DistroWatch の”ページヒットランキング”で、デフォルト表示の “Last 6 months” だと首位は Ubuntu なのですが、集計期間を “Last 7 days” として表示すると、(6/6)現在、 openSUSE が首位に立っています。

distrowatch_hpd_ranking_7days_20080606

ZDNet のブログ(英語)でも「もし Ubuntu をフォルクスワーゲンだとするなら、openSUSE はメルセデス・ベンツだ」と評価されているようで、11.0 のリリースに向けて皆さんの注目が集まってきているようです。

siga と supportconfig

By HeliosReds @ 2008-06-06 16:36

SUSE には、他のディストリビューションにはないオリジナルの便利なコマンド(代表格といえば、SuSEconfig でしょうか…)が同梱されてたりしますよね。

そんなオリジナルコマンドの一つに siga(System Information GAthering) というコマンドがあることはご存知でしょう(…えっ!? 知らない!? でしたらこの機会に覚えてしまいましょう)。root 権限でこのコマンドを実行すると、その名の通りシステム情報を収集して /tmp/siga 以下に siga.txt、siga.html というファイルにして書き出してくれるので、リモートの相手をサポートしてあげなければならない場合等、いちいち相手の環境を問い質すより、このコマンドの実行結果を送ってもらった方が正確で話が早かったりするわけです。

で、実は最近Cool Solutionsを見ていて見つけたのですが、siga と同じような用途で使える supportconfig というツールがあるとのこと。SLE についての情報として紹介されているんですが、実は openSUSE でも使えるツールなので、早速試してみました。

上記リンク先でインストール手順に書かれている

1. Uninstall the supportconfig and chkbin RPM packages

…については、openSUSE であればデフォルトで入っているようなパッケージではないので省略可能です。また、同リンクからダウンロードできる ntsutils パッケージは既にちょっと古くなってしまっているので、ここは BuildService にある最新パッケージを 1-Click Install で入れてしまいましょう。

インストールしてしまえば、後は root 権限で supportconfig コマンドを実行するだけ。これで、/var/log 以下に nts_HOSTNAME_YYMMDD_hhmm.tbz という名前の圧縮されたファイルが出来上がります。そのファイルを展開すると、basic-environment.txt、basic-health-check.txt、boot.txt、chkconfig.txt…といった形で、小分けにされたテキストファイルが見つかります(このへんが、単一のファイルとして出力される siga と違うところでしょうか…)。

siga も supportconfig も、本来の用途は Novell のサポートを受けるための基本情報収集にあるわけですが、それは抜きにしても、一度実行してみてどんな結果が出力されるか一通り見ておくと、とても勉強になります。是非お試しください。

もう一つの”OpenOffice.org”

By HeliosReds @ 2008-06-06 13:57

openSUSE(デスクトップ環境として KDE や GNOME を選択した場合) や SLED をインストールすると、デフォルトでインストールされる OpenOffice.org(以下、OOo) 。当たり前のように使ってしまっているので見落としがちですが、実はこれ、Sun の本家サイトや OOo 日本ユーザ会から入手できるものとはちょっと内容が異なっていて、細かい部分で独自のチューンナップが施された、いわば”Enhanced by Novell”なバージョンであるということ、ご存知だったでしょうか?

で、この独自の OOo 、他のディストリビューションでも使える RPM も公開されているんですが、実は Linux バージョンだけでなく、Windows バージョンも公開されています。
“Your Office Suite” — go-oo.org


Novell の FTP サイトの projects 以下からも入手できますので、Windows 環境でも SUSE で使い慣れた OOo を使いたい!という方は是非お試しください。

リアルタイム

By tokamoto @ 2008-06-06 00:27

SUSE Linux Enterpriseファミリには、SUSE Linux Enterprise Real Time 10(以下SLERT)という製品があります。今回のSP2リリースでは少し遅れて、17日FCS予定です。仮想化に比べるとあまり目立っていませんが、技術的にはとっても面白いものなのではないかなと思っています。

使い方はいろいろあるでしょうが、Novellではよく、SQLトランザクションを一例にご紹介しています。

要件の厳しいDBの場合、全トランザクションがもれなくxx以内に応答を返すことなんていうこともありますが、Linux上でこれを実現しようとされた方は、その大変さに苦労されたのではないでしょうか。それがSLERTを使うと、特異点をなくして平準化できると。

これを実現するためにはカーネルの手当てが必要なわけですが、これだけでは出来上がったものをホスティングするぐらいしかできないわけで、そこに至るためのチューニングツールが充実しているのがSLERTというディストリビューション(製品)なわけです。まぁ、実際に本気でやると、「BIOSを直させました」という先人の言葉があるくらいで、ソフトウェア部分だけでなく、ハードウェアまで突き抜ける技術力が必要なときもあるようですが。

 

2008/6/18のBest of BrainShareでは、このSLERTもご紹介します。

リアルタイムカーネルについては、developerWorks Japanの記事に譲ります。

日本ではハンズオンセミナーなど行っていませんが、パートナーさんであれば今年はシンガポールで費用無料のトレーニングがあります。(渡航、滞在費は必要)

今からでもパートナー登録間に合いますので、よければ是非。

私も昨年、出張先で小便小僧を観たので、今年もせっかくですから世界三大がっかりの2つ目を観たいのですが、OSC/Kyotoと重なるため…。

SLE10SP2

By tokamoto @ 2008-06-05 23:09

SUSE Linux Enterpriseの最新版、SLE10SP2がリリースされていますので、よろしければお試しください。

何が変わったの? (英語)

あと、WindowsやRHELを、XenのFullvirtualizationで動かすには、Paravirtualドライバを入れるのがオススメ。

ところで、SUSE Linux EnterpriseにはSDKがあるのをご存知でしょうか?

今日、お客様のところで「SLES10でSubversionを使いたくていろいろやったんだけど、結局SDKっていうものがあることに後から気づいた」とのことでしたので、ノベルの告知不足ですね。

内容物一覧

これまでSLE10にパッケージがないときは、10.1のリポジトリをインストールソースに追加して持ってきていたのですが、先日消えてしまいましたのでメディアかリポジトリをコピーしていないとこれはダメですね。

今なら、openSUSE Build Serviceで探すのがよいかな。

 

個人的には今回のリリース、以下のところが気に入っています。

  1. Xen
    • Windows Server 2008が結構速く動く
    • FullvirtualizationでWindowsなどがLive Migrationできる
    • blktapが裏技を使わなくても使える
  2. heartbeat 2.1.3でorder制約をつけたcloneリソースがちゃんと使えて片系障害時にもマトモに動作する
  3. OpenOffice.org 2.4 Novell Editionで、最近のMicrosoftからのダウンロード物が.*xなので、これに苦労しない

自己紹介@紗那編

By 杜若 桔梗 @ 2008-06-05 22:28

皆様方、はじめまして。紗那です。
自己紹介とっても何をどう話せばいいのやら。

えーと、SUSEとの関わりから話すことにしましょうか。
私とSUSEの関わりは私が、高校生の時にさかのぼります。
修学旅行が 語学研修という名義で海外のホームステイだったため、割合自由だったんです。
で、私が本屋で初めて買ったLinuxディストリビュージョンがS.u.S.E. Linuxだったっというわけです。
当時のカーネルは・・まだ2.2系列ではありませんでした。手元のパッケージをみるとKernel2.0.32とあります。
マニュアルの表記を見るとKDEBeta1とか書いてありますし、発行年が1997とあります。今年は2008年ですから、
もう、十年以上前の製品になるわけです。当時の私は、あまりよくわかっておらず、何回かWindows95の環境を壊した記憶があります。それも今となっては懐かしいものです。

さて、月日がたつのは早いもので、いつしかSuSEも日本に上陸してきました。私は残念ながら7と8はさわったことがありません。
理由は単純で、家族のPCを犠牲にすることができなかったからです。今は自分専用機がありますから平気ですけれども。
本格的にさわりだしたのは9からだったと記憶しています。ただし、忙しくて深くはいじれませんでした。本格的に、活動をするようになったのは去年の春のOSCからでしょうか。MLでスタッフ募集というのがあり、のめり込みました。去年のLinuxWorldExpoではプレゼンを行ったのでご存じの方もいるかと思います。そして、OSC秋。OSC秋ではしゃべりまくりました。同じスタッフからではものを売りつけるんじゃないかとまでいわれてました。何がそこまで私を駆り立てるのか・・・、それは、使いやすいツール群にあります。初心者でも簡単に、セキュリティを重視したサーバーを作ることができるOSです。その良さをもっといろんな人に知ってほしい、OSはWindowsだけじゃないんだということを知ってほしい、そんな願いがあるからです。 

長くなりましたが、紗那とはこんなやつです。末永く見守ってやってくださいませ。

情報システム/ITインフラでの数々の課題には俊敏かつ柔軟なシステムで対応
  • 日時: 2008年6月18日(水) 13:00~17:20 (受付開始 12:30~)
  • 会場: 東京ステーションコンファレンス 5F [会場地図]
  • 受講予定者数: 240名
  • 受講料: 無料(事前登録制)

詳細はこちら » Best of BrainShare 2008 Tokyo

皆様のご来場をお待ちしております。

23 / 24« 先頭...10...2021222324