openSUSE mini Summit 2018 開催レポート準備編

By Syuta Hashimoto @ 2018-06-24 23:01

2018年6月23日(土)に開催されました openSUSE mini Summit 2018 の開催レポート準備編です。

会場

サイボウズ様に頼もうか、とか、JSP様に頼もうか、とか、色々ありました。参加予定20〜30で、適当な場所は・・・

yahoo lodge 様

イベント利用可能ですが、審査があるとの事でした。まぁ応募だけしてみようか、と思った所、突然の「突然ですが今週一週間は受付を休止します」案内。結局はその間に会場決まったので、応募せず、でした。yahoo lodgeさん辺りだと、この規模のイベントで使う難易度ってどんな感じなんでしょうか?

tech play 様

300人規模の会場で、企業様は有料ですが、個人やコミュニティ活動では無料で使わせて頂けるとの事です。会場規模に対して参加人数が折り合わないなぁ、と思いつつ、一部を貸して頂ければ、と、応募しました。すると、すぐに「打ち合わせしましょう」とご連絡を頂けました。結局会場は決まってしまったので辞退させて頂いたのですが、何かの折に利用させて頂きたいです。

で、結局・・・

株式会社SHIFT様

openSUSE Asia Summit 2017でも運営として強力にopenSUSEコミュニティをサポートしてくださった、LibreOfficeの小笠原さんの案内で、株式会社SHIFT様のカフェスペースをお借りすることが出来ました!写真からでもいい雰囲気だとわかる場所だったのですが、実際は広く素敵で使いやすい、写真の3倍は素敵な空間でした。小笠原さん、株式会社SHIFT様、有難う御座いました。アクセスしやすい立地なのも、高評価ですよね。

スピーカー

株式会社サードウェア 黒木さん 櫻井さん

株式会社サードウェアの久保さんには、去年のopenSUSE Asia Summit2 2017でスポンサーをしてくださり、openSUSEコミュニティとしても感謝しております。その久保さんを忍び、今回は株式会社サードウェアの黒木さん、櫻井さんにご講演願いました。

ちょっと私の頼み方が肩苦しく、もっとフランクリーな感じで、と色々ご指摘頂いたりしましたが、なんとかDRBDの講演をして頂ける事となりました。

途中、DRBD管理ソフトのopenSUSEの対応状況の悪さなどが話題にあがり、@ftake さんがバグレポートを書いてくれたり、と、準備そのものがopenSUSEコミュニティへの貢献へ発展していく様子を見ることが出来ました。

井川さん

井川さんには @ftake さんからラブコールを送って頂きました。

OpesStackアップストリーム開発者に講演して頂けるって、凄いことですよね。コミュニティ活動に積極的な方なので、これからも良い関係を持っていただければ、と思います。

鎌田さん

スピーカーでは無いのですが・・・

openSUSEの翻訳の99%をしてくださっている、鎌田さん。MLで名前は登場するも、イベントでお会いしたことは無かったのですが、今回参加してくださいました!openSUSE活動には興味を持ってくださっているとの事ですので、これからもよろしくお願いします。(私も翻訳したいのでよろしくお願いします)

懇親会

発注は @ftake さんに御願いしてしまいました。@ftake さんの調査で、食事は レガラート さんにケータリングを依頼し、カクヤス さんに飲み物を依頼しました。レガラートさんは注文が別ページにリダイレクトされていたらしく、しかもそちらの方が注文が多かった様子・・・でも、一通り揃えられたのでよかったです。注文はコースでは無く、単品をチョイスしての構成。少しユーザー会費から出してますが、一人1000円で開催できて良かったです。(少し足りなかったかな?)

それでは、イベント編へ続きます。

openSUSE.Asia Summit 2018 ロゴ募集

By Syuta Hashimoto @ 2018-06-02 21:10

※英語原文はこちら

openSUSE.Asia Summit 2018(開催地:台北・台湾) のロゴコンテストを開始致します。ロゴはサミットの成功に必要不可欠です。ご存知の通り、openSUSE.Asia Summit では開催地のコミュニティの特色を反映したユニークなロゴを使用してきました。今年も素晴らしいロゴを用意する為、例年と同様にロゴコンテストを行います。

ロゴコンテストはこの通知発表後から開始し、2018年6月30日を締め切りとします。最優秀ロゴ応募者にはopensuse.Asia Summit 実行委員会より「Geeko Mystery Box(なにが入っているかはお楽しみ)」を贈呈致します。

 

ロゴコンテスト締め切り: 6月30日(土) UTC 13:00(日本時間22:00)

応募ロゴ審査期間: 7月1日(日)〜 2日(月)

ロゴ投票期間: 7月3日(火)〜 10日(火)

結果発表: 7月11日(水)

ロゴコンテスト募集要項:

  • ロゴは CC-BY-SA 4.0 ライセンスに準拠する事とします。また、openSUSE.Asia Summit 2018においてあなたの作品をロゴとして使用する場合、帰属【attribution(BY)-著作権者の表示】なく使用出来る事とします。帰属(著作権者の表示)はサミットのウェブサイトで行います。
  • ロゴはオリジナルである事とし、第三者の制作物を含む等、上記の著作権者の表示の特別条項付きCC-BY-SA 4.0 に抵触してはいけません。
  • 応募はモノクロとカラーの両方を必須とします。
  • フォーマットは SVG とします。
  • アジアの openSUSE コミュニティの特色を反映したものとしてください。
  • ロゴは以下の項目を避けるよう、厳重な注意を払って下さい。
    • 何れかのブランド名や商標、及びそれらを連想させるもの
    • 不適切な表現、攻撃的な表現、ヘイト表現、苦痛を与える表現、中傷的な表現、他人の名誉を毀損するような表現
    • 性別を限定した表現、および性別に対して挑発的な表現
    • 暴力や武器を連想させるような表現
    • アルコール、煙草、ドラッグの使用を連想させるような表現
    • 人種、ジェンダー、信仰、国籍、身体障害、性的指向、年齢に関する差別表現
    • グループや個人に対する、偏見、人種差別、中傷、及び何らかの害を与えるような表現
    • 宗教、信条、国家主義を連想させるような表現

ロゴは「openSUSE Project Trademark Guidelines」に従うものとします。

【openSUSE Project Trademark Guidelines】

  https://en.opensuse.org/File:OpenSUSE_Trademark_Guidelines.pdf

「branding guidelines」がロゴ作成の指針となるでしょう。(任意)

【branding guidelines】

  https://opensuse.github.io/branding-guidelines/

 

応募方法はメール送付となります。デザインしたロゴは以下の注意事項を確認の上、応募先メールアドレス opensuseasia-summit@googlegroups.com へメールして下さい。

  • 連絡先として、名前とメールアドレスを必ず入力してください。
  • デザインに付いてのコメント(何をイメージしているか等)を添付して下さい。(txtかpdfにて)
  • ベクターファイルのフォーマットは SVG とします。(他は受け付けません。)
  • 添付のビットマップの形式は以下の通りとします イメージサイズ: 256 * 256 以上 フォーマット: png
  • 容量は 512KB を超えないようにしてください。

openSUSE.Asia Summit実行委員会は各ロゴが募集要項を満たしているかを判定します。openSUSE.Asia Summitが最終決定を行いますので、最も得票数を得たデザインで必ずしも決まるわけではありません。

ロゴの作成には Inkscape を使用する事を強くおすすめします。 Inkscape は、多機能で、オープンソースな、デザインに使用出来るベクトル画像編集ツールです。

 

OSC Nagoya 2018 参加報告

By kimitoboku @ 2018-05-22 21:26

5月19日(土)に開催されたOSC名古屋2018に出展しました.

OSC名古屋では,openSUSEが得意とする仮想化環境の構築についてのセミナーを行いました.

また,openSUSEによって構築されたKVM環境にて,GPUとUSBパススールを行い,仮想マシンのWindows10上でVRゲームを行うというデモの展示も行いました.

その他

Geeko作ってみました

By ribbon @ 2018-05-13 08:38

GeekoをLEGOで作ってみました。

もう少し薄い色の方がいいのですが(ライム)、パーツがないので、普通の緑で作ってみました。

lego-geeko

LEGOのGeeko

openSUSE では、Dコンパイラが用意されていて、リポジトリを追加すれば使えるようになります。
リポジトリの情報は
https://software.opensuse.org/download.html?project=devel%3Alanguages%3AD&package=dmdにあります。
ただ、openSUSE 42.3 ではこのままでは動きません。Dコンパイラでコンパイル後、リンクに失敗します。対処法は
https://github.com/skilion/onedrive/issues/252に書いてあるように、phobos-devel-static を追加します。

2018年2月23日(金)にOSC東京 spring で発表した、「PortusでプライベートDockerレジストリを作ってみよう」の、設定編資料を作成しましたので公開します。

Portusを、nginxによるリバースプロキシ、SSL通信、で動かす時の設定内容について紹介しています。

簡単に動かす事が出来ますので、是非Portusを体験してみてください。

この記事は openSUSE News の翻訳です。英語が得意な方はぜひ原文をご覧ください。(超特急の和訳のため、お見苦しいところがあるかと思います。)
Ana María Martínez Gómez, CC-BY 4.0
昨年の秋の openSUSE.Asia Summit Tokyo で GSoC について講演をした Ana より、ぜひ日本の学生の皆さんに、GSoC に参加して貰いたいと連絡がありました。

openSUSE の GSoC プロジェクトへの参加に関連して、日本語でのサポート等が必用でしたら、日本のコミュニティメンバーまでお気軽にお問い合わせ下さい。


openSUSE は今年もまた Google Summer of Code (GSoC) に参加します。GSoC は夏の3ヶ月間の間、実際のオープンソースプロジェクトに貢献した学生に奨学金を給付するプログラムです。この記事では、かつての GSoC 学生であり、メンターでもある私の経験を紹介します。また、プログラムの詳細について説明し、ぜひ学生の皆さんには GSoC を通して openSUSE の開発に関わって欲しいと思います。

Why open source and openSUSE?

まずはじめに、どうしてオープンソースの開発に関わるべきなのか?と思うかもしれません。皆それぞれが異なる理由がありますが、私にとっては次の3つです:

  • 楽しい: 最も重要な理由はそれは楽しいと言うことです。openSUSEには、素晴らしいカンファレンス、世界中にいるGeekoたち、Geeko クッキー、openSUSEビール、素敵なステッカーがあります。そして最も重要なこと、働いていて楽しいです!
  • 多くを学ぶことができる: 多くのプロジェクトでは、どんな1行のコードであれレビューされます。これはコードの品質がよくなるということだけではなく、もし間違ったことを書いたのであれば、誰かが教えてくれ、それを改善することができます。オープンソースでは、間違いをすることはまったく問題ありません。このように直してくれる人を持つことは、学習するのに最も良い方法です。
  • 人々: 私と同じことに興味を持ち、世界中の真に技術力の高い方々と仕事をする機会があります。

Why GSoC?

初めることはいつだって難しいものです。しかし、独りで初める必用はありません! openSUSE では、いつだって手伝ってくる人を見つけることができるでしょう。GSoC ではこれがもっと簡単です。このプログラムの最も良い特徴は、期間中を通して最低1人(多くの場合は2人)のメンターがいつでも付いていることです。さらに、実世界で使われているプロジェクトで働くことになるでしょう。あなたが作成したすべてのコードはオープンソースライセンスでリリースされ、それにより、誰でもがこのコードにアクセスし、使い、研究し、変更し、共有することができます。最後に、国ごとに異なりますが、2,400 〜 6,600 ドルの奨学金を受け取ることができます。

Projects

openSUSE では Ruby on RailsPerlRubyHTML/JavaScriptC/C++ などで書かれたプロジェクトを見つけることができます。今年の GSoC の期間中は、openSUSE の中でも中心的で最も大きいプロジェクト、Open Build ServiceopenQA そして YaSTで働くことができます。これらのプロジェクトは働くのには挑戦的なプロジェクトではありますが、恐れる必用はありません。たくさんのことを学ぶこともできます。あなたのメンターと他のopenSUSEの開発者が助けてくれることも忘れないで下さい!

もっとシンプルなプロジェクトもあります。例えば Trollolo はどんな大学生でも Ruby で始めることができるプロジェクトです。学びたいと思うことは過去の経験や知識よりもずっと大切です。

我々のメンタリングページですべてのプロジェクトとより詳しい情報を見つけることができます: http://101.opensuse.org もし openSUSE のプロジェクトがあなたの期待に合わなければ、他の組織のプロジェクトを調べてみて下さい: https://summerofcode.withgoogle.com/organizations。興味があり、できる限り学ぶことができると思えるプロジェクトを見つけることが大切です。

Let’s do it!

GSoC への申し込み期間は3月12日に始まりますが、既に参加組織とプロジェクトを見ることができ、あなたにとって最も良いものを見つけることができるようになっています。また、これから3ヶ月間一緒に働くことになるので、プロジェクトの人々に連絡を取ることも重要です。さらに、申請したいプロジェクトに少なくとも1回の貢献をしてみることをおすすめします。これによって、そのプロジェクトがあなたに合ったプロジェクトか分かり、よい参加プロポーザルを書くのに役立ちます。たくさんのプルリクエストを送る必用はありません。量よりも質が重要です!

 

もし、よくわからないことがあれば、迷わずに私達に連絡して下さい。Twitter で @opensusementors 宛につぶやいても構いませんし、メーリングリスト (opensuse-project@opensuse.org) に投稿しても、メンターに直接連絡しても構いません。連絡を頂けることをお待ちしています。ですので、恥ずかしがらないで下さい!

私の名前は Ana María Martínez です。GSoC の学生として、openSUSE での活動を始めました。それ以来、openSUSE の中と外でいくつかのオープンソースプロジェクトに継続的に貢献しています。現在ではSUSEのOpen Build Service のフロントエンドチームで働いており、GSoC  での openSUSE 関連のプロジェクトのメンターをしています。GitHub (@Ana06) で見つけるか、メール (anamma06@gmail.com)、Twitter (@anamma_06), IRC (@Ana06)、またはこのブログポスト(訳注: 原文の投稿です)にコメントを残すことで連絡を下さい。