openSUSE.Asia Summit は、コントリビューターやファンがアジア全域から参加者が集まる、アジア地域の年次openSUSEカンファレンスです。このイベントでは、openSUSEディストリビューションとそのコミュニティ、個人や企業で使用するアプリケーション、そしてオープンソースの文化について、主に焦点を当てています。

2014年から、openSUSE.Asia Summitはオフラインで開催され、コミュニティの人たちが実際に会う非常に良い機会でした。しかしながら、COVID-19の影響により、2020年のサミットはキャンセルせざるを得ませんでした。そして2021年、サミットはインドチームによりオンラインで開催されました。

openSUSE.Asia Summit 2022はどうなる?

openSUSE.Asia Summit 2022はハイブリッドイベントとなります。

中心となるオンラインサミットと共に、各国/地域でのオフラインイベントをそれぞれ開催します。

アジア全体パート(オンライン + サテライトのオフライン)

  • 各アジア地域から参加しやすいよう、4:00 – 6:00 UTC(13:00 – 15:00 JST)を目安に開催します。
  • 基調講演、招待講演などを予定しています。

ローカルパート(オンライン/オフライン – 開催場所に依る)

  • 各国、各地は、COVID-19の影響や制限を熟慮した上で、オフラインイベントを開催することができます。
  • 開催内容はそれぞれの開催場所によって異なります。それぞれの開催場所で、トークセッション、ワークショップ、ミートアップなどが企画されます。

ボランティアにお願いしたいこと

このイベントを実現する為、ボランティアを募集しています。今年はボランティアはどの地域からでも参加できます。

ボランティアにお願いしたいことは以下の通りです。

  • アジア地域パートの準備の為のレギュラーオンラインミーティングに参加してください(今は金曜日の 13:00 UTC <22:00 JST>にSlackで行っています。)
  • ローカルパートのイベントを企画し、アジア地域パートとスケジュール調整を行ってください
  • オンラインカンファレンスを手伝い、ボランティア同士のミーティングのスケジュールを調整してください
  • オフラインイベントを開催してください(openSUSE.Asia Summitの実行委員に相談し、必要なサポートを受けることができます)

ボランティアに興味がありましたら、5月30日までに簡単な自己紹介と共にメールを opensuseasia-summit@googlegroups.com までお送りください。

原文はこちら

※訳者コメント※

今年のopenSUSE.Asia Summitは、メインのオンラインイベントと、各地域のローカルイベントのハイブリッド開催となりました。ボランティアスタッフには、オンラインイベント、ローカルイベントの両方(もしくは片方)のお手伝いをして頂ければと思っています。興味を持たれましたら、上記の実行委員連絡先や、ユーザ会の方へご連絡ください。疑問・質問なども遠慮なくお問い合わせください。

ODC 2020 online 参加しました

By Syuta Hashimoto @ 2020-12-21 01:00

12/19(土)に開催された、ODC 2020 onlineに参加してきました。

Cross Distro Developers Camp

今回は、ディストリビューション横断で日本語入力の課題などを解決しようと結成されたチーム、Cross Distro Developers Campで参加してきました。


Linuxディストリビューション大集合 〜あなたのLinuxディストリビューションを見つけてみよう〜

ディストリビューションとはなんぞや?から、openSUSE、Debian、Solusの各ディストリビューションの紹介を行いました。

openSUSEは武山さんが紹介してくださいました。

Debianさんなど、あらためて説明を聞くと、特色や方向性が理解できて面白かったです。開発体制なんかも普段は目にすることがないので、興味深かったです。

Solusさんからは、日本語入力関連のパッケージの開発にまつわる、難題のお話も・・・・

休憩時間・雑談タイム

次のコマがミーティングだったので、間で雑談を。

参加者からは話題の?Centos8の事や、ターミナルでの日本語表示に関する問題などが出てました。

データの形式と、それを表示するソリューション(ターミナル)は独立しているべきですけど、ソリューション側で対応すると、それぞれのソリューションで日本語対応しなければならないことに・・

Linuxディストリビューション開発談話

openSUSEから武山さん、Debianから杉本さんがメインパネラーとして、あとはSolusのPG_MANAさん、ひよこLinux(?)の羽鳥さん、opencoconの島田さんにオブザーバーとして参加して頂いて、ディストリビューション開発について談話しました。

結構、ディストリビューション開発って(ソフトウェアもですが)敷居高いイメージありましたが、もちろん世界でどなたかが実際に開発しているわけで、方法もノウハウもあるわけですよね。

日本のコミュニティがそういった情報を持っているし、世界とのコネクションもあるので、まぁアクセスしてよ、とおっしゃってました。

私も来年はパッケージ開発何かしたいなぁ。

ブース

終日、JitsiをOSPNからお借りしてブース展示をしていました。私は主にこのブースの管理をしていました。

関係者の方?が多く入ってくださって、openSUSEユーザ会のRibbonさんとは、最近MLで話題になってた日本語manの話とかを聞けました。あとはみなさんと近況を連絡しあったり、と、普段はオフラインで開催している時にやってた情報交換ができた感じでよかったです。

新しい方はちょっと入りにくかったですかね・・私も無理に声掛けとかしなかったのですが、もうちょっと配慮してもよかったかもしれません。反省。そのあたり、東海道LUGの島田さんが上手にアプローチしてくださっていて、さすがだなぁと思いました。(島田さんには、セミナーのディストロとは?の所をお話して頂きまして、それもあってブースに来てくださってました。)

感想

セミナー・ミーティングは、Zoom 30人強、YouTube 40人弱で70人前後の方が見てくださってました。ありがとうございます。

openSUSEに興味持たれたら、ぜひアクセスしてください!

Cross Distro Developers Campとしては、次回活動は2021年1/31日(日)にもくもく会(オンライン)を予定しています。

Open Developers Conference に参加します

By ftake @ 2020-12-06 15:05

この記事は openSUSE Advent Calendar の6日目です。今日時点でまだ半分残っているので、みなさん参加してくださいね!

12月19日(土)に OSC でおなじみの OSPN 主催で開発者向けイベント Open Developers Conference 2020 Online が開催されます。今回は openSUSE としてではなく Cross Distro Developers Camp として出展します。
https://event.ospn.jp/ODC2020-Online/

14時からのセミナーでは「Linuxディストリビューション大集合 〜あなたのLinuxディストリビューションを見つけてみよう〜」と題し、「ディストリビューション」についての説明の後、各ディストリビューションの関係者からそれぞれのディストリビューションの特徴について紹介する予定です。openSUSE については私が担当し、Debian、Solus についての発表も聞けます。

セミナーの後、15時15分からの枠では、パネルディスカッション形式でディストリビューションの開発について話す予定です。パネリストの体験談と会場からの質問をもとに、ディストリビューションの開発に参加してみようかなと思ってもらえるような情報を提供できればと思っています。

OSC 2020 online/kyoto

By ribbon @ 2020-08-30 15:58

今年のOSCは感染症の影響ですべてオンラインになりました。京都開催のOSCもZoom+Youtube配信。openSUSEのセッションは、2020/08/28 に
「あつまれ!openSUSEユーザーの森」というタイトルで、LTに近い感じで数人がどのようにopenSUSEを使っているかを紹介するという内容でした。
おもしろかったのは、タスクバーをどこに置くか、と言う事が人それぞれだったということです。システムで決まっている位置はあるのですが、使い勝手とかを考慮して、上だったり右だったり左だったり。

自分はリモート接続で繋いだとき、実画面よりも仮想画面の縦方向が長いと、タスクバーが下にあると操作ができなくなってしまうため、常時上にしています。いわゆるMac風ですね。ただ、Windowsだと、メッセージの一部(通知)が右端にしか表示されないため、右に寄せている、という話も出ました。それはそれでしょうが無いと納得でした。

Cross Distro Developers Camp 2019 秋 行ってきました

By Syuta Hashimoto @ 2019-12-17 06:38

この記事はopenSUSE Advent Calendar 2019の17日目です。

前回にCross Distro Developers Campの春の合宿のレポートを書きましたが、今回は秋の合宿です。11/16(土)、17(日)に行われた開発合宿をレポートします。

Cross Distro Developers Campとは

日本語入力など、ディストロに関係せず解決するべき課題を共有・解決していくための有志の集まりです。前回にも紹介文を書いていますので、そちらもぜひお読み下さい。今回の参加は、Debian、Ubuntu、openSUSEのメンバーの方達でした。あと、LibreOfficeからも参加して頂きました。

秋の合宿

9月に日程は決まっていたのですが、趣味でやっているキックボクシングの試合などで私がちょっと疲れてしまっていて、肝心の場所探しなどは10月になってから慌ててやりました。(みなさん申し訳なかったです)

千葉や熱海の方に開発合宿プラン有りの評判の宿がいくつかあったのですが、日程がタイトだったためどこも予約でいっぱい。都内のホテルフクラシア晴海なども検討したのですが、結局、真鶴のペンションshiosaiさんにお世話になることにしました。開発合宿用の設備(ホワイトボード、wifi、プロジェクター)などを貸してくれることと、食事が美味しいということ、お値段も良心的な所などで決めました。チェックイン・チェックアウトの時間を調整して頂けたこともポイント高かったです。

ペンションshiosai

私はLibreOfficeのnaruogaさんの車に家の近くから乗せて頂いたのですが、最寄りの駅(真鶴)からペンションshiosaiまではちょっと距離があった様子です。丘の中で起伏もある感じでした。そのかわり、海を見下ろせる景色はすごく良かったです。

部屋は6人ぐらいの大きめの和室と、3人のベッドありの洋室をとって頂きました。 和室はそのまま開発合宿に使用して良いとのことで、ずっとここで作業を行い、食事になったらテーブルを並べて食事をして、夜になったら布団を敷いて寝る、みたいな感じでした。

露天風呂もあって、男性は午後から夕方までの利用だったのですが、温泉合宿な感じは充分でました。まぁペンションですので前回のマホロバマインズ三浦のようなリゾートホテルといったイメージではないのですが、男性の開発合宿や、家族旅行などでしたら愉しめると思います。今回の合宿の時も、ご高齢の方達が料理を愉しんだりしていらっしゃいました。

舟盛り

舟盛りが一つ12kだったのですが、電話予約で6kにしてくださるとのことでしたので、二つ頼みました。8人でしたので、1人2kいかないぐらいですね。この他にもさらにお刺身が出たり、ステーキも出たり、で、量、質、ともに満足な食事でした。さすが予約時に自信たっぷりに「うちは料理がいいですよー」とおっしゃっていただけのことはあります。

土曜日の昼11時にチェックインして、日曜日の16時まで使わせて頂いて、1人14kな予算感でした。真鶴までの交通費や日曜日の昼などもあるのでこの限りではないのですが、納得のお値段でした。

作業

私は前回同様、今回もGeekoMagazineの執筆をさせて頂きました。合宿の時期がGeekoMagazine執筆締め切り前になりがちなので、どうしても原稿作業になってしまう模様。お陰で、難航必死の執筆が、第一校があがるまで進みました。

他の方はDebianのneologdのパッケージングや、Cross Distro Developers Campのサイト作成、橋本雅彦さん作のかな漢字変換エンジンの試用など、色々と作業されてました。

夜に共通話題についての意見交換も行いました。前から議題になっているインプットメソッドの問題や、フォントに関する現状などがトピックになりました。

今回サイトが作成されましたので、ここで出たトピックの取りまとめなど、情報発信も積極的に行っていきたいと思います。(なかなかコンテンツを作成できず、すみません・・・)

また、OSC 2020 Tokyo/Springで、ディストロ横断でセッションを持ったら面白いんじゃないか、という話になり、現在、実現に向けて準備していますので、来年2/21(金)、22(土)のOSC 2020 Tokyo/Springを楽しみにしていて下さい。場所は駒沢大学、アクセスも良好かと思いますので皆さんの参加をお待ちしています。内容は、各ディストロがどうやって開発してるか、開発するにはどんな方法があるか、といった話になりそうです。

次回の合宿は

次回は2020年2月を予定しています。これは蕪さんの温泉合宿にあいのりさせてもらう予定です。

また、その前に1月11日(土)に、もくもく会を開催いたします。ディストロに興味のある方、実際に開発している方、参加歓迎ですので検討してみてください。

さて、Advent Calendar、明日はribbonさんによるnmapの記事です。お楽しみに〜

この記事はopenSUSE Advent Calendar 2019の10日目です。

今更ですが、今年の6/21(金)-6/23日(日)で、Cross Distro Developers Camp 6月の開発合宿に行ってきました。

Cross Distro Developers Camp

これは、インプットメソッドやかな漢字エンジンなど、日本のディストリビューションを横断して解決すべき問題についての情報交換や共同開発を目的とした集まりです。

もともとは2月のOSC Tokyo/Springの時に、DebianさんたちとopenSUSEのftakeさんとで、日本語インプットメソッドの問題について意見交換したのがきっかけで、じゃぁ開発合宿でもして解決に臨もうか、となったのでした。(ちょうど、Debianの方が、GNOME + Waylandでインプットメソッドが使えない、という問題を解決しているところでした。)

8月のODCでは、一連の問題提議や、この会の説明などのセッションを持たせて頂き、多くの方に興味を持って頂きました。

インプットメソッドの問題はアジア圏など広い範囲でも共通する問題ですので、アクターが広がっていくと良さそうですね。

マホロバマインズ三浦

宿は、いろいろな宿泊施設を試してみたい、とおっしゃっていたDebianの吉田さんの提案で、マホロバマインズ三浦に決定、私は予約などをさせて頂きました。

ここの研修プランにしたのですが、見積り依頼時から担当がついてくださって、こちらの要望(追加料金を払うので最低10人を8人で利用したい)やタイムスケジュールの調整(3人は前泊したい)などを柔軟に聞き入れてくださり、サービス力は高いと感じました。また、当日も担当のコンシェルジェがついてくださり(結局利用させていただくことはありませんでしたが)、「研修を心地よく有意義に過ごして頂こう」というホテル側の気配りを感じることができました。

場所は三浦半島の海に近い場所、朝方はみんなで浜辺に散歩にいったり、食事も肉に魚と美味しいものばかりでした。(メニューはみんなで事前に選びました。朝食のバイキングも、内容がよくて満足でした。)

お値段は、土-日組が17k弱、金-日組で23k程度だったと思います(すみません、記憶なので確かではないかもです)。温泉の他に、水着を持参するか借りるかすれば温水プールも利用できて、オンオフ両方充実できる場所でした。研修室は15名ほどで利用できる会議室に机をコの字に並べての贅沢利用。給茶機、WiFi、ホワイトボードも利用可能でした。(プロジェクターだけは借りると1日10kほどだったため、メンバーの方が持参してくださいました)

売店も地ビールなどがおいてあって、おみやげにも困らず、開発合宿をオールインワンでしたい場合の良い候補地だと思いました。

売店にあったクラフトチューハイ

私の課題

私はこの合宿ではGeeko Magazine 夏号の原稿を書いていました。もくもく会的なところがあって、皆さんそれぞれの作業をしていました。その他、時間をとってみんなでインプットメソッドの話や、ユーザー会の運営的なところのお話などを共有しました。

私は作業はあまり外に出ないタイプなのですが、こうやって意見交換できる場所は色々と新しいことがあって、非常に良い刺激になりますし、何より楽しいですね。見識が深まりますし、モチベーションも上がりました。

次回

年に二回ぐらい?というお話がでたとおり、この次は秋に合宿をしてきました。その様子は来週にレポートさせて頂きたいと思います。

また、この時にあまりスムーズでない進行にかかわらず付き合ってくださったみなさん、ありがとうございました。こういう段取りや準備も、徐々に慣れていこうと思います。

OSC Tokyo/Fall 行ってきました

By Syuta Hashimoto @ 2019-12-08 18:47

この記事はopenSUSE Advent Calendar 2019の8日目です。

ftakeさんなどユーザー会の人たちと一緒に、11/23、24に明星大学で開催されたOSC Tokyo/Fall 2019に参加してきました。ftakeさんのレポートはこちらです。

セミナーは川上さんの「最近よく聞く!? ― eBPF (extended Berkeley Packet Filter) を用いた PostgreSQL の性能測定」でした。そこそこ聴衆も集まったようです。eBPF、私も使ってみたい・・・

ということで、私は他に自分のセミナーもなかったので、ブース対応と、セミナーを少し聞いてきました。

ブース

いやぁ、やっぱり特大ぎーこくん、人気者ですね。今回はお子様も多く、特大ぎーこくんは大人気でした。(一部、大人の方にも人気でした)

ブースに来てくださった方に、openSUSE知ってます?と尋ねると、知ってますよー、と返してくださる方が増えた印象です。今回は新ネタもとくになかったこともあり、YaSTやKubicのお話を中心にさせて頂きました。

また、Netpbmの漆畑さんが同じ部屋にブースを出していらっしゃって、行列などの数学の本をお勧めして頂きました。私は体系的に数学を学んでいないにもかかわらず、機械学習やりたいなーとか思っているので、ものすごく助かりました。

セミナー

主に以下のセミナーを聴かせて頂きました。

ストレージもSoftware Definedな時代です。OpenSDS,始めてみませんか。

伊藤さんによる、OpenSDSのセミナーです。OpenSDSは興味を持っていて、私は5月のopenSUSE Conference 2019では、OpenSDSの概要とKubicから使う方法についてセミナー持たせて頂きました。

OpenSDSは名前が「SODA」に変わり、そのローンチイベントを12/17日に日本で行うそうです。参加したいのですが、その日はあいにく・・・

ちなみに、OpenSDSは、Software Defined Storageのソリューションで、簡単に言いますと、ストレージのプロビジョニング、レプリケーション、バックアップなどを行うコントローラーです。それも抽象化されたコントローラーで、実際の動作は各ドライバに委譲しています。各ドライバのための統一インターフェース、といったところでしょうか。Kubic(Kubernetes)からも使えるので、Kubic(Kubernetes)のストレージ利用を柔軟にしてくれます。

コンテナーにてBittorrentメカニズムを使ったデプロイサーバの実行

Clonezillaさんのセッションです。Clonezillaはディスクを複製するソリューションですね。

アプリケーションをコンテナ実行し、Bittorrentを使って配信することで、利用を簡単・効率的にしたとのことです。コンテナにはDockerではなくSingularityを使っているそうで、理由としてSingularityの、権限制御を簡素化したりしてコンテナのアプリを動かすという所にフォーカスした設計をあげていました。また、デプロイにはBittorrentが効率的に配信できてよい、とのことです。

ITエンジニアが誤解している2020年度からの「小学校プログラミング教育」

さくらインターネットさんの前佛さんのセッションです。さくらインターネットさんは地域貢献の一環として、学校でのプログラミング授業の補佐を行っているそうで、現場視点での現状をお話してくださいました。「主役は子供」というフレーズを語る前佛さん、かっこよかったです。

まだIT業界視点、また、学校視点でも、「プログラミング教育」というものに対する誤解や不理解が多いらしく、そのあたりを整理して解説していました。プログラムをかけるようにする、という視点ではなく、プログラムが書けるような思考力を養う、また、問題を解くときにプログラムを利用するような発想ができるようなる、という視点での教育だということを強調していました。

懇親会

初日夜に開かれた懇親会に参加しました。ここでは、おーぷん万葉の(東海道LUGの?日本openSUSEユーザ会の?)橋本雅彦さんやUbuntuの柴田さんと、ibusと橋本さん作のかな漢字変換エンジンをつなぐ部分の仕様詰めなどをさせて頂いたり、さくらインターネットさんの前佛さんとコンテナのことやプログラミング教育のことについて、色々とお話させて頂いたりしました。まさに懇親会、私なりにネットワーキングさせて頂きました。

次回は

OSC Tokyo/Spring 2020は、都内駒沢大学にて、2/21(金)、2/22(土)で開催予定です。日本openSUSEユーザ会も、もちろん出展・セミナー予定ですので、是非そこでお会いしましょう!

さて、Advent Calendarの明日は、ftakeさんによる「openSUSE で M5STACK の開発環境を整える」です。IoTよりのお話ですね。乞うご期待です。