大学の28号館で開催でした。東京では春、秋、と二回開催しますが、全て明星大学さんが会場を提供してくださってますね。ありがとうございます。

ブース

openSUSEブース

openSUSEブース

今回はセミナーを持たなかったので、ブースでopenSUSEの紹介をさせて頂きました。

私は今回で三回目なのですが、以前にお会いした方も何人か来てくださっていて、「今年はですねー、」とお話する事もありました。

話題は、openSUSEっていうのはですね、というのと、トランザクショナルアップデートの話と、ギーコの可愛さアピールで大半でした。ブースする時は、話のネタを整理した方がいいかも・・・と思いました。ただ、そもそもが「オープンソースカンファレンス」なので、多少なりとも興味を持ってくださっているのはありがたいですよね。

今回は(今回も?)mastdonインスタンス、通称末代から多くの学生さんが参加されてました。末代の人に限らず、学生さんは良い意味で貪欲さがあって、説明していても楽しかったですし、こういう態度を見習いたいなぁと思いました。

あと、台湾openSUSEユーザ会のmax氏が来日されていて、ブースでお話させて頂きました。

「openSUSEのアピールポイントって何?」と聞くと、「そりゃ、YaSTで簡単設定で、作業時間短縮できる事だよ」と、軽快なお返事が。続いて、「次はSLESとの親和性かな。」とおっしゃっていたので、「日本だとSLESユーザーも多くなくて・・・」と伝えると、苦笑いしてました。

SUSE

SLESと言えば、今回はSUSE事業部がロゴスポンサーとして協賛してくださいました。

また、特大ギーコを預かってくれたり、SUSE事業部の方が遊びに来てくれたりと、かなり協力してくださっています。本当にありがとうございます。

特大ギーコ

特大ギーコ

しばらくSUSEでお預かりの特大ギーコくんです。

ちなみに、SUSE事業部の方とは、今年のOpen Source Summitでお会いしました。(私と武山さんがボランティアスタッフで参加していました。)よく言われる事ですが、何処に出会いがあるかはわからないものですね。積極的に外に出ていくのも悪くないな、と思いました。

LibreOffice ハンズオン

土曜日のお昼は、同時開催されていたLibreOffice ハンズオンに参加させて頂きました。

Writerを使って美麗なビジネス文書を作ろう、という内容で、スタイルの使い方、痒い所に手が届くトピック、と、かなり満足の行く内容でした。このハンズオン、Writer使って文書作るすべての人が一度は受けておいて損は無いんじゃないでしょうか。

ちなみに、「事前にインストールしておいてね」と言われていたNOTO Fontですが、openSUSE Leap 15 には標準で入っていました。デスクトップアプリもユーザー目線強めのパッケージングが嬉しいですよね。(ユーザーがパッケージングしてるので当然の帰結ですよね)

キャリア&恋活セッション

今回のOSCは、以前から行っている、学びのセッション、それから、キャリアアップセミナー、恋活セッション、と、色の違うトラックがあったりしました。

普段は聞くことの無い話を聞けたりするので、こういうのも嬉しかったりしますよね。面さんのセッションに参加したのですが、かなりの人数でした。やはり先達のお言葉には重みを感じました。

来年の春は

次回の東京開催は、来年の春ですね。2月なのでけっこうすぐ来ると思います。セミナーを持つにしろ、ブースに立つにしろ、openSUSEの面白い話題を皆さんに届けられるよう、準備していきます。

それでは、来年の春にお会いしましょう!

2018年8月11日(土)・12日(日)に、台湾の国立台湾科技大学で開催された openSUSE.Asia Summit 2018 に参加してきましたので、レポートしたいと思います。

COSCUP、GNOME.Asiaとの共催

去年の日本開催が11月で、今年は1年経たないうちの開催スケジュールとなりました。これは、台湾チームの、COSCUP、GNOME.Asiaとの共催がしたい!との強い要望が実現した結果です。

COSCUPは台湾最大のカンファレンスで、GNOME.AsiaはGNOMEのアジア地域のカンファレンスですね。例年多くの参加者がいて、今年もすごい賑わいでした。(千人規模?なイメージでした。)

スケジュール

8月10日(金)が、コミュニティ・デイ として台湾のSUSEでboardを交えてopenSUSEに付いて話し合う日でした。私はコミケでgeeko magazineを頒布するタスクがあったため、この日の参加は失礼させて頂いて、夜の便で台湾へ向かおうとしたのですが・・・そのお話はまた後ほど書かせて頂きます。

11日(土)、12日(日)はCOSCOP、GNOME.Asiaとスケジュールを共にし、会場でのカンファレンスとなります。

13日(月)はエクスカーションで、台湾の国立故宮博物院台北101をまわるバスツアーでした。

いきなりトラブル

私は10日(金)の夜のLCCで台北に向かう予定だったのですが、なんと、運用上の理由での遅延により、その日の出発が不可能に。一時は今年のカンファレンス参加を諦めたのですが、24時間後に代替便が出る事が判明。その夜は一緒の便を予約していたLibreOfficeの小笠原さんの所にお邪魔させて頂き、一日遅れでの出発となりました。

今回、TSPを申請させて頂いたのですが、記述にも「極力安い飛行機や宿を探してね」とあるものの、LCCの成田発最終便はリスクが高く、そもそものカンファレンス参加が危ぶまれる事を考えると、もうちょっとリスクの低いルートを選んだ方が良かったかな、という結果でした。

なお、今日は付けないけど、明日チェックインするからね、と、ホテルに問い合わせから連絡したものの、上手く伝わっておらず、到着後はカンファレンス開始まで夜の街を彷徨う事に・・・

カンファレンス

なんとか到着し、12日のセッションに参加させて頂きました。

Using latest LibreOffice on openSUSE Leap 15 

小笠原さんによる、AppImageやsnapを使った、LibreOfficeのバージョンを恣意的に指定しての稼働方法の講演でした。利用、使用(ユース)だけでなく、デバッグ、検証、といった目的の使い方に付いて具体案が提案されていて、「アプリの使用はインストールの壁があるのももう昔の話なんだな」と感じました。

We are openSUSE.Asia Summit 

中国から来た、global committeeの一人でもあるsunnyの講演です。openSUSE.Asia Summitの辿った道やロゴなどの作成したものの紹介などをしてくれました。後半は、各国のコミュニティのリーダーに、モチベーションに付いてなどをインタビューしていました。最初はインタビュームービーの上映だったのですが、その後、実際にその場にいるリーダー達に直接マイクで喋ってもらう事に。

DRBD – block device replication solution for HA cluster mainly

不肖、私も発表させて頂きました。去年のopenSUSE.Asia Summitのスポンサーを務めていただいた、故久保氏へ感謝の意を表し、DRBDによるハイ・アベイラビリティの構築に付いて入門レベルですが概要を講演しました。

最後に、any question?と尋ねた所、特に反応も無かった為、上手く伝わらなかったと思われるのが悔しいです・・・英語によるプレゼン力の向上は課題となりました。また、このレベルのカンファレンスでしたら、もうちょっと深いレベル(例えばOpenSDSの具体例)で講演しても良かったかもしれません。

こちらが使用したスライドです。

Maintaining the Good Spirit 

インドネシアのコミュニティのリーダー、Edwinによる、コミュニティ運営の秘訣に付いての講演でした。

コミュニティに限らず、人が集まる所には良いも悪いも何かしら起こるもの、という事でしょうか。ルールはあるべき、完全にオープンにする必要は無い、といった主張を掲げたEdwinに、何人か質疑を投げかけていて、対話を重ねていました。

端から見てるから余計なのでしょうが、インドネシアチームは良いコミュニティを築けているように見えるんですよね。人も多いですし。ただ、その裏では、やはり只ならぬ努力があるという事なのでしょうか。

ブース

大村さんの提案で、[Japanese FLOSS community] と題して、日本のコミュニティに付いて紹介するブースも設置させて頂きました。

geeko magazineや小江戸LUG作成のlinuxUSER、また、様々なステッカーも、かなり皆さんの興味を引いていました。何人か日本文化に興味がある人もいらっしゃって、コミケの話題などで盛り上がったりもしました。(日本語を話せないまでも、読める方は結構いらっしゃった感じでした。)

尚、大村さんは現地語で参加者に色々と説明されてました。とても真似出来ないです・・・

他のブースも盛況で、一回に設置されていた企業ブースも人が多くてゆっくり見られないぐらいでした。

ローカルチームのsakanaとALが、openSUSE beerを取っておいてくれました。ありがとう!

最後に

一日遅れでの参加とは言え、ここに書ききれない程の、沢山の経験をさせて頂きました。新しく知り合えた、韓国からいらっしゃっていたソンデヒョン氏、インドネシアのHaris氏、ローカルチームのDaniel Lin氏、その他多くの方と仲良くして頂き、各国の状況に付いて少なからず見識を増やす事が出来ました。

各参加者との会話は、視点が違うというか、とても参考になる意見ばかりでした(ライフサイクルに対するコミュニティ活動の位置づけの話など)。DRBDの技術的な話も出来て、非常に有意義な時間となりました。openSUSEにはTSPという制度もあるので、興味を持たれた方は是非来年のopenSUSE.Asia Summitに参加されては如何でしょうか。

openSUSE mini Summit 2018 開催レポート開催編

By Syuta Hashimoto @ 2018-06-25 23:04

2018年6月23日(土)に行われた、openSUSE mini Summit 2018 の開催レポートです。

前準備

yoshinonさんが12:30 に来てくださり、途中合流のkhashimotoさんにも受付をお願いしました。私が懇親会回答を写しきれず、その辺りのオペレーションもお任せしてしまう事に・・・有難うございます。

Streaming with Taiwan

私の黒歴史一つ・・・

openSUSE Asia Summit 2018(今年のopenSUSEアジアサミット)のミーティングで話が上がったのですが、 13:00 〜 13:30までの、開催前の時間で、台湾チームとストリーミングをする事に。

ただ、@ftake さんのPCはLeap15 にアップデートしてデバイスが不調、私のノートPCに交換するも、そもそも私のノートPCはopenSUSEでは音が出ないという状態・・・ストリーミングは行ったものの、上手くコミュニケーションできず?な状態で、ぐだぐだスタートでした。日本チーム、台湾チーム、台湾リーダーsakana、申し訳無かったです。次はもっと良いストリーミングを・・・

Opening

会場を提供してくださった株式会社SHIFT様より、小笠原さんが会場のご案内をして下さいました。また、mini Summitと懇親会の様子をtwitterで実況してくださっていて、トゥゲッターにもアップしてくださっております。

Leap の初メジーアップデート! openSUSE Leap 15.0 リリース

by 武山さん

武山さんが、openSUSEユーザ会の活動報告の後、Leap15の概要を発表して下さいました。

Leap15での新機能を各種紹介。

transactional updateや、FlatPack等を紹介してくださいました。余りLeap15での新対応状況は広がっていない印象があるので、ここでの発表内容を広めたいと思います。

DRBD with openSUSE

株式会社サードウェア 黒木さん、櫻井さん

黒木さん、櫻井さんより、DRBDの講演です。

※櫻井さんより写真をご提供頂きました。

まず、櫻井さんより株式会社サードウェアの現状、好調をご報告頂き、その後、黒木さんよりDRBDの技術的なお話を頂きました。DRBDがブロックデバイスのレプリケーションで果たす役割と、その管理ソリューションのopenSUSE対応状況(芳しくない・・・)のお話を頂きました。参加者の中にDRBDを仕事で使った人がある、という人も居て、DRBDの利用シーンに対する具体的な質疑応答も充実しました。

参照サイト

自己紹介

恒例の自己紹介タイム。openSUSEユーザ会のメンバーとして、皆さん、お互いに名前や顔を覚えられたのではないでしょうか。

Portusでイメージの脆弱性診断

by 橋本修太

不肖私も、発表させて頂きました。今年2月、OSCで講演したPortusに、Clairを使った脆弱性診断の機能が追加されたので、その紹介です。

概要は小笠原さんがまとめてくださってるまさにそのものなのですが、「内訳(内部構成)を知らずに使いたい」コンテナと、「内訳(内部構成)を知らないとどんな脆弱性を持っているかわからない」ジレンマを、Clairなら解決できる、という内容でお送り致しました。

openSUSEから使うOneDrive

by ribbonさん

OneDriveをLinuxから使う時のアカウント回りの注意点、また、そのソリューションの紹介をして頂きました。

ソリューションは、onedrived-dev、OneDrive Free Client、rclone等、いくつか上げて頂いて、その現状や良し悪しを説明してくださいました。比較結果はrcloneが良さそうです。

openSUSEでおうちクラウド

by 井川さん

OpenStack開発者の井川さんから、なんと1Uラックサーバーを使った安価自宅クラウド体験談を発表して頂きました。

1Uラックサーバーの調達から、設置場所の構築(!?)、OpenStackのインストール等をお話してくださいました。安価な構築なのに電気代が10K/month かかってしまった等、良い点ばかりでなく課題の話も。

質問大会

予め応募して頂いた質問を皆で回答するコーナー。恒例行事との事です。(以下概要です。)

Q: WSL + VcXsrv + openSUSE で VisualStudioCode を使いたいのですが、うまくいきません。設定方法がわかれば、教えて頂きたいです。

A: Windows版を使うのがよさそうです。

Q: アップデート方法を教えてほしい~。いつも失敗するので

A: ISOから起動してアップデートすると失敗が少ない。

Q: openSUSE を デスクトップ・サーバ・VM上で使用してる方は、それぞれどれくらいいますか?

A: デスクトップ利用半分ほど。RasPiやVMで利用している人もいます。

Q: 使ってる場合、バージョンは?(42.x, 15, Tumbleweed, etc..?)

A: 15は少なめ。42.3が大多数。Thumbleweedは少数だが、利用者からは安定しているし使えるとの事。

Q: rubyのバージョン管理は何を使ってますか?

A: ディストリビューションパッケージで動かす、どうしても切り替えたければrubyenvを使用。

Q: ファイアーウォールに阻まれているかのどうかの確認はどうやってますか?

A: wiresharkで確認、nmapで確認、lsofで確認、ログで確認、サーバーに近い所からどんどんつなぎ変えて確認

現場感覚鋭い回答が多かった印象がありました。

LT

LEGOでGeeko ribbonさん

自宅より発掘されたレゴで作成したLEGO Geekoのお話でした。めでたく、LEGO GeekoはOSC北海道、OSC京都、と、全国を旅する事になったのでした。

openSUSEの替え歌を楽しんで歌って騒ぎましょう BurnDuck (nabaua)さん

SUSEのパロディムービーの日本語訳を紹介。しかし、そのパロディムービーはこの後の懇親会で皆で鑑賞した為、見たこと無い人にはピンとは来ない内容に・・・・

openSUSE.Asia Summit 2018 に行く方法 (物理) Hisa_Xさん

台湾に詳しい Hisa_Xさんより、台湾旅行の具体的な方法と台湾の簡単な案内でした。COSCUP、GNOME Asia、openSUSE.Asia Summitと、三つのカンファレンスが共催される台湾。暑い夏になりそうです。

じゃんけん大会

大人の事情でOSCには連れていけなくなってしまったちびぎーこ、前日まで開催されていたOpen Source SummitのTシャツ、まだまだ残っていた openSUSE.Asia Summit 2017 のTシャツ、等をじゃんけん大会で争奪しました。

また、Open Source Summitで仲良くしてくださったSUSEから、mini Summit 用にと最新ちびぎーこを沢山頂きました!こちらは人数分あったので、もれなくプレゼントに。ありがとうございました。

懇親会

そして一部はお開きしまして、二部は Leap15 リリースパーティー兼懇親会で皆さんで楽しみました。

小笠原さんが差し入れしてくださったシャンパンで乾杯し、懇親会LTでは、BurnDuckさんがSUSEのパロディムービーを流してくれたり、鹿さん、桔梗さんが近況報告的なLTをしてくださったりと、大盛り上がりの一夜でした。

さいごに

年に一回のopenSUSEユーザ会カンファレンス、いかがでしたでしょうか。講演はサーバーサイドに寄ってはいたものの、openSUSE(に限らずLinuxの)幅広い使い道を知る事が出来たのでは無いでしょうか。

GeekoMagazineの制作、頒布、各地OSC等、openSUSEユーザ会として活動する場面はまだまだあります。何処かでお会いしましたら、その時はまたよろしくお願いします。

openSUSE mini Summit 2018 開催レポート準備編

By Syuta Hashimoto @ 2018-06-24 23:01

2018年6月23日(土)に開催されました openSUSE mini Summit 2018 の開催レポート準備編です。

会場

サイボウズ様に頼もうか、とか、JSP様に頼もうか、とか、色々ありました。参加予定20〜30で、適当な場所は・・・

yahoo lodge 様

イベント利用可能ですが、審査があるとの事でした。まぁ応募だけしてみようか、と思った所、突然の「突然ですが今週一週間は受付を休止します」案内。結局はその間に会場決まったので、応募せず、でした。yahoo lodgeさん辺りだと、この規模のイベントで使う難易度ってどんな感じなんでしょうか?

tech play 様

300人規模の会場で、企業様は有料ですが、個人やコミュニティ活動では無料で使わせて頂けるとの事です。会場規模に対して参加人数が折り合わないなぁ、と思いつつ、一部を貸して頂ければ、と、応募しました。すると、すぐに「打ち合わせしましょう」とご連絡を頂けました。結局会場は決まってしまったので辞退させて頂いたのですが、何かの折に利用させて頂きたいです。

で、結局・・・

株式会社SHIFT様

openSUSE Asia Summit 2017でも運営として強力にopenSUSEコミュニティをサポートしてくださった、LibreOfficeの小笠原さんの案内で、株式会社SHIFT様のカフェスペースをお借りすることが出来ました!写真からでもいい雰囲気だとわかる場所だったのですが、実際は広く素敵で使いやすい、写真の3倍は素敵な空間でした。小笠原さん、株式会社SHIFT様、有難う御座いました。アクセスしやすい立地なのも、高評価ですよね。

スピーカー

株式会社サードウェア 黒木さん 櫻井さん

株式会社サードウェアの久保さんには、去年のopenSUSE Asia Summit2 2017でスポンサーをしてくださり、openSUSEコミュニティとしても感謝しております。その久保さんを忍び、今回は株式会社サードウェアの黒木さん、櫻井さんにご講演願いました。

ちょっと私の頼み方が肩苦しく、もっとフランクリーな感じで、と色々ご指摘頂いたりしましたが、なんとかDRBDの講演をして頂ける事となりました。

途中、DRBD管理ソフトのopenSUSEの対応状況の悪さなどが話題にあがり、@ftake さんがバグレポートを書いてくれたり、と、準備そのものがopenSUSEコミュニティへの貢献へ発展していく様子を見ることが出来ました。

井川さん

井川さんには @ftake さんからラブコールを送って頂きました。

OpesStackアップストリーム開発者に講演して頂けるって、凄いことですよね。コミュニティ活動に積極的な方なので、これからも良い関係を持っていただければ、と思います。

鎌田さん

スピーカーでは無いのですが・・・

openSUSEの翻訳の99%をしてくださっている、鎌田さん。MLで名前は登場するも、イベントでお会いしたことは無かったのですが、今回参加してくださいました!openSUSE活動には興味を持ってくださっているとの事ですので、これからもよろしくお願いします。(私も翻訳したいのでよろしくお願いします)

懇親会

発注は @ftake さんに御願いしてしまいました。@ftake さんの調査で、食事は レガラート さんにケータリングを依頼し、カクヤス さんに飲み物を依頼しました。レガラートさんは注文が別ページにリダイレクトされていたらしく、しかもそちらの方が注文が多かった様子・・・でも、一通り揃えられたのでよかったです。注文はコースでは無く、単品をチョイスしての構成。少しユーザー会費から出してますが、一人1000円で開催できて良かったです。(少し足りなかったかな?)

それでは、イベント編へ続きます。

openSUSE.Asia Summit 2018 ロゴ募集

By Syuta Hashimoto @ 2018-06-02 21:10

※英語原文はこちら

openSUSE.Asia Summit 2018(開催地:台北・台湾) のロゴコンテストを開始致します。ロゴはサミットの成功に必要不可欠です。ご存知の通り、openSUSE.Asia Summit では開催地のコミュニティの特色を反映したユニークなロゴを使用してきました。今年も素晴らしいロゴを用意する為、例年と同様にロゴコンテストを行います。

ロゴコンテストはこの通知発表後から開始し、2018年6月30日を締め切りとします。最優秀ロゴ応募者にはopensuse.Asia Summit 実行委員会より「Geeko Mystery Box(なにが入っているかはお楽しみ)」を贈呈致します。

 

ロゴコンテスト締め切り: 6月30日(土) UTC 13:00(日本時間22:00)

応募ロゴ審査期間: 7月1日(日)〜 2日(月)

ロゴ投票期間: 7月3日(火)〜 10日(火)

結果発表: 7月11日(水)

ロゴコンテスト募集要項:

  • ロゴは CC-BY-SA 4.0 ライセンスに準拠する事とします。また、openSUSE.Asia Summit 2018においてあなたの作品をロゴとして使用する場合、帰属【attribution(BY)-著作権者の表示】なく使用出来る事とします。帰属(著作権者の表示)はサミットのウェブサイトで行います。
  • ロゴはオリジナルである事とし、第三者の制作物を含む等、上記の著作権者の表示の特別条項付きCC-BY-SA 4.0 に抵触してはいけません。
  • 応募はモノクロとカラーの両方を必須とします。
  • フォーマットは SVG とします。
  • アジアの openSUSE コミュニティの特色を反映したものとしてください。
  • ロゴは以下の項目を避けるよう、厳重な注意を払って下さい。
    • 何れかのブランド名や商標、及びそれらを連想させるもの
    • 不適切な表現、攻撃的な表現、ヘイト表現、苦痛を与える表現、中傷的な表現、他人の名誉を毀損するような表現
    • 性別を限定した表現、および性別に対して挑発的な表現
    • 暴力や武器を連想させるような表現
    • アルコール、煙草、ドラッグの使用を連想させるような表現
    • 人種、ジェンダー、信仰、国籍、身体障害、性的指向、年齢に関する差別表現
    • グループや個人に対する、偏見、人種差別、中傷、及び何らかの害を与えるような表現
    • 宗教、信条、国家主義を連想させるような表現

ロゴは「openSUSE Project Trademark Guidelines」に従うものとします。

【openSUSE Project Trademark Guidelines】

  https://en.opensuse.org/File:OpenSUSE_Trademark_Guidelines.pdf

「branding guidelines」がロゴ作成の指針となるでしょう。(任意)

【branding guidelines】

  https://opensuse.github.io/branding-guidelines/

 

応募方法はメール送付となります。デザインしたロゴは以下の注意事項を確認の上、応募先メールアドレス opensuseasia-summit@googlegroups.com へメールして下さい。

  • 連絡先として、名前とメールアドレスを必ず入力してください。
  • デザインに付いてのコメント(何をイメージしているか等)を添付して下さい。(txtかpdfにて)
  • ベクターファイルのフォーマットは SVG とします。(他は受け付けません。)
  • 添付のビットマップの形式は以下の通りとします イメージサイズ: 256 * 256 以上 フォーマット: png
  • 容量は 512KB を超えないようにしてください。

openSUSE.Asia Summit実行委員会は各ロゴが募集要項を満たしているかを判定します。openSUSE.Asia Summitが最終決定を行いますので、最も得票数を得たデザインで必ずしも決まるわけではありません。

ロゴの作成には Inkscape を使用する事を強くおすすめします。 Inkscape は、多機能で、オープンソースな、デザインに使用出来るベクトル画像編集ツールです。

 

2018年2月23日(金)にOSC東京 spring で発表した、「PortusでプライベートDockerレジストリを作ってみよう」の、設定編資料を作成しましたので公開します。

Portusを、nginxによるリバースプロキシ、SSL通信、で動かす時の設定内容について紹介しています。

簡単に動かす事が出来ますので、是非Portusを体験してみてください。